綾瀬はるかは“歴史モノ”でこそ輝いていた!?主演作品をさかのぼる

コラム

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「歴史……変えちゃった」。乱れ髪に着物姿の綾瀬はるかが佇むのは京都のとあるホテル──を経由してやってきた1582年の本能寺!? 1月14日より公開の『本能寺ホテル』は、現代を生きる倉本繭子(綾瀬はるか)と織田信長(堤真一)が交流を深める奇想天外な歴史ミステリー。綾瀬といえば、ときには江戸時代の看護婦、ときには古代の用心棒と、幅広いテイストの役柄をこなしてきた“歴史モノ”の似合う女優の一人。各作での魅力に迫るべく、代表的な出演作の歴史を遡ってみます!

「本能寺ホテル」(2017年1月14日公開)

会社が倒産し職を失った繭子は、戦国時代と繋がっている不思議なホテルにチェックインし、当時の本能寺へ迷い込みます。目の前に鎮座する信長に対し「ひょっとして……秀吉? 家康?」とことごとくハズして問答するなど、彼女は天然の綾瀬にピッタリといえる天真爛漫な性格。

じきに自分が訪れたのが本能寺の変の前日であると知り、“信長さんに伝えてあげないと!“と奔走することに。果たして、彼女の存在は歴史を改変してしまうのか? 綾瀬のほんわかムードと、戦国史上最大のミステリーである事変の切迫感が絶妙にマッチした注目作。メインの2人のほか、森蘭丸に濱田岳、ホテル支配人に風間杜夫がキャスティングされています。

「精霊の守り人」(2016年─2018年/NHKドラマ)

NHK放送90周年記念として、2016年3月から約3年かけて全22話を放送する歴史ファンタジー。2017年1月21日からはシーズン2が放送されます。鉄製の武器で戦い、まだ火力の存在しない時代。人間と精霊の存在が交錯する世界で綾瀬が演じるのは、短槍使いの女用心棒・バルサ。新ヨゴ皇国の皇子・チャグムの護衛を引き受け、宮中の実力者や魔物と奮闘していきます。

脚本家の大森寿美男が「(綾瀬が演じることで)頼もしい存在感を得ることができた」と公式サイトで語っているように、綾瀬はバルサが放つ孤高の強さ、野性味、激しいアクション表現を見事にものにしています。

「八重の桜」(2013年/NHK大河ドラマ)

会津藩砲術師範の娘として生まれ、のちに同志社を創設した新島襄の妻となる八重を演じました。信念を宿した眼差し、銃を構え戊辰戦争に抗戦する凛々しい姿を観ていると、八重という人物が“幕末のジャンヌダルク”と呼ばれたのも納得、と思えたものです。また難解な会津弁を習得して地元民からは「ネイティブに近い」と評価されており、役作りへの努力が並々ならぬものだったことが窺えます。

「JIN─仁─」(2009年/TBS系ドラマ)

タレントの福田彩乃による「それは、コロリでございます!」というモノマネも便乗し、人気キャラとして広く認知された橘咲。大沢たかお演じる南方仁を公私に渡って支える江戸時代の看護婦です。ストーリーは、江戸にタイムスリップした脳外科医の仁が、近代医療の手で人々の命を救い、坂本龍馬や勝海舟らと交流を図っていくというもの。仁を慕う咲の懸命な姿は多くのファンの胸を打ち、「綾瀬さんが全身全霊で演じている」、「ひたむきな咲の想いを叶えてあげて」など公式サイトには熱烈なメッセージが寄せられました。

史実からファンタジーまで、あたかも“こんな人がそこに存在していたのか”と思わせるほど、歴史ドラマに自然と溶け込んでいく綾瀬。最新作『本能寺ホテル』でも、ひょっとして本当にこんな未来人がいたから事変はミステリー化したのかも……なんて、綾瀬のなりきりぶりに惑わされそうです。

(文/藤岡千夏@H14)

<作品情報>
『本能寺ホテル』
2017年1月14日(土)全国東宝系公開
(C)2017 フジテレビジョン 東宝 ホリプロ

記事制作 : H14

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