『君と100回目の恋』miwa&坂口健太郎 インタビュー

インタビュー

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いちず男子の視線にドキドキ!キュンキュン!!

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映画『君と100回目の恋』は2月4日より全国公開

最愛の彼女の哀しい運命を変えようとした陸と、彼の未来を守ろうとした葵海の、時をめぐる物語『君と100回目の恋』。完全オリジナル脚本で挑んだ究極の純愛ストーリーで、miwaと坂口健太郎が初共演。劇中バンドでも息の合ったパフォーマンスを見せた二人が、撮影時のエピソードや運命の恋について語り合った。

より現実に近いストーリー

Q:最近のトレンドでもあるタイムリープ系映画となりますが、本作ならではだと思う点は?
miwa:実写なので、より現実に近いストーリーに感じられると思います。ファンタジーというより、「自分ならどういう選択をするか」ということを、自分たちの生活の中でリアルに考えられる作品になっていると思います。

坂口健太郎(以下、坂口):現実側に近いタイムリープものですね。演じ手としては、運命を変えるために行動を変えていくのが陸なので、ワープするたびに同じ芝居をしなくても良いということもありました。

miwa:オリジナル脚本なので、原作のイメージに縛られない自由度も大きかったです。

Q:秘密を共有してから、大人びていく葵海と年齢相応に見えていく陸。その変化を表現する楽しさや難しさはありましたか?
miwa:葵海は天真爛漫(らんまん)で、後先を考えずに行動するタイプ。深く考えるよりも瞬発力で思ったままに演じられたので、楽しかったです。ヘンな動きをしても、陸が全部カバーしてくれました。

坂口:ヘンな動きなんて、あった?

miwa:あった(笑)。でも、冷静な坂口くんがカバーしてくれたので、まるで葵海と陸みたいな関係でした。そんな一方で陸は過去や未来、時間というものに囚われている。後先考えずに今を生きている葵海だからこそ、陸の希望であり、陸の心を照らす太陽のような存在なのだと思います。でも、実のところ葵海は周りの人のことを誰よりも考えているから、もらっている愛情にも気付けて、笑顔を届けられるわけです。苦しいときや切ないときもありますけど、幸せな気持ちになれました。

坂口:前半の陸は冷たく見えてもいい、後半の彼のカッコ悪さ、ダサい部分がキュートに見えればと思いました。劇中で、ふたりのラブラブなシーンというのは限られていて、そのシーンへ持っていくために、どのくらいの加減で冷たく見せるかを意識しました。葵海ばかり見ている痛々しいだけの男の子にはしたくなかったから、そのバランスを監督と話し合いながら考えていました。

坂口のアドリブ演技にキュンキュン

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Q:陸のような “いちず男子”に憧れますか?
坂口:彼はすごいと思います。自分の命を懸けてまで、ひとりの女性を愛するなんて、自分にできるかって言われたら……できないですよね。

miwa:できないんだ!(笑)

坂口:僕もいちずなんですけど(笑)、あの熱量のいちず男子にはなれるかな? もしタイムリープできるレコードを持っていたら、なれるかもしれないです。

miwa:幼い頃からずっと見守ってくれた陸のような存在がいて、葵海がうらやましい。陸の気持ちに気づかなかった葵海は片想い同然。でも、女性としては大切に思ってくれる人がそばにいてくれたら、天真爛漫(らんまん)に育ちますよね。

Q:葵海を見つめる陸の表情に、ドキドキしますね。
坂口:監督いわく「悲しげでもあり、愛おし気でもあり、切なくも見える表情だから、読み取る情報量が多い」と。だから「坂口くんにはカットをかけたくなくなる」と言ってくださって、うれしかったです。葵海の海外留学について話すシーンが特に長くなかった?

miwa:台本上では終わっているはずなのに。どうするんだろうと思いながらも坂口くんを見ているしかなくて。坂口くんがアドリブでしゃべってくれるから、それについていくだけでした。

坂口:僕が「本当は寂しい」みたいなことを言うんだよね。

miwa:素で驚いたし、好きなシーンです。陸がかわいい!

坂口:確かに(笑)。

葵海の魅力はmiwaそのもの

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Q:この主演作をきっかけに、女優業への意欲が新たに湧いてきましたか?
miwa:音楽にまつわる映画で主題歌や挿入歌にも関わらせていただいて、やっぱり人に伝えるってすごく大切なことだなと思いました。普段シンガー・ソングライターとしての創作作業をしていますが、それを伝え表現するということを改めて学ばせてもらった気がします。もし機会があったら、また全力でやりたいです。

Q:坂口さんから見て、miwaさんの女優としての魅力は?
坂口:現場でカメラが回っていないときに、僕が葵海としてのmiwaを見ていたら、「葵海とmiwaは少し似ているな」と思いました。たぶん葵海の魅力は、miwaそのものの魅力から出てきている。しかもお芝居、お芝居していないから、すごく自然に見えるんです。今までアーティストのmiwaしか知らなくて、お芝居で共演するのは初めてだったけど、本当に素のまま。ナチュラルという言葉がふさわしいかどうかはわからないけど、すごく自然体です。

取材・文: 柴田メグミ 写真: 高野広美

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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