アカデミー賞受賞作がいよいよ公開!熱い正義を描いた衝撃の実話『スポットライト 世紀のスクープ』

コラム

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第88回アカデミー賞で作品賞&脚本賞をW受賞した社会派ドラマ『スポットライト 世紀のスクープ』がいよいよ4月15日(金)より日本公開となります。

数十人もの神父による児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダを暴いたボストン・グローブ紙の調査報道チームの姿を描いた物語。
巨大権力と闘った彼らの“記者魂”と“熱い正義”が感じられる見どころを紹介します。

スポットライト世紀のスクープ01© 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

『スポットライト 世紀のスクープ』に描かれる衝撃のスキャンダルとは?

30年もの間、地元ボストンの数十人もの神父による児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきたスキャンダル。1,000人以上の児童が被害を受けたとされています。
この衝撃のスキャンダルは、2002年1月、アメリカ東部の新聞「ボストン・グローブ」の一面に掲載され、驚愕の事実が明るみに。

事件の背景にあったもの

当時、古くから地域社会に根ざしたカトリック教会は、秘密主義に閉ざされた巨大権力でした。 地域全体に根ざした絶対的権力である教会を敵に回すことは、“神に嫌(ノー)”という行為と同等とされており、また、定期購読者の半数以上をカトリック信者が占めるグローブ紙にとって、内部を探る行為は触れてはいけない“聖域”と考えられていました。

巨大権力に立ち向かう《スポットライト》チームメンバー

常に冷静な《スポットライト》チームリーダーのウォルター“ロビー”ロビンソン 、熱血記者のマイク・レゼンデス 、地道で粘り強い取材をする女性記者のサーシャ・ファイファー、データ分析担当のマット・キャロルのたったの4人で、被害にあった人々を助けたい一心で、巨大権力に立ち向かいます。
どんな状況でも、 記者として、人間として、“間違っていることは間違っている”、“正しいことは正しい”と発表できる社会でありたいという信念が、彼らを突き動かしていきますー。

徹底した調査“記者魂”

スポットライト世紀のスクープ02© 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

ボストン・グローブ紙は、約600本ものカトリック神父による性的虐待に関する記事を発表します。取材を進めることは、地域に根ざした巨大権力組織を敵に回すことに。しかし、どんな困難な状況にありながらも屈することなく、《スポットライト》チームは徹底的な調査を行います。

劇中では、「記者生命を懸けても追及したい」、「真実を伝えたい」という強い気持ちと信念、取材過程が丁寧に描かれており、見ている側もその場に立ち会ったような感覚に。
《スポットライト》チームの“記者魂”に、胸が熱くなること間違いありません。

諦めない主張“熱い正義”

スポットライト世紀のスクープ03© 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

ボストン・グローブ紙の購読者の半数がカトリック信者のため、社内にもこのスクープを潰そうと妨害してくる勢力がいました。 ベストなタイミングで発表しなければ、せっかく取材したことが、相手の権力によって握りつぶされてしまう…。社外でも社内でも、細心の注意を払いながらの取材が続き、常に緊張状態を強いられます。
しかし、《スポットライト》チームは、立ちはだかる権力や、脅しに屈することなく取材を続け、ついに2002年1月、運命の日を迎えます。

個人個人の力では、変えることのできなかった巨大権力。しかし、動き出さなければ変えられない。そんな現実に手を差し伸べた《スポットライト》チームの姿に、誰もが勇気づけられることでしょう。
『スポットライト 世紀のスクープ』は、仕事への情熱が薄らいでしまった人や、乗り越えたい壁がある人へ、仕事向き合い方を改めて考えるきっかけとなる作品です。
“記者魂”と“熱い正義”ぜひ劇場で体感してみてください。

記事制作 : CinemaGene(外部サイト)