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なにかと話題の多い今年の『NHK紅白歌合戦』。ところでみなさん、今年の司会者はご存知ですよね? 近年の司会者と言えば、白組は嵐が、紅組は朝ドラや大河の主演女優が務めてきました。そして今年は、紅組を次期朝ドラ『ひよっこ』主演の有村架純が担当。一方の白組はまたしても嵐かと思われましたが、発表されたのはなんと相葉雅紀のみ! 嵐の中でも一番司会のイメージがない相葉が抜擢され、驚きの声が上がりました。

“相葉司会”に心配や疑問の声も

白組司会者が相葉単独と報じられると、ネット上には「嵐の相葉くんが単独で紅白司会って笑 大丈夫か?笑」、「紅白司会、相葉くん単独とか謎が多すぎるよ」といった、心配する声や疑問の声が多く上がりました。NHKのスポーツ番組でMCを担当しているとはいえ、相葉に司会のイメージがない人は多いようです。また、これまで5人全員だったにもかかわらず今年から急に単独になったことや、嵐の中で司会のイメージが強い櫻井翔ではなく相葉という人選に、疑問の声が挙がるのも無理はないでしょう。

ただ、NHK側が「非常にフレッシュな感じがして、大みそかの夜に新しい風を吹き込んでくれるんじゃないかと大変期待している」と語る通り、このコンビに期待する声もあります。特に、二人の雰囲気から、今年はほんわかした紅白になるのではという意見が多いようです。

過去にも大きなミスは起こっていた!?

相葉が頼りない…というわけではありませんが、過去の司会者だってたくさんハプニングを起こしています。そんなエピソードを振り返って、ちょっとハードルを下げてみましょう。

まずは、1984年放送の第35回でのこと。この年は、デビュー20周年の都はるみが突然「普通のおばさんに戻りたい」と大晦日での引退を宣言。ラストステージとなる紅白に注目が集まりました。そして大トリ、都はるみのステージ。歌い終え、アンコールも終えた都はるみに総合司会の生方恵一アナウンサーが声をかけます。と、ここでハプニングが。なんと、「みやこ……」ではなく「みそ……」と美空ひばりの名前を言いかけてしまったのです! これは後に“ミソラ発言”と呼ばれる伝説となってしまいました。

お次は、あの加山雄三による有名な言い間違い。ご存知の方も多いと思いますが、1986年放送の第37回でのことです。白組司会者であった加山雄三が、少年隊の曲「仮面舞踏会」を高らかに「仮面ライダー!」と紹介してしまいました。こちらも“仮面ライダー事件”として今なお語られています。

綾瀬はるかは天然炸裂!

近年でも、様々なハプニングがありました。まずは、中居正広と笑福亭鶴瓶のW男性司会が話題となった2007年放送の第58回。フジテレビ系「27時間テレビ」で大暴れしたコンビということで不安の声が多かった二人ですが、やはり、というべきか鶴瓶はNHKでの司会にもかかわらず下ネタをぶっこむなど問題行動を多々起こします。しかし、これに中居がうまくブレーキをかけ、フォロー。息の合った二人だからこそできる司会だったのかもしれませんね。

近年で一番ハラハラさせてくれた司会者と言っても過言ではないのが、2013年放送の第64回で紅組司会を務めた綾瀬はるかでしょう。紅組トップバッター、浜崎あゆみの紹介内容を忘れてしまった綾瀬は、「はい、はい……」と言ったきり固まってしまいます。さらにその後も、「初出場」や「NMB48」が言えないなど、数々のハプニングを披露。天然な綾瀬らしい司会を繰り広げました。とはいえ、そんな初々しさが愛され、評判が良かったのも事実です。

そんな綾瀬や、翌年の吉高由里子など、司会を務めることが発表されたときから心配の声が多く上がった人もいますが、終わってみれば無事に大役を終えています。そのうえ、相葉はジャニーズの一員。大舞台には強いでしょう。きっと、心配の声なんか吹き飛ばす名司会を見せてくれるに違いありません。がんばれ! 相葉ちゃん!

(文/竹内琴子@HEW)