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小松菜奈&菅田将暉のW主演で話題の、11月5日に公開された『溺れるナイフ』。田舎町を舞台に、雑誌モデルの美少女と強烈なオーラを放つ神主一族の息子の恋愛を描いた作品です。原作は、本作が映画化4作目となる人気少女漫画家・ジョージ朝倉。サブカルなテイストでギャグやソフトな官能描写も盛り込みつつ、男女の恋愛を痛快かつ繊細に描きだす世界観に定評があります。

熱烈な原作ファンの間では、映画化のたびにヒロインを演じる女優への注目度も高まります。これまでどんな女優がその世界観を再現してきたのでしょうか。映画化された4作品とヒロインたちを一気にみていきます!

現役美少女モデル・小松菜奈がどハマり『溺れるナイフ』(11月5日公開)

東京でモデルをしていた夏芽は、引っ越し先の田舎町で自由奔放で傲慢なコウに出会い、反発しながらも強く惹かれていきます。2人はつき合い始めるも、ある祭りの日に起きた悲劇がもとで別れることに。芸能界復帰をかけて東京へ戻ろうか葛藤する中、2人は再会しますが……。

現役ファッションモデルですらりと長い手足、アンニュイかつ印象的な眼差しの小松菜奈は、夏芽のイメージにピッタリハマっているといえるでしょう。さらに小松は、『渇き。』で魔性の少女を演じて数々の新人賞を受賞した若手演技派女優。全身全霊の演技で、コウへのほとばしる激情と、運命に翻弄される心の揺れを体現しています。

4女優の4ストーリーが楽しめる『恋文日和』(2004年)

ラブレターにまつわる4本のオムニバス作品。「あたしを知らないキミへ」は、屋上で宛人違いの手紙をもとに、不良男子と文通を始めた文子の恋物語。この夏『花芯』で不倫女性を演じた村川絵梨が、手紙の朗読を味のある雰囲気でこなし、純情な文子を好演しています。

「雪に咲く花」では、男子学生に差出人不明の手紙を書くワケありの千雪役を、グラビアアイドル兼女優の小松彩夏が神秘的かつピュアに演じ切っています。「イカルスの恋人たち」は、弟が亡き兄のビデオレターを発見し、宛人である恋人の中国人女性と会う物語。恋人役を歌手の當山奈央が務め、本物っぽい中国人の口調と抜群の歌唱力を披露しました。

映画のオリジナルストーリー「便せん日和」では、便せん専門店の主任に片思いし、ラブレターを溜め込んだ従業員・美子を、中越典子が大人可愛い雰囲気で演じています。

オシリーナこと秋山莉奈がブルマで悩殺!『平凡ポンチ』(2008年)

原作は「月刊IKKI」掲載で作者初の青年誌連載モノ。中年太りの冴えない自主映画監督と、巨乳願望が異常に強い美少女ミカとのロードムービー・ラブコメ。殺人事件や謎の超能力に見舞われ、2人は逃走劇を繰り広げることに…。ミカを演じるのはスレンダーでお尻が自慢のグラビアアイドル・秋山莉奈。ブルマやナース姿を披露し、ミカのキュートな色気を見事に再現しています。

多部ちゃんが綾野剛にどっぷり浸かる…『ピース オブ ケイク』(2015年)

DV体質の恋人に振られ、心機一転を図り引っ越した志乃。隣人で新しいバイト先の店長でもある京志郎に本気で恋をしますが、彼には同棲中の彼女がいて……。純真なイメージの強い多部未華子が、綾野との濃厚なキスやベッドシーン、背中ヌードを披露し、体当たりの演技で新境地を開いています。

キラキラ眩しく、ときにジリジリ熱く…美しい情景のもと、男女の恋愛模様を描きだすジョージ作品。観れば女性ファンは共感を覚え、男性は「そういや、こんな女の子いたな」なんて淡き恋の思い出に浸れるかもしれません。最新作でも、ミステリアスな雰囲気の小松菜奈が、男女問わず観る者を魅了してくれそうです!

(文/藤岡千夏@H14)

<作品情報>
『溺れるナイフ』
11月5日(土)TOHOシネマズ渋谷ほか全国公開中
(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会