実は男性/女性だった…性別を勘違いされがちな作家&漫画家

コラム

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1月中旬、第156回直木賞の受賞作家が発表されました。今回の受賞作品は、『夜のピクニック』などで知られる恩田陸の『蜜蜂と遠雷』。今回の受賞を受けて各ニュースなどで授賞式の様子が取り上げられましたが、その映像や写真を見て恩田陸の性別に驚いたという声が多くあがりました。その“陸”という名前から男性を想像していた人も多いようですが、性別は女性です。

恩田陸以外にも、顔を表に出す仕事ではないため性別を勘違いされがちな作家や漫画家は多くいます。その一部を見てみましょう。

さとうふみや

『金田一少年の事件簿』で知られる漫画家。“ふみや”というペンネームから、男性を想像していた人も多いのではないでしょうか。でも、実は女性なんです。同作の原作は男性の小説家・天樹征丸が書いているためか、漫画の中でも思わずドキドキしてしまうようなサービスショットがいっぱいでてきます。そんな少年マンガっぽさも作用して、より男性だという誤解が広がってしまったのかもしれません。

荒川弘

大ヒット漫画『鋼の錬金術師』や、Sexy Zoneの中島健人主演で映画化された『銀の匙 Silver Spoon』の作者である荒川弘。彼女も“弘(ひろむ)”という名前から男性を想像しがちですが、実際は女性の漫画家です。漫画ファンの間では、妊娠や出産を何度も経験しつつも連載中だった『鋼の錬金術師』を休載せずに続けた話は有名ですね。

久保ミツロウ

俳優の森山未來主演でドラマ・映画化された人気漫画『モテキ』や、ジャニーズWESTの藤井流星主演でドラマ化された『アゲイン!!』などで知られる久保ミツロウも女性。久保ミツロウ作品といえば、ヘタレな男性が主人公になることが多いですが、一方でその女性ならではのリアルな人物描写も魅力的です。テレビなどの露出も多いため、「見てびっくりした」という人も多いかもしれません。

中村光

桐谷美玲や小栗旬、山田孝之などの豪華キャストで実写化された人気漫画『荒川アンダー ザ ブリッジ』の作者である中村光も、その男性とも女性ともとれる名前から女性だとは思ってなかったという人が多い漫画家のひとりです。彼女は“美人漫画家”としても知られており、夫は『進撃の巨人』のリヴァイ兵長や『ONE PIECE』のトラファルガー・ローなどの声を担当している人気声優の神谷浩史です。

有川浩

V6の岡田准一主演で実写化された『図書館戦争』や、嵐の二宮和也主演でドラマ化された『フリーター、家を買う。』などで知られる小説家の有川浩。軍事系をはじめ、様々なテーマの作品を生み出している彼女ですが、その作品の醍醐味のひとつである“ベタ甘”とも言えるほどの恋愛模様は、確かに女性ならではと言えるかもしれません。

桜庭一樹

野忠信と二階堂ふみで映画化された『私の男』で2008年に直木賞を受賞した桜庭一樹も、実は女性です。桜庭といえば、「少女を描くなら桜庭一樹!」と言う人も多いほど、その巧みな文章表現でこれまでに様々な少女を描いてきています。少女たちの危うさやその絶妙な感情が書けるのは、女性だからこそなのかもしれません。

逆に、『涼宮ハルヒの憂鬱』の谷川流や、『あんみつ姫』の竹本泉など、作品の内容などから作者が女性だと思われがちな男性漫画家や作家も多くいます。あなたの好きなあの作品も、調べてみたら「実は女性(男性)だった……!」なんてことがあるかも!?

(文/木村彩乃@HEW)

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記事制作 : dmenu映画

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