映画化すればヒット?炎上?2016年の“マンガ大賞”注目はコレだ!

コラム

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書店員を中心としたマンガ好きの有志たちが選考員となって、「本当に誰かに薦めたい!」と思うマンガを選ぶ“マンガ大賞”の大賞作品が3月29日(火)に発表されます。
大賞に選ばれた作品はもちろん、ノミネートされた作品は話題となり、売上が伸びるだけでなく、実写映画化されることも。
今回は、“マンガ大賞”と、マンガ大賞ノミネート作品の中で、すでに実写映画化が決定し、19日(土)より公開される『僕だけがいない街』について解説したいと思います。
マンガ大賞2016僕だけがいない街

“マンガ大賞”ってどんな賞?

“マンガ大賞”は、2008年から始まり、今年で8回目を迎えます。 “マンガ大賞”で紹介された作品は「本当に面白い!」と話題になるものばかり。
選考対象となるのは、その年の1月1日から12月31日に出版された 単行本の内、最大巻数が8巻までの作品。
一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出し、二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品をノミネート作品としてピックアップします。
選考員はその全てを読み、トップ3を選びます。各選考員の選定結果を集計し、その年のイチオシ作品が、【マンガ大賞】に決定されます。

実写化された受賞作を振り返ってみよう

2015年の興行ランキングTOP10を見ると、2011年マンガ大賞ノミネート作品の『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』が7位(興行収入32,5億円)、2013年マンガ大賞ノミネート作品の『映画 暗殺教室』が10位(興行収入27,7億円)と、2作品がランクインしています。
その他、過去実写映画化された作品としては、2008年の大賞受賞作「岳 みんなの山」、2010年の大賞受賞作「テルマエ・ロマエ」、2012年の大賞受賞作「銀の匙 Silver Spoon」や、 「君に届け」「大奥」「宇宙兄弟」「海街diary」などがあります。
こうして作品を振り返って見ると、好調な興行成績を記録している作品が多い印象を受けます。

今年の“マンガ大賞”ノミネート作品は?

今回のノミネート作品としては、 激動の明治後期、北海道を舞台に黄金を巡る生存競争を描いた「ゴールデンカムイ」(野田サトル)、小学校時代からの親友・岡崎さんとのエピソードをまとめた「岡崎に捧ぐ」(山本さほ)、冒険もの!?と思わせておいて、戦いで倒したモンスターの食べ方を紹介する今までにないグルメマンガ「ダンジョン飯」(九井諒子)が、SNSなどで特に話題となっています。
その他のノミネート作品はこちら
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん/「東京タラレバ娘」東村アキコ/「とんかつDJアゲ太郎」イーピャオ/小山ゆうじろう/「波よ聞いてくれ」沙村広明/「百万畳ラビリンス」たかみち/「BLUE GIANT」石塚真一/「町田くんの世界」安藤ゆき

マンガ大賞最有力?『僕だけがいない街』

今年のマンガ大賞最有力候補として注目されているKADOKAWA「ヤングエース」にて連載中の「僕だけがいない街」(三部けい)は、“マンガ大賞”“このマンガがすごい!”で、ダブルで3年連続ランクイン、高い評価で一気に話題となり映像化のオファーが50件以上殺到した注目作。
2016年1月からは、アニメがフジテレビのノイタミナ枠で放送され、謎が謎を呼ぶ〈僕街現象〉が盛り上がりを見せている中、ついに実写映画化され3月19日(土)より公開されます。

映画『僕だけがいない街』
自分の身に降りかかる?事件?を食い止めなければ、何度も同じ時間を繰り返してしまう【リバイバル】という現象に巻き込まれた主人公が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を【リバイバル】で突き止めるミステリー。
子どもの頃は気がつけなかった母親の自分への深い愛情と、忘れたかった「過去」の記憶が、新しい記憶となって塗り替えられていく過程で主人公が成長していく姿は、ミステリーとしてだけでなく、せつないけれど、どこか心温まる感動の物語として描かれています。
僕だけがいない街メイン
主人公の藤沼悟役は、藤原竜也。漫画家という夢を追い続けてはいるが、上手くいかず、ピザ屋で配達のアルバイトで生計を立てている。どこにでもいる普通の青年だけど、彼にだけ謎の現象【リバイバル】が起きるようになり、連続誘拐事件の真犯人を追うことになる。
悟と同じピザ屋で働く、好奇心旺盛なカメラマン志望の同僚・片桐愛梨役は有村架純。悟が起こした「リバイバル事件」をきっかけに悟との距離を縮るが、何者かに命を狙われてしまうという役どころ。
僕だけがいない街藤原竜也有村架純
『デスノート』や『カイジ』の出演経験のある藤原竜也は取材時に、実写映画化作品に出演する際の苦労を「色々な意見があると思います。マンガだと登場人物の感情が飛躍しても自然に受け入れられると思いますが、僕らが表現しようとすると行間を埋める作業を行わなければなりません。そこは大変でした。リアルさが違いますし、ファンの方もいらっしゃいますし、プレッシャーを感じながら演じていました。」と語っています。
ファンの期待が大きければ大きいほど、 キャスティングや、出演者の演技によっては、酷評され、ネットなどで炎上してしまうマンガ原作の実写映画化作品。現在のところは、『僕だけがいない街』のキャスティングについては、ファンの間では好評のようですが、2人はどのような悟と愛梨を見せてくれるのでしょうか。公開後の反応も気になりますね。

今年のマンガ大賞 2016授賞式は、3月29日(火)に行われます。
どの作品がマンガ大賞に選ばれるのでしょうか。
この先も、『テラフォーマーズ』『アイアムヒーロー』『四月は君の嘘』など、マンガ大賞ノミネート作品の実写映画化作品の公開が続きます。 これからもマンガ原作実写映画化作品に注目してみてください。

この記事で紹介している作品

僕だけがいない街
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
映画 暗殺教室
テルマエ・ロマエ
岳 ガク
テラフォーマーズ
アイアムアヒーロー
四月は君の嘘

記事制作 : CinemaGene(外部サイト)