“猟奇的な彼女”がパワーアップ!? 幼馴染と波乱の結婚生活へ

コラム

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配給:ハーク

2003年に日本で公開された韓国映画『猟奇的な彼女』は、スレンダーな狂暴美女“彼女”が気弱な男子学生・キョヌへ働く暴君ぶりをコミカルに描いてアジアで大ヒット。ハリウッドや日本でもリメイク版が作られるほど“彼女”とキョヌの関係性は新しく、たくさんの人を夢中にさせました。2月18日からは待望の続編『もっと猟奇的な彼女』が公開されます。前作でハッピーエンドになった“彼女”と別れてしまい、さらに振り回される幼馴染の“彼女”と結婚することになった主人公キョヌは、平穏な日々を送れるわけがなく……。

さらに進化した“彼女”がキョヌを狂暴にバックアップ!?

前作に続いて“彼女”に振り回されていた主人公・キョヌをチャ・テヒョンが演じています。前作で思いが通じ合ったはずの“彼女”とキョヌが別れてしまうところからストーリーがスタート。“彼女”に突きつけられる無理難題を抱えては見せていた愛すべき困り顔を、続編でも冒頭から浮かべまくる相変わらずのキョヌ。結婚の約束をした初恋相手と再会し、韓国女性アイドルグループf(x)(エフエックス)メンバーのビクトリアが演じる“彼女”とつき合いはじめます。前カノよりも強引な今カノによって、結婚へ向けて着々と準備が進んでいきます。

この新しい“彼女”も、キョヌを無茶なスカイダイビングや旅行に連れ出すなど、振り回し放題。さらに、結婚という人生の一大事を迎えるというのに仕事にありつけていないキョヌの就職まで世話をするなど、完全に尻に敷いた状態で結婚にこぎつけます。ただし、キョヌを大手IT企業への採用に導き、結婚の嫁姑問題をも頼りないキョヌを差し置いて解決していく頼もしい存在でもある“彼女”。厳しくいたぶられながらも、キョヌは“彼女”と一緒にいることで着々と人生を進めていくのです。

傷めつけられてもやっぱり幸せそうなキョヌ…

前作でキョヌは、チョン・ジヒョン演じる“彼女”が悲しさを隠すために狂暴化しているような内面を察して、無茶な願いをすべて受け止めていました。そのおかげで誰かのために尽くすことも、荒療治で身に着けていったキョヌ。逃げも隠れもできない夫婦生活を描いた続編でも、妻の要望に応えるために睡眠時間を惜しむなど、ハチャメチャな2人の関係の奥にはお互いへの一途な思いがあることだけは確かです。

“彼女”のひどい仕打ちを受けるキョヌに目を覆いたくなることもありますが、だんだん「“狂暴性=愛情の強さ”を受け止めるキョヌってすごい!」と2人がベストカップルなのを認めざるを得ない心境になってくるのが、今作の不思議なところ。既に公開された韓国では“彼女”役が変わったことで熱狂的ファンの間から賛美両論が起こったりもしていますが、こんな特別過ぎるカップル生活、あなたは憧れますか?それともやっぱり遠慮したい……?

(文/岩木理恵@HEW)

記事制作 : HEW

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