巨星墜つ…2016年に亡くなった芸能人を振り返る

コラム

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【画像】音楽家・冨田勲(C)Crypton Future Media,INC.www.piapro.net/photo by 高田真希子

芸能界に数々の大きな騒動が起きた2016年。大物俳優・女優をはじめ昭和を代表するスターたちの訃報も相次ぎ、別れの多い1年でもありました。

二人揃っての「徹子の部屋」出演も話題に

テレビ草創期から活躍した功労者で“テレビの顔”だった永六輔さんと大橋巨泉さんの訃報は、ファンだけでなく放送に携わる人々に大きな悲しみをもたらしました。二人が揃って「徹子の部屋」に出演したのは2月のこと。永さんはパーキンソン病を患い、大橋さんは過去3度のがん手術に加えて2015年11月に腸閉塞の手術を受けたばかり。2人とも車椅子での出演ながら長年の友である黒柳徹子と楽しげにトークをしましたが、それが最後のテレビ出演となりました。7月7日に永さんが亡くなると、巨泉さんも親友の後を追うかのように12日に亡くなりました。

演芸界では、「上方四天王」の1人で戦後の上方落語の復興に尽力した落語家の桂春団治さんや、動物の声帯模写の第一人者として知られた4代目江戸家猫八さん、上岡龍太郎さんの愛弟子で“孤高の芸人”と知られたテントさん、また吉本新喜劇では“竜じい”こと井上竜夫さん、「大阪名物パチパチパンチ」などのギャグで知られた島木譲二さんら人気芸人たちが相次いで亡くなりました。

松浦亜弥のものまねなどで人気だったお笑いタレントの前田健さんは4月、食事後に都内の路上で倒れ、心肺停止状態で救急搬送されるも帰らぬ人となりました。不整脈の持病があったらしく、死因は虚血性心不全。44歳という早すぎる死に悲しむ声が数多くあがりました。

世界のニナガワも

声優では藤子不二雄A原作のアニメ「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造役などで知られた大平透さん、「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃん役で知られた水谷優子さん、「ハイキュー!!」の烏養繋心役などで知られた田中一成さんなど。「ドラえもん」のスネ夫(先代)役などで知られた肝付兼太さんが亡くなったのは10月のこと。2015年6月に亡くなった先代ジャイアン役の声優・たてかべ和也さんに続き、多くのファンが悲しみに暮れました。

演劇界では5月、世界的な演出家・蜷川幸雄さんの訃報が流れました。多くの俳優を育て上げたことでも知られる蜷川さんの訃報に、藤原竜也や小栗旬、綾野剛、生田斗真、前田敦子、岡田准一、亀梨和也、森田剛といった若手俳優たちも恩師を悼みました。また、その蜷川さんとともに数々の舞台を作り上げた名優・平幹二朗さんも10月に泉下の人となりました。

音楽界では、ブンブンサテライツのボーカル川島道行さん、元L⇔Rの黒沢健一さんはともに脳腫瘍のため若くしてこの世を去りました。また、世界的シンセサイザー奏者で作曲家の冨田勲さんは5月に死去。大ヒット曲「私は泣いています」などで知られたシンガー・ソングライターで女優のりりィさんは11月に亡くなりました。

そして、「ウルフ」の愛称で親しまれた大横綱「千代の富士」の九重親方の訃報は、相撲ファンのみならず日本国中の多くの人々を悲しませました。小兵ながら鍛え上げられた肉体と鋭い眼光で他を圧倒し、31度の優勝(史上3位)で一時代を築いた千代の富士も、膵臓がんに倒れました。昭和がまた少し遠くなった瞬間でした。

また、海外では英ロック・ミュージシャンのデヴィッド・ボウイさん、プリンスさん、レオン・ラッセルさんといった著名なミュージシャンが亡くなりました。「ラスト・クリスマス」などの世界的ヒット曲で知られたジョージ・マイケルさんの訃報が流れたのは、奇しくも12月25日。世界中のファンにとって悲しいクリスマスとなりました。

合掌。

(文/花@HEW)

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記事制作 : dmenu映画