アウトローからオタク、勇者、星まで!? 山田孝之の演技の幅が広すぎる…

コラム

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映画『何者』(c) 2016映画「何者」製作委員会

10月15日に公開された映画『何者』、10月22日公開の『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』と出演映画が続く、日本の俳優の中でも最重要人物のひとりである山田孝之。テレビ東京のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」では妙なキャラ設定の主人公ヨシヒコを演じ、その姿がなんと本人監修でフィギュア化。あまりのクオリティの高さにネット上で大反響を呼んでいます。まさにメディアに引っ張りだこの山田孝之ですが、その実力はどんな個性的な役でも完璧に演じきると折り紙付き。そんな彼が演じた個性的すぎる役を見てみましょう。

某RPG風の主人公をシュールに熱演…『勇者ヨシヒコ』

現在、シリーズ三作目が放送中の『勇者ヨシヒコ』シリーズ。某国民的RPG風の世界観が、超低予算の手作り感満載で繰り広げられる冒険活劇です。シュールな設定に加えて随所に小ネタがちりばめられているなど遊び心あふれすぎの演出が魅力。山田孝之が演じるヨシヒコは、真面目で素直なキャラクターですが、とにかく空気を読まなすぎ。直球すぎる言動が作品の空気とマッチして独特な面白さが生まれ、ファンを惹きつけてやみません。

裏社会のカリスマを演じた『闇金ウシジマくん』

山田孝之が演じるのは、超暴利闇金融の営業者である丑嶋馨。若いながらにも裏社会での修羅場を潜り抜けてきたアウトローで、どんな時でも冷静沈着かつ冷酷非情なキャラクターです。そんな無機質な役を、山田は今までの印象を一変させるような役作りで好演しています。どんな状況でも汗ひとつかいてはいけないなど、細かい設定まで意識しつつ、「なぜここでこう言うのか」などは考えずに答えのない状態で撮影に臨んだのだとか。山田自身、作品のインタビューで「自分の演じた役はウシジマとそれ以外しかない」と語るほどです。

彼女いない歴=年齢のオタクを演じた『電車男』

2005年に上映された映画で、山田孝之は「彼女いない歴=年齢」のオタク役を演じました。彼女がいたことのないオタクが、女性と一生懸命距離を縮めようと奮闘する様子を見事に演じています。女性経験のない男性という、一見山田と正反対に思える役柄ですが、繊細に演じきる姿は必見。“王道のラブストーリー”に、2ちゃんねるなど当時世間では馴染みの薄かった“ネット文化”や“オタク文化”をエッセンスとした斬新な作品です。

まさかの実写化!山田孝之、星になる…『荒川アンダーザブリッジ』

2011年にテレビドラマ、翌年には映画が製作された作品です。山田孝之が本作で演じた役は“星”。本当にあの、黄色い星型というシュールなルックスで、元売れっ子ミュージシャンでロックに生きる熱い男なのに器が非常に小さいという個性的すぎる役を演じました。原作同様、ツッコミどころ満載のキャラクターで、もはや山田孝之なのか外見では分からないような容貌ですが、その演技力は彼そのもの。眉間に皺を寄せてタバコを吸う姿は、見慣れてくるとカッコ良くさえ見えてきます。ですが、見た目は星です。

この他にも多くの個性的な役を演じている山田孝之ですが、どの演技も非常に印象的。色んな役に上手くハマっていく、“カメレオン俳優”とも言われる彼の変幻自在っぷりから目が離せません。もはや天才と呼ぶべきでしょう。

(文/上野澪@HEW)

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記事制作 : HEW