木村拓哉主演、映画『無限の住人』に原作ファンは… “傷だらけ”の新境地

コラム

  • twitter
  • facebook
  • はてなブログ
  • google+
  • LINEで送る

人気漫画『無限の住人』の実写映画が来年4月29日に公開されることが決定しました。監督は三池崇史で、主演はなんと木村拓哉。11月11日には特報映像が公式サイトで解禁されましたが、こんなキムタク見たことない! ボサボサ頭にヒゲ面、顔には大きな傷……。正直“小汚い”印象さえ感じさせる姿なのですが、原作ファンからも称賛の声が上がっており、俳優として幅を広げたようです。

原作ファンから「もっと汚い人が良かった」

『無限の住人』は、第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した、沙村広明による漫画が原作。不死身の肉体を与えられた伝説の人斬り・万次が、親を殺された少女・凛(杉咲花)に仇討ちの助っ人を依頼されるところから始まる“ネオ時代劇”です。主人公の万次はゴロツキ同然の男で、身なりに気を使っている様子はなし。また不死だからこそボロボロになっても死ねず、執念で敵に食らいついていく泥臭さを持っています。

それだけに木村が主演と発表された際、原作ファンからは不安の声が上がりました。ネット上では、

「もっとガタイのいい人にやってもらいたかった」
「もっと無骨な感じがさぁ。木村拓哉も年齢的にはわかるけどさぁ」
「言い方おかしいいけどもっと汚い人が良かったけどな」

といった批判も巻き起こりました。

オーラが悪役?新境地というより別人…

カルト的な人気を誇る漫画が原作なだけに、ちょっと冷ややかなムードで迎えられた映画『無限の住人』公開決定の知らせ。しかし11月11日に特報映像が公式サイトで解禁されると、同映画に期待する人々も現れてきました!

木村といえば、やはり“イケメン”のイメージ。昨年4月期に放送されたテレビ朝日系「アイムホーム」で父親役を演じて話題になりましたが、それでも長年培ってきた“ヒーロー”的なイメージは強固なものです。しかし、『無限の住人』はどうでしょう。新境地を開拓というよりもはや別人の勢い。薄汚れた着物を身にまとい、髪はボサボサ。しかも顔には赤黒い大きな刀傷……。「俺は誰を斬りゃいい?」と不敵にたずねる姿には、確かにただならぬ雰囲気があります。強そうだけど、それ以上に怖そう!悪そう! 『無限の住人』のストーリーを知らない人がビジュアルだけ見たら、悪役だと勘違いしてしまうかもしれません。ネット上でも

「むげにん実写化か〜→ 万次キムタクかよww →(ビジュアル見る)ほーん、ええやん…」
「キムタクかぁー...ってなってたらそれなりにキマッてる笑」
「キムタク主演とか舐めてんのか?って思ったけど意外とありやな…」

という声が上がっており、実際に演技を見て感想が変わった原作ファンも多いようです。

SMAPは年末をもって解散することが決定しており、映画『無限の住人』は木村にとってグループ解散後初の主演映画となります。この大幅なイメージ転換で、ソロの“俳優・木村拓哉”を印象付けようという戦略なのでしょうか? 公開は約5カ月後ということで、まだまだ解禁されていない部分も多い『無限の住人』ですが、主役の木村も意外と良い味を出しているようですし、とりあえず原作ファンとしては、主題歌を原作のイメージアルバムも手がけたロックバンド・人間椅子が担当すれば、これ以上言うことはありません!

(文/原田美紗@HEW)

akinotokusyu

記事制作 : HEW

関連映画