欅坂46がデビューからわずか8カ月の“紅白スピード出場”で話題になっていますが、振り返ってみると、これまでデビューした年に紅白出場を果たした歌手は意外とたくさんいます。しかも最短は“2カ月弱”。これまでデビュー年に紅白出場の切符を手にしたのはどんな人たちだったのでしょうか?

松田聖子

1980年4月1日にシングル「裸足の季節」でレコードデビューを果たした松田。同年7月1日にリリースした2ndシングル「青い珊瑚礁」がヒットを飛ばし、その年に行われた「第31回NHK紅白歌合戦」で紅白初出場を果たしました。その後も松田は1988年まで9年連続で紅白に出場。さらにその後も数年の間は空いたものの、これまでに19回も年末の大舞台に立っています。今年の紅白では、「薔薇のように咲いて 桜のように散って」で20回目の出場を果たします。

広末涼子

1997年4月15日に竹内まりやの全面プロデュースによる「MajiでKoiする5秒前」で歌手デビューを果たした広末は、この曲がヒットを記録したことにより一気に人気アイドルの仲間入りを果たします。同年の6月25日には、岡本真夜が作詞作曲を手掛けた2ndシングル「大スキ!」を発売し、この曲で同年に行われた「第48回NHK紅白歌合戦」に出場を果たしました。

田原俊彦

当時ジャニーズ事務所に所属しており、“たのきんトリオ”としても人気を博していた田原は、1980年6月21日に「哀愁でいと」でデビュー。同年の「第31回NHK紅白歌合戦」で紅白に初出場し、ジャニーズとして初となる“デビュー年の紅白出場”を果たしました。また、ジャニーズはその後も田原に続き、シブがき隊、忍者、SMAP、TOKIOなどのアイドルをデビュー年に紅白出場させています。

TOKIO

多くの“デビュー年の紅白出場”を果たしているジャニーズの中でも最短で出場を果たしているのがTOKIO。1994年9月21日に「LOVE YOU ONLY」でCDデビューしたTOKIOは、同年の「第45回NHK紅白歌合戦」にデビューから3ヶ月10日という当時の史上最速記録で紅白に出場しました。また、TOKIOはこれまでにデビューから22年間連続で出場を果たしており、今年が23回目の出場になります。

WaT

TOKIOの3カ月10日という記録を打ち破ったのがWaTのふたり。WaTは2002年よりほぼ毎週日曜日に代々木公園近辺でストリートライブを行うようになり、2004年2月に「卒業TIME」でインディーズデビュー。徐々にファンを増やしていき、2005年11月2日に「僕のキモチ」でメジャーデビューを果たしました。そして同年に行われた「第56回NHK紅白歌合戦」に、メジャーデビューから数えて2カ月未満で紅白に出場。本番では初出場にも関わらずスタンドマイクが倒れてしまうなどのハプニングも起こってしまいましたが、なんとか最後まで歌いきりました。

また、当時avexがかなり力を入れていたとされるGIRL NEXT DOORも、デビューから3ヶ月というかなりの短期間で紅白に初出場。その他、岩崎良美やNYC boys、ソロとしては遊助もデビューの年に紅白出場を経験しています。2008年に行われた「第59回NHK紅白歌合戦」では、“歌い人”発掘バラエティ「歌スタ!!」から「home」でデビューした、会社員兼歌手の木山裕策さんもデビュー年初出場を果たしました。

欅坂46の紅白出場については「早すぎる」との声もあるようですが、こうやって振り返ってみると、デビューからまもなくして紅白出場の切符を手にした人は少なくはないようです。歴史的傑作とも言われる「サイレントマジョリティー」で衝撃的なデビューを果たした欅坂46。当日はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか今から楽しみですね。

(文/木村彩乃@HEW)