ガガは?マドンナは?デ・ニーロは?トランプ大統領誕生にセレブが反応

コラム

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「LOVE TRUMPS HATE」と書かれたTシャツを着た選挙当日のガガ(Getty Images)「LOVE TRUMPS HATE」と書かれたTシャツを着た選挙当日のガガ(Getty Images)

大方の予想を裏切り、第45代大統領に就任することが決まったドナルド・トランプ氏。リベラル派で民主党支持者が多いセレブたちはみんな一様に驚きや悲しみ、抗議を表明するなどさまざまな反応を示しています。

■レディー・ガガは抗議行動へ

トランプタワー前で抗議のプラカードを掲げるレディー・ガガ(本人のインスタグラムより)トランプタワー前で抗議のプラカードを掲げるレディー・ガガ(本人のインスタグラムより)

大統領選が行なわれる11月8日の直前に来日していたレディー・ガガは、選挙応援でスピーチしたこともあるほどのヒラリー・クリントン支持者。彼女はトランプ勝利が確定した後の11月9日の未明、「Love Trumps Hate(愛は憎しみに勝つ)」というプラカードを掲げて、トランプの自宅であるニューヨーク五番街のトランプタワー前で抗議。その時の様子をインスタグラムにポストし、「私は#CountryOfKindness(思いやりのある国)に住みたい。#LoveTrumpsHate(愛は憎しみに勝る) 彼はうかつにも私たちを分裂させた。今こそお互いを大切にしよう」というコメントを残しています。

■マドンナはじめ、シンガーたちも続々コメント

抗議デモで歌うマドンナ(本人のインスタグラムの動画より)抗議デモで歌うマドンナ(本人のインスタグラムの動画より)

こんなに泣くなんてショックの大きさがわかります(マイリー・サイラスのツイッターの動画より)こんなに泣くなんてショックの大きさがわかります(マイリー・サイラスのツイッターの動画より)

レディー・ガガの他にも、いち早く大統領選についてアクションを起こした女性シンガーたちが複数います。マドンナはインスタグラムで「新しい炎が点火した。私たちは決して諦めない。私たちは決して屈したりなんかしない」と投稿し、ニューヨークで行なわれた抗議デモに参加。投票の行方を見守るツイートをリアルタイムでしていたケイティ・ペリーは「私たちは決して黙っていない#LOVETRUMPSHATE(愛は憎しみに勝つ)」、「座ったままでいないで。泣かないで。行動して。私たちの国は憎しみに先導されるような国じゃない」とツイッターに連続投稿。普段は際どいヌードや過激発言で有名なマイリー・サイラスも「私たちはすべての人々を受け入れ認めている。だから、これを言うのはすごくツラいけど、ドナルド・トランプ、あなたのこともアメリカ合衆国の大統領として受け入れる」と涙ながらに切々と訴える2分以上に及ぶ動画をツイッターに投稿しています。

■オスカー女優ジェニファー・ローレンスも態度表明

選挙前から「トランプが大統領になったらこの世は終わり」とインタビューで語り、テレビ番組では「ヘイ、トランプ、ファックユー!」(中指立て付)と態度を表明していたオスカー女優ジェニファー・ローレンスは、決戦の翌々日、アメリカの女性のためのウェブサイトで「ポジティブになりたい。私たちは過去を変えることができないので次に何をすべきかを明確に考えるべき。もし人種差別的暴力を心配するなら、誰に投票したとか何を信念にしているかなど問題にしないで、隣人をもっと愛してください」などと語りました。

■御大ロバート・デ・ニーロはテレビ番組で苦笑

2013年、ヒラリー・クリントンとパーティーで同席するデ・ニーロ御大(Getty Images)2013年、ヒラリー・クリントンとパーティーで同席するデ・ニーロ御大(Getty Images)

以前、有権者に投票を呼び掛けるキャンペーンCMに出た時、「ペテン師」などとかなり過激な言葉でトランプを罵倒し、「彼(トランプ)の顔にパンチしたい」とまで言ったロバート・デ・ニーロは大統領選があった日の夜のトークショーに出演。番組ホストから「今日の気持ちはどう?」と尋ねられ、「気分は良くないよ。今はもう(大統領になる)彼(トランプ氏)にパンチできなくなったしね」と苦笑まじりにコメントしました。

■アメリカン・ヒーローの俳優も失意

『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンスはトランプ大統領が決まった直後に「アメリカにとって恥ずべき夜になってしまった。僕らの素晴らしい国をヘイトをかきたてる人に指揮を執らせることになってしまった」と失望あらわにツイート。しかし翌日には「もう恐れない。希望だけを持って、すべてがうまく行くことを考える。すべてのアメリカ人の人権を守ることに全力を注ぐ」とヒーローらしいポジティブな意見を表明。『アベンジャーズ』ではハルク役でクリスと共演しているマーク・ラファロはインスタグラムにニューヨーク五番街での抗議デモの様子をアップしたり、「今、何をすべきか考えよう。闘いを始めよう!」とツイート。さらに「マイノリティへの暴力増加を否定する自由の国の指導者になるときがきた」とトランプの公式ツイッターに、皮肉を込めて直接リプライしたりしています(返信はナシ)。

■一方でトランプ大統領歓迎のセレブもいます

反トランプのセレブが多数のなか、共和党支持者、トランプ支持者ももちろんいます。アレック・ボールドウィンの弟でもあるスティーヴン・ボールドウィン(『ユージュアル・サスペクツ』など)は「アメリカと第45代大統領とその家族に神の祝福あれ!」とツイート。『ベイビー・トーク』や『わたしが美しくなった100の秘密』などのカースティー・アレーも「トランプ大統領おめでとう!」とツイッターでお祝い。SNSでの具体的な発言はしていないものの、『ハドソン川の奇跡』などのクリント・イーストウッドも実はトランプ支持者なので、きっとこの勝利を喜んでいることでしょう。

日本と違って、自分の支持政党や政治的姿勢をはっきりすることが多い海外セレブたち。今後4年、トランプ大統領がどのようにアメリカをリードしていくのか未知数ですが、セレブたちがさまざまな活動を繰り広げることが増えるかもしれませんね。

文=安藤千晴

記事制作 : iSM

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