森川葵に中村静香、岡山天音…「スカッとジャパン」は若手俳優の登竜門?

コラム

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『週刊 東京ウォーカー+(プラス)』で連載「中村静香のヨルシズカ」をスタートさせた中村静香

フジテレビ系バラエティ「痛快TVスカッとジャパン」といえば、一番の見どころは再現VTR、と言っても過言ではないくらい。出演する役者陣も豪華で、笹野高史や西岡徳馬といった大御所から、津田寛治や梶原善といった実力派もズラリ。さらにそれぞれの役者は演じる役柄が固定されていて、たとえば木下ほうか演じる「イヤミ課長」や、菜々緒演じる「悪女」、小林麻耶演じる「ぶりっ子悪女」、福澤朗演じる「うんちく男」といった具合にシリーズ化することで視聴者の心を掴んでいます。

「ゴッドタン」でおなじみ中村静香のウザかわキャラ

さらに、今をときめく注目の若手も多数出演しているところもチェックポイント。グラビアアイドルで女優の中村静香がぶりっ子悪女・北条里菜を演じるシリーズもなかなかの評判です。

中村といえば、ロリータフェイスにグラマラスボディを武器とするグラドルとして人気ですが、女優としても多くのドラマや映画に出演していて、今年放送された日本テレビ系「怪盗山猫」で謎の女セシリア役を好演していました。またテレビ東京系バラエティ「ゴッドタン」の「アイドル飲み姿カワイイグランプリ」で酔っ払って甘える姿のかわいらしさで注目を集め、今年3月末に創刊したKADOKAWAの電子雑誌『週刊 東京ウォーカー+(プラス)』では、架空のスナック「ヨルシズカ」のママとなった人生相談コーナーをスタートさせました。「スカッと」ではそのかわいさを逆手に取った自意識過剰な女子大生を演じ、視聴者をイラつかせるウザかわキャラを発揮しています。

岡山天音、態度悪すぎ接客演技が高評価

岡山天音が演じた「態度が悪い店員」も好評でした。レストランで汚れた食器の交換を求めた客に対して、舌打ちしたり「汚れていませんけど、何かー?」と小馬鹿にした笑顔でイヤミったらしく応対するウエイターを演じ、VTRを観た出演者たちからは「ムカつく」「信じられない」と非難の声が噴出しましたが、そんな岡山の演技については「彼、上手かったね」「この人の笑顔はムカつくよね」と高く評価されていました。

岡山は2009年にデビューした21歳ですが、これまでに映画では『犬とあなたの物語 いぬのえいが』や『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『ライチ☆光クラブ』などに出演。ドラマでは「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」や「半沢直樹」、「99.9 -刑事専門弁護士-」といった話題作に多数出演しています。一風変わった独特なキャラクターを演じることが多く、早くも名脇役としての片鱗を見せていますが、その高い演技力から今後はさらに重要な役どころが増えていきそうです。

真反対の役で魅せた森川葵

そして最後に森川葵。もともとはモデルとして活躍し、今や映画にドラマにそしてバラエティでも今年4月からTBS系トーク番組「A-Studio」の8代目アシスタントに抜擢され、活躍の場を広げています。「A-Studio」の笑福亭鶴瓶からも「お前はなんか肝が据わっている」と太鼓判を押される逸材で、キュートなルックスとほんわかとした佇まいとは裏腹に、役作りのために坊主になったり金髪になったりと強い女優魂を持って……いるのかと思えば、実は髪の毛には思い入れがなかったことをあっけらかんと明かしたり、なかなか掴みどころがない。いや、その掴みどころのなさが、彼女の女優としての真骨頂なのか、と観ている側がどうしても深読みしたくなる不思議な魅力を持った女優です。

「スカッと」には放送開始後の早い段階から出演していた森川。学校でいじめっ子の女子高生役を鋭い表情で迫力満点に演じきったと思えば、なんとその後の出演では、生徒会長に立候補するも不正の疑いをかけられて追いつめられていくという真逆の女子生徒を不安と怯えに満ちた演技で演じ、スタジオゲストからも驚きと称賛の声を浴びました。

さて、今や若手の“登竜門”ともいえる「スカッとジャパン」。今後もブレイクする新人が登場しそうですね。

(文/花@HEW)

記事制作 : dmenu映画