「この役をやって、特に結婚したいなと思いました」吉田羊が相手に求める条件とは?

コラム

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文=鈴木元/Avanti Press

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『ボクの妻と結婚してください。』2016年11月5日全国東宝系にてロードショー
(C)2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会

2016年に目覚ましい活躍を見せた女優と聞かれれば、間違いなく吉田羊がその1人に挙がるだろう。特に10月からの露出は群を抜いている。連続ドラマ初主演となるWOWOW「コールドケース」と、民放連ドラ初主演のフジテレビ系「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」が放送中。CMも花王や「そば焼酎 雲海」など10社に上り、テレビで吉田の顔を見ない日はないといっても過言ではない。

 映画でも10月以降、『SCOOP!』と『グッドモーニングショー』と公開作が相次ぎ、11月5日には『ボクの妻と結婚してください。』が封切られる。加えて同月27日からは三谷幸喜作・演出の舞台「エノケソ一代記」に出演と、撮影や稽古、プロモーション活動などまさに休む暇なしで、過労でダウンするのも無理からぬ人気ぶりだ。

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『グッドモーニングショー』では中井貴一の妻を演じた
全国東宝系にてロードショー中 (C)2016 フジテレビジョン 東宝

吉田の名を世に知らしめたのは、2014年のフジの月9「HERO」の検事・馬場礼子だ。これで、クールでデキる女のイメージがすっかり定着し、「コールドケース」の未解決事件に挑む捜査官、「レディ・ダ・ヴィンチの診断」ではトラウマは抱えているものの名脳外科医に、しっかりと継承されている。

一方で、『グッドモーニングショー』では中井貴一の妻、『SCOOP!』ではクールな部類に入るが福山雅治を支える元カノと、日本を代表する俳優のパートナーとして存在感を発揮。『ボク妻』では、織田裕二演じる放送作家・三村修治の妻・彩子を好演している。余命半年と宣告された修治が、人生最後の企画として立てた妻の再婚相手探し。夫の異変に気づきながらも優しく見守り、残された人生をともに生きようとする。本人も「料理がうまくて、子どもに勉強を教えられるほど頭も良く、旦那さんのことも理解している。私だったらこうは生きられない、よくできた人」という、良妻賢母のモデルケースのような女性だ。

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『ボクの妻と結婚してください。』11月5日全国東宝系にてロードショー
(C)2016映画「ボクの妻と結婚してください。」製作委員会

その吉田のパワーの原動力は納豆だという。「小さい頃からほぼ毎日、おやつ代わりに食べていて、母からは納豆娘と呼ばれていた」という筋金入り。現在も1日1食は欠かさず、仕事先にも携帯。ロケには3パックほど持参し、なくなるとマネジャーを買い出しに走らせるほどだ。その“実績”が認められ、昨年度は納豆クイーンにも選ばれている。

 『ボク妻』で「この役をやって、特に結婚したいなと思いました。吉田羊として修治さんの行動は共感できないけれど、こんなに素敵な人と出会えたらなあって」と結婚願望が増したそうだが、交際相手に求める条件の中にももちろん納豆好きが入っている。これまで付き合った男性に納豆嫌いはおらず、「苦手と聞いた時点で一歩ひく。結婚ってイコール食事をずっとともにすることだから。すごく好きな人が納豆嫌いだったら迷うけれど、料理の中にちょっとずつ入れて食べられるように持っていくかな」と持論を展開した。

そういえば、『ボク妻』で修治が亡くなった後のシーン。買い物から帰ってきた彩子が、真っ先に冷蔵庫に入れたのが納豆のパックだった。意図したものではないかもしれないが、吉田が(私のパートナーになるなら納豆好きであれと)暗に込めたメッセージと考えるのは深読みしすぎだろうか?

出演:織田裕二、吉田羊、原田泰造、高島礼子
原作:樋口卓治「ボクの妻と結婚してください。」(講談社文庫刊)
監督:三宅喜重 脚本:金子ありさ 音楽:菅野祐悟
公式サイト :http://bokutsuma-movie.com/

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記事制作 : Avanti Press(外部サイト)