童貞からチョイ悪、オネエまで!松坂桃李の“変幻自在”の魅力

コラム

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(C)2017「キセキ -あの日のソビト-」製作委員会

2008年に放送され、後に映画化もされた大ヒットドラマ「ROOKIES」(TBS系)。その主題歌として知られる、GReeeeNの「キセキ」を題材とした映画『キセキ -あの日のソビト-』が1月28日に公開されます。GReeeeNといえば、メンバー全員が現役の歯科医師で、顔や姿は一切メディアに露出せずに活動しているアーティスト。この映画は、そんな謎に包まれた彼らの真実に迫る青春作です。メンバーのひとり、ヒデを演じるのは、若手俳優の中でも高い演技力が評価されている菅田将暉、その兄ジンを演じるのは“変幻自在な俳優”とも称される松坂桃李。女性人気が高いふたりだけに、どんな兄弟愛をみせてくれるのか、いまから楽しみところです。 また、とくに注目したいのは、本作でさらに役柄の幅を広げた松坂桃李の演技力。髪を緑色に染め、あごひげを生やしたちょい悪風のロッカースタイルの外見で、キレやすく熱いキャラながらも真面目な弟を支える不器用な兄役を好演しています。

恋愛下手な童貞からおしゃべり好きのオネエまで!

松坂桃李といえば、NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(2012年)のヒロインである堀北真希の夫役でブレイク。終戦当時の東京を舞台とした物語に、町医者として奮闘している主人公を夫として支え、職人を目指すノブ役はまさに理想の旦那像。やさしい雰囲気の松坂にぴったりの役どころでした。 その後、松坂はさまざまなキャラクターに扮するように。記憶に新しいところでは『ピース オブ ケイク』(2015年)での「オカマの天ちゃん」役が挙げられますよね。多部未華子が演じる恋愛下手な女の子に、時に厳しく的確なアドバイスをする姿に、「私もこんなオネエの友達が欲しい!」と思った女性も少なくないのでは? さらに、2016年に放送された宮藤官九郎脚本のドラマ「ゆとりですがなにか」(日本テレビ)では、恋愛経験がない童貞の教師役に。183 cmの高身長に目鼻立ちの整った端正な顔立ちで、雑誌「FINEBOYS」専属モデルとして芸能デビューを飾った松坂ですが、このドラマでは、ダメな童貞役がありえないほどハマっていました。

松坂桃李の演技力に隠された俳優にかける意気込み

また、ブレイク前の2011年に公開された映画『アントキノイノチ』では、向きには明るく人気者ながら心の中には悪意が潜んでいる、という難しい役どころにも挑戦しています。岡田将生演じる主人公の友人役としての脇役ながらも、印象深い演技をみせていました。

このように、さまざまなタイプを演じられる松坂桃李ですが、俳優活動を始めたのは大学在学中の頃。2年間の休学を経て、親の反対を押し切って退学し、本格的に俳優の道を歩むことに。自分で決めた道を突き進む意志の強さは、『キセキ -あの日のソビト-』のジン役にも通じているのかもしれませんね。

(文/池守りぜね@H14)

記事制作 : H14