日本アカデミー賞で記者が驚いた”ハプニング”

コラム

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日本アカデミー賞の第39回授賞式が3月4日に行なわれたが、最優秀主演男優賞を受賞した嵐の二宮和也のスピーチに現場は騒然。SMAP解散報道で毎日のように名前が出ていたジャニーズ幹部の名前を出す奇妙なスピーチがいまだに波紋を呼んでいる。

■ジャニーズが2年連続受賞したものの…

『母と暮らせば』で主演をつとめた二宮の受賞が発表された瞬間、一般来場者も多く詰めかけた会場に歓声が沸き起こった。第89回キネマ旬報ベスト・テンでも主演男優賞に引き続き、日本アカデミーでも最優秀主演男優賞の初受賞を成し遂げたからだ。

本作は、人気劇作家・井上ひさしの同名の戯曲をベースに、『男はつらいよ』で知られる山田洋次監督が映画化したファンタジー作品だ。幽霊になって吉永小百合が演じる母・伸子の前に現れる息子の浩二を演じた二宮は、受賞を有力視されていた『起終点駅 ターミナル』の佐藤浩市や『日本のいちばん長い日』の役所広司ら大御所勢を押しのけ、堂々の受賞となった。

受賞の際に二宮は壇上で、目に涙を浮かべながらV6岡田に「『次はお前だから』と言って頂きました」とハッパをかけられたことを述懐。嵐のメンバーにも思いを馳せる感動的なスピーチを行いました。しかし、その後、テレビ放送では編集カットされたが、「ジャニーさん、メリーさん、ジュリーさん、今まで迷惑をかけてきた人たちにちょっとでも恩返しができたかな。すごくありがたく、頑張っていこうという風に思っています」と述べて会場をざわつかせている。現場に居合わせたスポーツ紙記者が語る。

「SMAP騒動の直後でもあって、一般来場者も沈鬱な表情になり、会場に微妙な空気が流れました。記者間でも、なぜ監督やスタッフではなく、ジャニーズ幹部の名前を出したのか疑問の声が上がりましたが、一部では天然キャラとも言われる二宮の発言だけに、すぐにお祝いムードになりましたね」

同賞の受賞はジャニーズ事務所としては、昨年『永遠の0』で同賞を獲得したV6の岡田准一に引き続き、2年連続の快挙となる。日本を代表する主演俳優を何人も排出する同事務所の偉業を感じていたのは、もしかしたら当の二宮なのかもしれない。

文・ボン梶本

記事制作 : dmenu映画

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