男だけの禁断の世界? 男から男にすすめたい映画

コラム

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男だけの禁断の世界? 男から男にすすめたい映画
男だけにしかわからない美学がある……?

男からすると美学を感じるけれど、女からすると「???」。そんな男にしかわからない世界もあるものです。女性からなんて言われてもいい! 同性には自信を持っておすすめできるという、「男から男にすすめたい映画」について聞きました。

■『アウトレイジ』(2010年)

北野武監督の、“全員悪人”のキャッチコピーで注目を集めた作品です。暴力団同士の抗争がストーリーの主軸となっていて、暴力的で過激な描写が満載。

「何回も観た。最初は1人で観て、そのあとまた1人で観て、ハードコア界隈の男友達とも集まって観た。登場人物みんなカッコいいんだけど、個人的には特に椎名結平がカッコよすぎる。“トレンディドラマの俳優さん”みたいなイメージがあったけど、この映画の中では超セクシーなワルって感じ。一緒に映画を観た男友達の間では、『アウトレイジ』のワンシーンや登場人物の口調を真似したりして楽しんでいる」(40歳男性)

暴力をテーマに扱うのは、北野武監督のお家芸といえるかも。俳優陣たちが放つ個性ある“ワル”な魅力がスクリーン一杯に溢れます。

■『ファイト・クラブ』(1999年/アメリカ)

主人公の“僕”は、不眠症に悩まされながら平凡なサラリーマンとして毎日を過ごしています。しかしあるときふと出会った男性と行動を共にするようになり、男たちが本気で殴りあう秘密クラブ、その名も“ファイト・クラブ”を作って……。

「ストーリー展開も面白かったけど、何よりブラッド・ピットがものすごくかっこよかった。この映画でブラピにハマって、一時期部屋に彼のポスターを貼っていたくらい(笑)。この映画の中のブラピの破天荒さって、“男なら一度は憧れたけど自分には真似できないから諦めた生き方”って感じがあって、ぜひとも男性諸君にオススメしたい映画」(34歳男性)

“ファイト・クラブ”に集まる人がどんどん多くなり、組織として拡大していく末に待っているものは何か……その先は、ぜひこの作品を観て確認してほしいと思います。

■『アメリカン・ヒストリーX』(2000年/アメリカ)

白人至上主義の兄と、その兄に憧れる弟が織り成す作品。また人種差別の問題を扱っています。兄の役は、『ファイト・クラブ』で“僕”役だったエドワード・ノートン。白人至上主義者たちのカリスマとして崇拝されていた兄が、3年間の服役から帰ってきて弟と対面するのですが……。

「エドワード・ノートンが最高にいい。この映画で彼のことを知って、今でも自分の一番好きな俳優は彼。こんなお兄さんがいたら、弟もそりゃあ惚れ込むよな……という感じ。弟も、若いなりにとんがっていて、いい味出している。それと、日本にはこういう問題ってそこまで表面化した形ではないから、『アメリカって大変なんだな』と勉強にもなった」(27歳男性)

かのエドワード・ノートンですが、『ファイト・クラブ』の“僕”とはうって変わって、スキンヘッドのマッチョな男性を好演しています。

■『ヒート』(1996年※日本公開年/アメリカ)

刑事役のアル・パチーノとギャング役のロバート・デ・ニーロ……ハリウッドの大御所俳優2人が激突するクライムアクションです。お互い対立する立場でありながら、内心どこか相手への共感を覚える2人。追う者と追われる者として、2人が対決します。

「叔父に勧められて観た映画。この映画を観て、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロを知って、2人にどっぷりはまった。男の世界と、彼らを取り巻く女の世界。男の世界は男だけにしかわからなくて、いろんなことを犠牲にしても自分の美学を貫き通す男はこれほどまでにかっこいいものかと感動すらした」(21歳男性)

ちなみにこの2俳優の存在感がそれぞれ圧倒的過ぎるので、監督は1つのシーンに2人が同時に映らないように配慮した、と言われています。

■『フェイク』(1997年/アメリカ)

主演のジョニー・デップは潜入捜査官として、あるマフィアの組織に潜入します。そこでボス(アル・パチーノ)に見出され、マフィアとしての頭角を次第に表していきます。自分をかわいがってくれるボスとの交流、しかし自分は潜入捜査官であるという真実の狭間で葛藤する主人公。潜入捜査は着実に成果をあげ続けているのですがやがて……。実話に基づいたクライムサスペンスですが、男たちのヒューマンドラマ、ともいえるでしょう。

「“男気”を描いた映画なら、この映画は間違いなく自分の3本の指に入る作品。その主人公に自分の再起の夢をかけるボスの気持ちに感情移入できるし、仕事とはいえ信頼してくれる人を欺かなくてはいけない主人公の苦しみも伝わってくる。感動して泣く、という映画ではないんだけど、『男だなあ……』としみじみして、ジワーッと深く感動が胸に広がっていくようなテイストがある。これが実話に基づいているというのだからさらに驚いてしまう」(29歳男性)

単なるバイオレンス・アクションではなく、悪党たちの心の交情や苦しみが身に沁みる作品となっています。

バイオレンス、アクション、サスペンス、ドラマ……男気が溢れる映画でも、ジャンルは色々です。まさしく男性だからこそわかるかっこよさ、あなたも映画で楽しんでみてはいかがでしょうか。

(藤井弘美+プレスラボ)

この記事で紹介している作品

アウトレイジ
ファイト・クラブ
アメリカン・ヒストリーX
ヒート
フェイク

記事制作 : dmenu映画