『四月は君の嘘』ではヴァイオリンも!”新CM女王”広瀬すずの才能が開花した3作品

コラム

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©2016フジテレビジョン 講談社 東宝 ©新川直司/講談社

「新CM女王」の呼び声も高く、多数のCMやテレビドラマでブレイク中の広瀬すず。映画出演も意欲的にこなし、2016年は『ちはやふる -上の句・下の句-』を皮切りに、9月10日公開の『四月は君の嘘』、同17日公開の『怒り』と、3作品への出演が相次いでいます。これまでは主に等身大の中高生役や妹役を演じ、天真爛漫なイメージが強かった広瀬。しかし異なる雰囲気を醸しつつある今年は、各作での彼女のイメチェンぶりに注目です。

『ちはやふる』でビジュアル一新!クールな美貌に原作ファンも頷く

初主演映画『ちはやふる』では、容姿端麗で競技かるた一筋の千早役を演じました。累計発行部数1600万部以上(2016年3月時点)を誇る人気コミックの実写化だけに、公開前は原作ファンから再現性を問う心配の声も上がっていた同作。しかし、ロングヘアの広瀬を目にすると、たちまちネット上は「再現度高い!」「完璧かよ」とそのビジュアルを絶賛したのです。

また159㎝とわりと小柄ながらも、雑誌『Seventeen』モデルをこなすバランスのとれたスタイルゆえ、原作では高身長の千早のイメージを、華やかな袴をキリリと着こなして見事にクリア。原作者の末次由紀も「美しすぎて似合いすぎて、千早すぎますよ!」と歓喜のコメントを寄せていました。

『四月は君の嘘』では格調高きヴァイオリン演奏に徹底して挑む

『月刊少年マガジン』で連載されていた新川直司原作の人気コミックの実写版として話題沸騰の同作品(9/10公開)。主人公のかをりは、自由奔放なキャラが広瀬にピッタリながらも、深刻な秘密を抱えるヴァイオリニストという難易度の高い役どころ。ヴァイオリンに触れるのが初めての広瀬は、半年くらいかけて猛練習したそうです。

完成披露試写会で新城毅彦監督は「すずちゃんは完璧主義。いくらやっても納得しなくて、撮影の合間もマッサージしながら練習するくらい頑張っていた」と、その努力を評価。予告編ではヴァイオリンを持つスタイルもすっかりサマになり、ドレスアップした姿はどこか大人びた印象です。山﨑賢人演じる天才ピアニスト・公生との演奏シーンにおいては、共演者の中川大志も「最初に見た時は鳥肌が立った」と感激した様子をみせていました。

『怒り』で見せるシリアスな表情にドキリとさせられて…

『怒り(9/17公開)』は、大ヒット作『悪人』の吉田修一原作×李相日監督が送るヒューマンミステリー。整形して逃亡を続ける殺人犯に似た3人の男と、周囲の人間ドラマを描いた同作には、渡辺謙を筆頭に名だたる俳優陣が出演。広瀬は沖縄に移住した高校生の泉役を務め、逃亡犯に似た一人、森山未來演じるバックパッカーに心を開いていく様子を切なく表現しています。

李監督の厳しくも心強い演技指導のもと、シリアスな眼差しと迫真の演技が板についた広瀬。その魅力は、共演者で実力派女優の宮﨑あおいに「同じ女性として、すずちゃんのシーンに心が締め付けられた。あの表情は忘れられない」と言わしめたほど。公式サイトでは「私自身が泉に近くなっていき、身近な存在に思えて」とかなり役に入り込んだ心境を伝えています。

作品ごとに確実に表現の幅を広げている広瀬。出演作数も振るい、9月公開の『四月は君の嘘』、『怒り』と続き、2017年春には主演映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』も控えています。今後も広瀬のさらなる変貌ぶりに期待できそうですね。

(文/藤岡千夏@H14)

記事制作 : H14

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