ディープ・キスに驚愕!?映画『にがくてあまい』林遣都、単独インタビュー

インタビュー

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小林ユミヲの人気漫画を川口春奈と林遣都の豪華共演で映画化した『にがくてあまい』。ひょんなことから、同居を開始した野菜嫌いの美人キャリアウーマン・江田マキ(川口春奈)とゲイでベジタリアンのイケメン男子校美術教師・片山渚(林遣都)。2人が繰り広げる複雑な恋模様に加え、渚が作る野菜たっぷりのおいしい料理の数々も見どころとなっています。渚を演じた林遣都さんにお話を伺いました。

Q:渚とご自身に共通点を感じましたか?

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(c) 2016 映画「にがくてあまい」製作委員会

共通点は探さなかったです。本当に振り切って演じたいなと。渚は人として男としてしっかりしていて、欠点を見せないんです。僕とはかけ離れてるんです。

Q:本作で華麗な包丁さばきを披露されていますが、料理はお得意ですか?

全く。洗い物も嫌いです(笑)。基本的にすごく面倒くさがりなので、家事はほとんどしないんです。

Q:とてもそうは見えませんでした! 役作りではどのようなことを?

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(c) 2016 映画「にがくてあまい」製作委員会

草野翔吾監督はとても厳しい方で。まず最初に料理とゲイという部分に一番説得力を持って演じて欲しいと言われました。料理シーンの吹き替えも基本的にはしません、と。そう言われたらやるしかない!と思い、家で野菜を切る練習を何度もしました。うっかり手まで切ってしまうというアクシデントもあったのですが、ゼロの状態から時間の許す限り頑張りました。ゲイに関しては、映画『きらきらひかる』を観たり、プロデューサーがゲイの方とお話する機会を設けて下さったので、その方のお話を聞いたりして研究しました。ゲイの方が言うには、本物は立っているだけでも雰囲気でゲイと分かるそうで。僕も立っているだけで本物のゲイに見えるよう、監督と話し合いながら、細かい仕草までこだわって演じました。

Q:本作で特に印象に残っているシーンは?

立花アラタ役の淵上泰史さんが、寝込んでいる僕にキスするシーンです。淵上さんは僕が尊敬している役者さんで。何かやってくるだろうと思ってはいたんですけど、テストの段階からすごいものが来まして(笑)

Q:つまり、ディープなものが来たと(笑)

そうなんです。現場の雰囲気とかものともせず、ディープなものが来たのですごいなと思いました。あまりにもすご過ぎて、ご本人に“あそこまですごいものが来るとは思っても見ませんでした”と伝えたら、笑っていらっしゃいました(笑)。

Q:マキ役の川口春奈さんの印象はいかがでしたか?

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川口さんはとても話しやすくて、お芝居をしていて楽しかったです。本作のマキと渚のように、お互いが助け合い、自信を持ってキャラクターを作り上げることが出来たと思っています。

Q:林さんは映画にドラマに舞台にと、精力的に活動されていますが、そのモチベーションの源は何でしょう?

初めて映画のスクリーンに自分が映し出されたとき、家族がこれまで見たことがないほど、喜んでくれて。その記憶が僕の中にずっと残っているんです。演じることで誰かの心を動かす、そこにやりがいを感じています。演じた後、やっぱりこの役は無理があったと感じるときもあるんですが、自分に出来ない役はない!という意気込みで役に挑みたいですね。

Q:渚を演じたことで、俳優として成長したところは?

本作の場面写真をゲイの方に見ていただいたときに“座っているだけで、すごくそれっぽいわよ”と言われて。人がそれぞれ違うように、役もそれぞれ違うんだなと。内面の細かい部分まで役に向かい合わなければならないと改めて感じました。そうすれば、絶対結果につながると。

Q:最後に、本作の見どころを教えてください。

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本作は自分らしくありのままで生きる素晴らしさを教えてくれる作品です。本作に登場するおいしい料理を通じて、マキと渚の恋と成長の物語を楽しんでいただきたいと思っています。

『にがくてあまい』
9月10日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開。
配給/エレファントハウス

取材・文/田嶋真理 写真/横村 彰

記事制作 : 田嶋真理

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