どこまで耐えられる? 最恐「スプラッター映画4選」

コラム

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ホラーにつきものなのが残酷描写。自分では耐性があるタイプだと思っていても、なかには「よくこんな発想が出てくるなぁ」と驚き半分ドン引き半分なキツ~い作品もあり…。ひとりで見ないほうが安全な、スプラッター描写に定評がある映画を紹介します。

■1:『ハイテンション』(監督:アレクサンドル・アジャ、2003年)

女子大生のマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、田舎にある親友アレックス(マイウェン)?の実家を訪ねる。しかし正体不明の殺人鬼の襲撃に遭い……。マリーは誘拐されたアレックスの救出に向かう。

あまりに残酷な描写から長らく日本公開が封印されてきたフランス発ホラー。犯人との命がけのかくれんぼは、タイトル通り息もつけないほどの緊張感で、91分と短い作品ながら鑑賞後はドッと疲れます。アジャ監督は「こんな死に方ある?」というユニークな殺害シーンで知られており、本作でも大胆なアイデアが炸裂。まさかタンスをあんな風に使うとは…。盛大に血しぶきが吹き上がるシーンではありますが、一瞬フフッと笑ってしまいます。ちなみにアジャ監督、なかなかのイケメンとしても有名です。

■2:『マーターズ』(監督:パスカル・ロジェ、2008年公開)

虐待から保護された少女リュシー(ミレーヌ・ジャンパノイ)は施設に収容され、アンナ(モルジャーナ・アラウィ)の介護で平穏を取り戻していく。しかし15年後、リュシーは猟銃を手に犯人と思われる一家を惨殺した。

「痛みの果てに見えるものがある」というテーマのストーリー、ひたすら続く拷問シーンとあって、ホラーファンの間でも賛否が分かれる作品、ただ心に引っかかり続ける強烈な印象を与えることは確かで、それゆえにラストシーンについては、さまざまな解釈が繰り広げられています。「髪を刈られる」「排泄物を垂れ流しにさせられる」など精神的にも辛いシーンが満載ですが、クライマックスでの「皮膚を剥いで…」という拷問は、とにかく見ていて痛い痛い痛い!

■3:『ホステル』(監督:イーライ・ロス、2006年公開)

ヨーロッパを旅する大学生ふたりが、ある田舎町に、男の求める快楽すべてが楽しめる“ホステル”があるという噂を耳にする。そのホステルで期待以上のひとときを過ごした彼らだったが――。

ホラーの中でも“トーチャーポルノ(拷問ポルノ)”と呼ばれる、残酷シーンに特化したジャンルの作品の代表格。「実はホステルの客たちは、金持ちの殺人愛好家の餌食にされていた!」というテーマだけあって、あの手この手で人が痛めつけられます。涙の比喩ではなく、本当に「目から汁が…」のシーンが凄い…。ただ作品全体に漂う謎の明るい雰囲気で、意外とスカッと見られる作品でもあるかも? 仲間内でキャーキャー叫びながら見ると盛り上がることでしょう。

■4:『グロテスク』(監督:白石晃士、2009年公開)

初デート中のカップルが、謎の男(大迫茂生)に監禁されて、「ふたりの愛に感動すれば解放する」と拷問を受ける――。

あまりの残酷さにイギリスでDVDの販売が禁止されたいわくつきの作品。その際BBFC(全英映像等級審査機構)から「ストーリー性に乏しく、残虐シーンを描いているに過ぎない」と言われてしまいましたが、いやいや、作中の悪趣味なユーモアは、なかなか乙なもの(?)です。「がんばれ!できる!」と松○修造を彷彿させる熱血応援をしてくる男に苦笑してしまいます。また、ついにキレたヒロインが男にぶつける罵倒の言葉も、意外というか…。痛い、気持ち悪い、不快、でも笑ってしまって悔しい! という新感覚の映画体験ができることでしょう。

■まだまだあるスプラッター映画

他にも『セルビアン・フィルム』や『ムカデ人間』シリーズ、『屋敷女』などなどオススメしたいスプラッター映画はたくさんありますが、トラウマを作ってしまわないよう鑑賞はお気をつけて…。

(文/原田美紗@HEW)

記事制作 : dmenu映画

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