セクシー&バイオレンス!綾野剛が挑んだ“過激すぎる”演技3選

コラム

  • twitter
  • facebook
  • はてなブログ
  • google+
  • LINEで送る

メイン

伝説的なアウトロー漫画を原作に2015年に映画化され、大ヒットを記録した綾野剛主演『新宿スワン』。その待望の続編『新宿スワンⅡ』が2017年1月21日より公開。本作では、金髪・天パーのスカウトマンを演じている綾野剛。鬼才・園子温監督による大胆な演出も相まって、激しくもどこか色気のある濃密な魅力が炸裂! 最近では、このような過激な役どころがすっかり板についてきたようですね。激しいベッドシーンも厭わない体当たりの演技も高評価の模様。そこで今回は、彼の持ち味である“バイオレンス&セクシー”がぞんぶんに堪能できる映画を3本紹介します。

オンナに汚職にクスリまで、やりたい放題の悪徳警官『日本で一番悪い奴ら』(2015年)

2002年に日本警察史上最悪の不祥事と言われる北海道警察の「稲葉事件」を巻き起こした、実在の悪徳警官を描いた『日本で一番悪い奴ら』。綾野剛が演じたのは、「日本一の刑事になりたい」と熱い想いを抱いていた猪突猛進型の体育会系警官・諸星。柔道で名を挙げて入署した彼は、先輩刑事たちからのプレッシャーから違法ギリギリの捜査に手を染め、ついには超えてはいけない一線を超えていきます。 諸星が柔道の達人から悪徳警官へと転落していく様が、とてつもなくリアルです。特に友人からの裏切りにあい追い詰められた結果、初めて覚せい剤に手を出してしまうシーンのエグさはダントツ。さらに、さらに、シャブ中になってしまった矢吹春奈演じるクラブホステスに平手打ちをしながら絡む、息を呑むほど激しく哀しいベッドシーンも必見です! 綾野剛の濡れ場は映画内で何度かあるのですが、このうちの一つはもともと描写が予定されていなかったものだそう。そのシーンは綾野剛本人が「監督、俺ちょっとセックスしたいです」と衝撃の一言を発して敢行されたとか……。役どころ以上にバイオレンスな裏話ですよね!

貧困による負の連鎖からの救済をラブシーンとともに描いた『そこのみにて光輝く』(2014年)

佐藤泰志の小説を原作とした、池脇千鶴とのダブル主演映画。孤独を抱えた男と、劣悪な環境下にある貧困層の女が、必死で生き抜く姿が描かれています。認知症の父とパチンコ狂いの母、傷害事件を起こす弟……。そんな最底辺の家族を抱える女性の一筋の光となったのが、綾野剛演じる無職の男。2人が繰り広げる濃密なラブシーンは、負のスパイラルからの救済の象徴のようにすら感じられます。 見所はなんといっても、艶かしい音を立てながら池脇千鶴の胸を吸うという、近年の映画ではそうそうお見受けできないレベルの迫真の濡れ場。ただエロいだけではない、男と女が愛し合い結ばれていく過程をしっかりと見せたいというこだわりの強さが伝わってきます。 この時の綾野剛は、飲んだくれの主人公の顔のむくみや肌の質感を表現するために徹底した役作りを決行。ロケ地である函館に飲み仲間を作り、毎晩飲み明かしてそのまま撮影にやってきて、メイクもせずにそのまま演じていたそうです。恐るべき役者魂!

腐女子が歓喜した妻夫木聡との濃密なラブシーンあり! 『怒り』(2016年)

日本俳優界のオールスターキャストが勢ぞろいした今作は、「悪人」や「横道世之介」などで知られる吉田修一の小説の映画化。八王子で発生した未解決の夫婦殺人事件の犯人と思われる男3人が、それぞれに築き上げた人間関係の中で生きていく様が描かれています。 綾野剛が演じたのは、ハッテン場で出会った妻夫木聡が演じるサラリーマンの家に転がり込んだ謎の男。2人はその後、恋人関係になり映画内で濃厚なベッドシーンを披露しています。イケイケ攻めの妻夫木聡と儚げな受けの綾野剛のカップリングは、腐女子たちも大歓喜する王道ボーイズラブキャスティング。 ここでも役作りのため、2人は撮影中の2週間は一緒にホテル暮らしをしていたとのこと。役名で呼び合い、まるで本物の恋人同士のような時間を過ごしたそうです。ちなみに綾野剛はその当時を振り返って「本当に、愛し合ってました」と発言していました。どこまでも役に深く入り込む俳優なんですね。

年を重ねるごとに、艶やかな俳優に進化を遂げている綾野剛。『新宿スワンⅡ』での熱い演技にも期待せざるを得ません! 今後もバイオレンス&セクシーな魅力満点の演技を見せ続けてくれることでしょう。

(文/もちづき千代子@H14)

『新宿スワンⅡ』
2017年1月21日(土)TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2017 「新宿スワンⅡ」製作委員会

記事制作 : H14

シリーズ