いよいよ12月17日、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が公開。累計100万部の人気小説を福士蒼汰、小松菜奈というキャストで、映画『アオハライド』『ホットロード』などの青春映画を手掛けた三木孝浩監督がメガホンをとった話題作です。しかも、「彼女のヒミツ」という切ない謎要素もあるし、とにかくキュンキュンするし、全部盛り! 中でも、レトロな町並みを舞台にした2人のデートは、今の若者っぽくないところが逆に新鮮なデートコースなんです!

“大きな秘密”を抱える彼女

京都の美大に通う20歳の学生・高寿は、大学まで向かう電車の中で出会った女性・愛美に一目惚れしてしまう。勇気を振り絞って「また会える?」と次の約束を取り付けようとした隆寿だが、なぜか彼女は涙してしまった――。彼女の涙のワケを知る由もない高寿だったが、愛美にますます惹かれていき、告白、交際をスタート。初めて手をつなぎ、初めて名前で呼び合う、そんな初めてのことがあるたびに涙する愛美を不思議に思いながらも、愛情を深めていく高寿。そんな2人の関係は、誰もがうらやむほど順調で、うまくいくものだと思っていた。しかし、初めてキスをした日、高寿は愛美から“大きな秘密”を明かされ、それキッカケに2人の運命はすれ違い始める――。

“大きな秘密”を抱えながらも、高寿と交際するヒロイン・愛美を演じたのは、映画『近キョリ恋愛』『黒崎くんの言いなりになんてならない』に出演、今や実写化御用達の女優となった小松菜奈。クールでどこか秘密めいた雰囲気の中に可愛らしさの漂う小松は、個性派女優として近年人気が高まっている女優です。ヒミツを抱えながら生きる愛美という役は、ミステリアスな雰囲気漂う小松にしか演じられないと思えるほど、本当にぴったりなキャスティングです。

真似したくなるデートコース

この映画で二人は、タイトル通り様々な“デート”をします。劇中では、動物園、美術館、アーケード商店街といった、今の若者っぽくないデートスポットがたくさん登場しますが、案外それが良い味を出しているのです。動物たちを見てはしゃいだり、商店街で買った食べものを口いっぱいにほおばったりする二人の表情といったら、もうキュンキュンしちゃいます! 愛美に惚れない男子はいないでしょう。また、女子なら誰しも高寿の不器用ながら頑張る高寿に心奪われるはず。そんな二人を見れば、「こんなデートしてみたい」と思うこと必至。実際に参考にしたくなるはずです。

映画の公式サイトでは、舞台となった京都周辺の「ロケ地MAP」を公開しており、ファンがロケ地に足を運びやすい工夫がされています。特に、2人が出会う宝ヶ池駅(比叡本線)のベンチには福士と小松のサインが描かれていることもあって、公開前にもかかわらずSNSには“聖地巡礼”投稿が相次いでいます。その他、物語の鍵となる宝ヶ池、京都府立植物園のイルミネーションは今後、多くのファンが聖地巡礼すること間違いありません。この作品では、聖地巡礼がそのままデートにできるんです。

さらにもうひとつ。福士蒼汰×小松菜奈×三木孝浩という豪華な布陣に、彼女の“大きな秘密”というテーマ。これだけでもヒットの匂いがプンプンしますが、鑑賞後に2人の演技と三木監督のファンタジックな仕掛けに驚かされる映画となっています。切なすぎるヒミツを知ったあなたは、胸が締め付けられるような思いになること間違いなし!? 涙もろいあなたはハンカチ必須です!

(文/齋藤徹@HEW)