のんや高畑充希の方言に萌える!2016年冬&来春も地方アニメが満載

コラム

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(c)2017 ひるね姫製作委員会

アニメの舞台を訪れる「聖地巡礼」という言葉が流行語大賞トップテン入りを果たした2016年。大ヒット旋風を巻き起こした『君の名は。』でも、主人公たちが暮らす都内新宿区や岐阜の飛騨地方が注目され、多くのファンが現地を探訪しています。地方ゆかりのアニメ作品は、今冬から来年春にかけても続々公開予定。地域独特の風景を描写した映像美や、登場人物たちの思わず萌えてしまう方言に注目です!

高畑充希の美声・岡山弁!…『ひるね姫~知らないワタシの物語~』(2017年3月18日公開)

舞台は岡山、2020年東京オリンピック開催が間近に迫った夏。居眠りばかりしている女子高生の森川ココネは、逮捕されてしまった父親を救うために東京へ向かうことに。そのうち、いつも見ていた不思議な夢の中に、両親の秘密が隠されていたことを知り……。保存地区に指定されている倉敷市の古き白壁の街並みや、瀬戸大橋のある海沿いの景色が美しく描かれます。

ココネを演じる女優・高畑充希の違和感のない岡山弁と、のんびりしたちょっとけだるい口調が心地良い。「今年だけで3つめの方言の役です(笑)」と本人も語る通り、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で静岡の遠州弁、月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』では博多弁を披露してきました。過去には『アオハライド』(2014)で長崎弁を習得しており、まさに方言のマルチリンガル女優! さらに本作では主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」も担当し、歌でもその美声を堪能できます。

土佐弁の中学女子が異世界へ…『ポッピンQ』(12月23日公開)

東映アニメーション創立60周年記念の完全オリジナルアニメ。「プリキュア」シリーズのダンス映像を手掛ける宮原直樹が監督を務めます。悩みを抱える中学3年生の少女5人が異世界「時の谷」で出会い、世界を救う手段としてダンスに挑む青春ファンタジー。メインキャラの伊純は高知在住。土佐弁の「~やき」「~じゃき」という独特の語尾は萌え度が高い!

入江に面した自然豊かな土地に放たれる「あたしはここを離れんきね!」といった勝ち気な伊純の台詞。担当するのはテレビアニメ「ちはやふる」などで知られる声優の瀬戸麻沙美。「言えんかって」という音調には苦戦し、「定期使えゆ」という台詞は“可愛い!“と周囲から大好評だったそう。「アイドルマスター」シリーズの種﨑敦美、黒沢ともよなど精鋭が揃い、声優ファンにもたまらない作品となっています。

戦時中の呉にのんの声がフワリ…『この世界の片隅に』(11月12日より公開中)

女優の能年玲奈改め「のん」が声優を務めたことで話題を呼んだ、こうの史代の漫画が原作のアニメ。観客たちからは「すごくいいアニメ映画」「泣かせる演出は無いのに素直に泣けた」とかなりの反響を得ています。戦時中、広島市から呉市に嫁いだすずの、食べ物や衣服を工夫しひたむきに生きる姿を描いた作品。話をきいた戦争体験者の家族を何気ない背景に登場させるなど、片渕須直監督のこまやかで温かみ溢れる演出に感嘆させられます。

「どうしとるんじゃろう」と、広島訛りでやわらかいのんの声からは、当時に存在した“ごく普通の女の子“のリアリティが感じられます。すずの広島弁から呉弁へ変わっていく微妙なニュアンスの違いも自然に演じ切っています。

実写作品にも田舎町や方言女子が登場するものは多数ありますが、アニメは作画による再現度と、声の演技がひときわ注目されるもの。素朴な背景描写と声優たちの方言にキュンとしながら、地方アニメの醍醐味を味わってみては。

(文/藤岡千夏@H14)

記事制作 : H14

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