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ナタリー・ポートマンとキーラ・ナイトレイと言えば、ソックリな顔立ちが印象的。中には「あまり見分けがつかない」という方もいるのではないでしょうか。実は2人は、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)で共演した仲。しかしその後は、それぞれ異なる女優人生を歩んできました。今回は最新作の公開をこの2〜3月に控えた両者を改めて比較してみましょう。

はじまりはアミダラ女王とその影武者!?

2人がそっくりなのは、16年前から言われていたことでした。というのも、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)でナタリー・ポートマンが演じたアミダラ女王の影武者役に、「顔が似ている」という理由で抜擢されたのがキーラ・ナイトレイだったからです。白塗りになったキーラとナタリーはあまりにそっくりだったので、彼女たちの母親でさえ見分けがつかなかったというエピソードも残っているほどです。

体を張った演技も辞さない才色兼備なナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマンと言えば、未だに『レオン』(1994年)のマチルダ役を思い出す人も多いのではないでしょうか。彼女は本作で映画デビューを果たし、公開されると一気に注目を集めました。

その後は『スター・ウォーズ』シリーズに出演。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)では、モンスターに腕を掴まれて投げ飛ばされるシーンの撮影の際に、3mほどの高所から落ちるアクションを代役なしでこなすなど身体能力の高さを見せました。また、『ブラック・スワン』(2010年)ではバレリーナ役を演じるために1年間特訓しすべて自身で演じきり、さらに役作りのため約10kgもの減量まで行うという意識の高さ。結果、アカデミー賞主演女優賞をはじめとする数々の賞を受賞しました。一方、私生活ではハーバード大学に合格、さらには大学院へも進学するなど学業の両立も見事に果たしています。

現在は2人の母親となったナタリー。『ジェーン』(2016年)では、家族を守るために立ち上がる母親役のほかプロデューサーも務め、たくましく強い女性としての地位を確立しています。

ハリウッドセレブなのに気取らない明るさが魅力のキーラ・ナイトレイ

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(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC

キーラ・ナイトレイがその名を知られるようになったのは、『ベッカムに恋して』(2003年)。サッカーに真摯に向き合うスポーツ少女を好演すると、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003年)のヒロイン役に抜擢され、スターの仲間入りを果たします。本シリーズの3作目まで出演を続け、おしとやかな女性から勇敢な海賊への変化を演じきりました。

その後、『プライドと偏見』(2006年)ではまっすぐで芯のある女性を演じ、『はじまりのうた』(2015年)では爽やかな歌声も披露しています。一方、勉学の得意なナタリーとは異なり学習障害に悩んでいたという過去や、年収はハリウッドセレブにしては低めの500万円に抑える倹約家であることを公表。ありのままの自分を受け入れた堅実な生き方が、元来の上品さにヘルシーさを添えています。

そして『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2015年)では、主人公に寄り添う才女を演じ、2度目のアカデミー賞助演女優賞にノミネート。さらに同年は、待望の第一子を出産しました。

2月25日には、キーラ・ナイトレイの産後復帰作『素晴らしきかな、人生』が公開され、3月31日にはナタリー・ポートマンがケネディ大統領を支え続けたファーストレディを演じる『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』の公開を控えています。出産を経て朗らかな女性らしさに磨きがかかったキーラと、知性と強さを兼ね備えたナタリー。顔は似ているけれど異なる魅力を持った2人の演技を見比べてみるのも楽しいかもしれません。

(鈴木春菜/@YOSCA)