漫画原作映画に引っ張りだこ! 怪優・藤原竜也の魅力!

コラム

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先日、『行列のできる法律相談所』で、芸人・Gたかしが披露した自身のモノマネを見て、あからさまに不機嫌になったことで話題になった藤原竜也。本人は不愉快だったかもしれませんが、Gたかしのモノマネのクオリティは見事なもので、彼の演技における特徴を、完璧に掴んでいました。
そもそも、真似されるということは、それだけ個性があるという証拠。むしろ、役者としてのキャラクターが立ってきたとして、喜んでいいくらいではないでしょうか。実際、彼の芝居は、相当アクが強くて、おおげさ。それゆえに、誇張表現が多い漫画を原作とした実写映画との相性は抜群なのです。ここでは、そんな俳優・藤原竜也が出演してきた漫画原作映画を振り返っていきたいと思います!

■『バトルロワイアル』 2000年公開

1クラスの中学生たちが殺し合いを繰り広げるというセンセーショナルな内容に、当時、社会問題にもなった『バトルロワイアル』。柴咲コウ、栗山千明、安藤政信、ビートたけしという錚々たる顔ぶれの中で、当時18歳の藤原竜也は、堂々と主演を張っています。同級生たちが次々と殺されたり、また自身の命に危険が及ぶときに、目をひん剥いて驚きを表現する仕草は、これぞ藤原竜也という演技。この時から、既に彼の芝居におけるプロトタイプは出来上がっていたのです。

■『デスノート』 2006年公開

名前を書いた人間を抹殺することができる死神のノート「デスノート」。それをたまたま手に入れたことがきっかけで、自分が理想とする世界をつくろうとする夜神月(やがみらいと)と、世界一の名探偵「L」が、高度な頭脳戦を繰り広げる本作。「僕は新世界の神になる!」こんなセリフが板についてしまうのは、おそらく日本広しといえ、彼くらいではないでしょうか。それくらい、狡猾で酔狂な独裁者である、本作の主人公・夜神月役がハマっていました。

■『カイジ 人生逆転ゲーム』 2009年公開

原作『賭博黙示録カイジ』の主人公・伊藤開司はギャンブル狂で、折り紙付きのクズ。端正なルックスからか、これまでどちらかというと品行方正な優等生的配役が多かった藤原竜也に、果たして、ダメ人間・カイジを演じきれるのか? そんな一抹の不安は杞憂だったことを、彼は持ち前の高い演技力で証明して見せます。
特に、借金取り役の天海祐希に一喝されて泣き出すシーンなどは、まさに、甘えくさった人生を送ってきた軟弱青年そのものといった佇まい。様々な困難に見舞われて、泣いたり叫んだり、怒ったりするこの映画は、藤原竜也という役者の魅力を最も堪能できる一本です。

■『るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編』 2014年公開

あまりに有名な人気漫画の実写化とあって、公開前から誰が誰の役をやるのか、話題が集まった『るろうに剣心』。藤原竜也が演じたのは、主人公「緋村剣心」最大最強の宿敵「志々雄真」でした。この作品から10年前は大河ドラマで沖田総司を演じていた彼が、沖田の師匠格・近藤勇と同等以上の新撰組内における実力者・芹沢鴨をモチーフにした志々雄を演じるのに、隔世の感を味わった人は多いことでしょう。
包帯ぐるぐる巻きというビジュアルにも関わらず、「中の人」を藤原竜也がやっていると分かるのは、それだけ存在感があり、演技が特徴的だという証拠。完全に主役を食う名演でした。

いかがでしたか? こうしてみるといずれ劣らぬハマリ役ばかり!今後も、彼が漫画原作映画に出演することがあれば、注目していきたいところです。きっと、予想の斜め上をいく、怪演を披露してくれることでしょう。

文●ロックスター小島

記事制作 : dmenu映画