宮﨑あおい、映画『怒り』での“7kg増量”役作りに「充分細いわ!」とツッコむ声

コラム

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(C)2016映画「怒り」製作委員会

宮﨑あおいが映画『怒り』(9月17日公開)に出演するにあたり、役作りとして約7kgの増量を敢行しました。女優魂を感じさせるエピソードですが、劇中カットを見てビックリ。これが7kg増量後って、元がどれだけ細かったんだ! 宮﨑が演じる役は原作で「ぽっちゃり」と描写されていることもあり、「イメージが違う」という批判も一部から上がっているようです。

風俗勤務でボロボロになった過去を持つ役どころ

『怒り』は原作:吉田修一×監督・脚本:李相日の『悪人』タッグが6年ぶりに送るヒューマンミステリー。八王子での夫婦殺人事件から犯人が見つからないまま1年後、千葉と東京と沖縄に素性の知れない3人の男が現れる。犯人は誰なのか?

宮﨑は3つの地でのエピソードのうち、千葉編に出演。宮﨑演じる愛子は、父親・洋平(渡辺謙)も勤務する漁港で2か月前から働き始めた前歴不詳の男・田代(松山ケンイチ)と恋に落ちる役どころ。家出中に歌舞伎町の風俗店でボロボロになった過去を持ち、子供のようにほっとけない雰囲気を漂わせながらも、時折びっくりするほど深い内面を感じさせる複雑なキャラクターです。

清楚なヒロインを演じることが多かった宮﨑にとって、今回の愛子役は新境地といえそう。原作で「ぽっちゃり」と描写されている愛子のイメージに合わせて、撮影前に約7kgの増量を行ったことを明かしています。

7kg太ってもまだ細い!

ですが「役作りでどんな見た目に変わったんだろう?」と劇中カットを見てみて、別な意味で驚き! な、7kg増量してこの細さなの!? 確かに言われてみれば、二の腕が以前より多少プニッとしているような……。ただ丸顔というだけでスタイル自体はかなりスレンダーなんだと再確認させられます……。

同じ驚きを感じた人は多いようで、Twitter上では、

「宮崎あおいちゃん7kg太ったっていうのにそれを感じさせない細さ」
「7㎏太った宮崎あおいちゃんが、私より痩せている件」
「『それでも充分細いわ!舐めてんのか!!!!宮崎あおいかわいい!!!!』と心の底から叫びました」

という声が上がっています。彼女の女優魂と同じかそれ以上に、華奢さに注目が集まる結果となったようです。

“愛子=宮﨑”キャスティング、監督の狙いは?

原作ファンからは、「ぽっちゃり」な愛子のイメージにそぐわないという不安の声も上がっています。ただ李相日監督は、ルックスよりも、キャラクターの根幹にあるものを重視してキャスティングを行ったと明かしています。

昨年10月に公開された人気漫画の実写映画『バクマン。』はキャスト発表時、メインキャストの佐藤健と神木隆之介について、原作ファンから「原作キャラのルックスを考えると配役は逆の方がいいんじゃないか」という声が殺到する騒動が起きました。その際、川村元気プロデューサーが「デイリースポーツ」の取材に対して使った、「“入り口”、“出口”のキャスティング」の例えが話題になりました。

こちらは映画界で昔から議論されているテーマで、作品を鑑賞する前、パッとビジュアルを見たときに「似ている!」と思わせるか、鑑賞後に演技などを含めて「ピッタリだった」と思わせるか、どちらを重視するかという問題のことだそう。そちらでいうと、李監督は『怒り』において、後者の“出口”のキャスティングを選択したということなのかもしれません。

7kgの増量を行うも「ぽっちゃり」とまでは届かなかった宮﨑。そのぶん抜群の演技力で、今はまだ半信半疑な原作ファンも唸らせてくれることでしょう。

(文/原田美紗@HEW)

宮﨑あおい、『怒り』で抜群の演技力

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記事制作 : HEW

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