『劇場版 ソードアート・オンライン −オーディナル・スケール−』神田沙也加 インタビュー

インタビュー

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最初は怖かったけど、『アナ雪』に感謝

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映画『劇場版 ソードアート・オンライン −オーディナル・スケール−』は2月18日より全国公開

神田沙也加が、全世界累計1,900万部、ハリウッドでの実写化も進んでいる大人気小説の完全新作オリジナルアニメ映画で、アイドル役に挑む。劇中で5曲の歌も披露する彼女は、声優という仕事にどう向き合っているのか。

アイドル役は貴重な体験

Q:歌姫という役柄ですが、オファーを受けた際の感想を教えてください。

アニメ好きの自分から見てもユナはすごくかわいいので、キャラクターボイスをやらせていただけるお話はすごくうれしくて、「やりたい!」と即答しました。ただ、「ソードアート・オンライン」シリーズはもともとすごい人気作で、そこにゲストとして5曲も歌うということで、映画全体の印象を左右する大事な役目だと気を引き締めました。

Q:アイドル風からしっとりしたものまでバラエティに富んだ曲がありますし、ユナは振り幅の大きい役です。役づくりのポイントは?

歌のレコーディングからやらせていただいたので、歌っていく中で自分が思うユナをいろいろ試せました。ですから、お芝居に入ったときにはもうキャラクターができていて、やりやすかったです。歌から入るのは、舞台のミュージカルのときと同じですね。あとは、監督からいただいた「小悪魔っぽく」というキーワードをもとに、ただかわいく甘いだけではなく、いつも何か含みがあるような、いたずらっぽい感じを出していくことを心掛けました。

Q:実際に演じたご感想は?

動きのひとつひとつがすべてかわいかった! 表情も豊かで、こんなかわいいアイドルを演じられて面白かったです。アイドルって、歌って踊るだけじゃなくて器用でないとやれないと思います。わたし自身はまったく通ってこなかった部分なので、貴重な体験でした。

『アナ雪』は幅を広げてくれた

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Q:声優の神田さんといえば、やはり大ヒットした『アナと雪の女王』の印象が強いです。

社会現象と言っていただけるほどヒットするなんて思わなかったので、とてもびっくりしました。多くの方に親しまれているディズニー作品の力になりたいという気持ちはすごくあったんですが、公開すると自分の手を離れちゃうので、どこまで浸透しているのか、リアルタイムではあまり実感がありませんでした。

Q:『アナ雪』以降、何かご自身に変化はありましたか?

急にお休みが一日もなくなりました(笑)。だから、最初は怖かったです。でも、本当にありがたいことに、あれ以降、声に注目してもらえるようになって、自分がやりたいと思っていた声優というお仕事を多くやらせていただけるようになりました。『アナと雪の女王』には、芸の幅を広げてもらいました。

Q:声優だけでなく、ミュージカル舞台のご出演など、多岐にわたるお仕事をされていますが、それぞれのお仕事の魅力は?

ミュージカルは自分の軸であり、柱であると思いますし、続けてこられたことが自信になっています。わたしの場合、すごくわかりやすく人生の伏線回収があるんですよ。ミュージカルの舞台を踏んでなかったら『アナ雪』は絶対になかったと思いますし、『アナ雪』がなかったら本作もなかった。やってきたことが全部つながっていて、すごく面白いです。

Q:この先こんなことをやりたいという希望はありますか?

わたしはそれがすごくたくさんあるタイプで、しかも「ジャンルが違うから無理」とは思わなかったので、今の自分があると思っています。ここ数年でやりたいことを実現できる機会をたくさんいただきましたし、年齢的にも大人になったので(笑)、これからは余裕をもって取り組みたいと思います。特に声優のお仕事は、1作ごとにちゃんとスキルアップしたいので、ストイックでいたいですね。

Q:お忙しい毎日だと思いますが、リフレッシュはどのようにされていますか?

映画を観てもお買い物に行っても「あれに使えるかな」とお仕事に結びつくので、日常と仕事は切り離せないです。唯一、料理をしているときは「今からこれを食べる」としか考えてないので、仕事には還元されてないかな(笑)。

絶対プレイしたいゲーム

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Q:この物語の魅力はどこだと思われますか?

本作はAR(拡張現実)ゲームが題材ですから、現実味を帯びたまま少しだけ新しいワイルドな世界が見られます。わりと近い将来、実現しそうなシステムですよね。こんなゲームがあったら絶対やりたいと思わせてくれるところが、最大の魅力です。

Q:AR技術を使った「Pokémon GO」や、バーチャルアイドル初音ミクは実際に人気ですものね。

そうなんです。その上で、テーマ自体は興味深い内容も含んでいますが、謎を突き止めていく冒険的要素もあるし、自分がこのゲームをプレイしたらという夢の要素もあります。この作品は、声をあてながら観入っちゃうくらいエンターテイメントとして面白かったので、ぜひ劇場で観ていただければと思います。あこがれの声優の仕事ができて、役や作品の魅力についてこうして語れて、わたしはとても幸せ者です。

取材・文:早川あゆみ 写真:高野広美

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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