池松壮亮&リリー・フランキーが福本伸行の世界観にハマる!闇社会描く謎の作品「銀と金」

コラム

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【画像】土曜ドラマ24『銀と金』

福本伸行による漫画「銀と金」が、池松壮亮主演、共演にリリー・フランキーやマキタスポーツといったキャスト陣でテレビドラマ化された。「賭博黙示録カイジ」シリーズや「アカギ~闇に降り立った天才~」など、闇社会を描いたギャンブル漫画でカリスマ的人気を誇る福本の作品を、若手実力派俳優の池松とベテラン俳優のリリーがどのように演じるのか。ファンの間では大きな話題となっていたが、第一回の放送を終え早くも絶賛の声が多く上がっている。

福本作品の魅力はやっぱり心理戦

テレビ東京系で毎週土曜日深夜0時20分より放送の「銀と金」は、何事も上手く行かず、やり場のない怒りをギャンブルで発散していた若者の森田鉄雄(池松)が、裏社会を仕切る大物フィクサー平井銀二(リリー)と出会い、欲望渦巻く闇社会へ足を踏み入れ戦いに挑むというストーリー。あらゆる大物の悪党を経済的・精神的に追い込み多額の金を奪い取る、「悪」vs「悪」の“究極のマネーゲーム”を描いたブラックエンターテイメントとなっている。

福本作品の醍醐味は、なんといっても心理戦。巨額の金を賭けたゲームでの、胸がざわつくような駆け引きが最大の魅力だろう。映画『カイジ』シリーズでも登場した、心理戦での状況を表現した「ざわ…ざわ…」という擬音を知っている人も多いのではないだろうか。今作の主人公を演じる池松は、近年、TBS系ドラマ「MOZU」や映画『デスノート Light up the NEW world』に出演、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど演技力にも定評がある。これまで福本作品と言えば藤原竜也というイメージがあったが、それを池松が上書きするようなインパクトを残せるか。すでに
「同じ福本伸行作品でも、『カイジ』の藤原竜也の絶叫調とは違って、池松壮亮が抑制した演技をするのがいい」
「福本作品は藤原竜也や香川さんみたいな演技より池松壮亮みたいに淡々としてる方がいい」
といった感想が多く見られるなど、すでに高評価の様子。

また、ベテラン俳優のリリーを銀二役に起用したのは、原作者である福本自身の推薦。ネット上ではこのキャスティングについて
「リリーさん似合ってる」
「さすが原作者指名」
「福本作品とリリー・フランキーの相性完璧」
と、ファンから賞賛の声も上がった。

謎のベールに包まれた作品?

実はこの「銀と金」、1992年から双葉社「アクションピザッツ」で連載されていたが、96年に突如休載した漫画だ。その後、現在まで連載は再開されておらず、未完の作品となっている。連載が再開する見込みもなく、物語がどんな最後を迎えるのか、ベールに包まれたままだ。そんな状況でのテレビドラマ化のため、「もしかしたら続きが見られるかも」と期待を寄せるファンも多い。

また、主題歌に起用されたロックバンドamazarashiにも注目だ。「日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝(あまざら)しだが、『それでも』」ということから来ているというバンド名にも垣間見える、メッセージ性の強い歌詞が人気。巨大な悪党と敵対し、大どんでん返しをする同ドラマにピッタリのバンドといえるかもしれない。そんなamazarashiだが、メディア露出をしないことで有名。これまたベールに包まれている部分がある。amazarashiの独特の世界観が、胸がざわざわするようなドラマを彩っている。

第一回の放送を終え、ネット上では
「見てるだけでドキドキする」
「素晴らしいに尽きる。世界観がたまらないゾクゾクする。こんなの待ってた」
といった声が多く見られた。今期注目の一作だ。

(文/齋藤徹@HEW)

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記事制作 : dmenu映画