士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」をスカーレット・ヨハンソン、ビートたけしらでハリウッドが実写化。いよいよ来月公開となります! この作品が成功すれば、ハリウッドのプロデューサーたちは今後いままで以上に血眼になって実写化しやすい漫画(またはアニメ)を探し始めることでしょう……ということで! 「次は、この作品をこのハリウッドスターでどうっすか?」というプレゼンを勝手にしちゃいま〜す! もちろんチョイスはあたくし任せ! 「この女優の方がいいだろ!」「この漫画もあるぜ」という方は、是非とも独自でプロデュースごっこをしてみてくださいね!

トム・スウィート×「銀河英雄伝説」

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(c) 徳間書店

 あの小説にハリウッドが追いつくのは一体いつの日なの!? 田中芳樹先生の累計発行部数1,500万冊超の大ベストセラー同名小説をアニメ化した壮大な宇宙の物語「銀河英雄伝説」を、是非とも今のハリウッドでリメイクしていただきたい! これでもかってくらい登場人物が多くて、しかも全員が魅力的なので、もしもリメイクしたら日本の大河ドラマ並みにハリウッドスターを総動員することになるはず。『スター・ウォーズ』がひと段落したジョージ・ルーカス監督率いるルーカス・フィルムさんに新たなる宇宙の大河をお願いしたいところです。さて、才能、知性、そして美しすぎる容姿の主人公ラインハルト役は、若い頃から成長していくまでをリアルに演じてもらわないと! というわけで『シークレット・オブ・モンスター』で恐るべき独裁者になってしまう少年を見事に演じたトム・スウィートを大抜擢しては? 彼の美しい金髪と寂しげで美しいお顔はラインハルトにぴったりだわ! そしてもう一人の主人公ヤン・ウェンリー役は金城武にオファーしましょう。ちょっと年齢上ですけど、かっこいいからアリなんですっ!

クリス・ヘムズワース×「ベルセルク」

クリス・ヘムズワース  Gilbert Carrasquillo / Getty Images

作品名:ベルセルク 第1巻 <初回限定版> 発売元:NBCユニバーサル 価格:22,500円+税 発売中 (c)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会

 ベルセルク大好き芸人が存在するほど人気の高い「ベルセルク」は三浦建太郎によるダークファンタジー。舞台は中世ヨーロッパのような架空世界で、「黒い剣士」と呼ばれる右目と左腕を失った傷だらけの剣士ガッツが、超でっかい刀を片手に戦いながら放浪する姿を描いた本作。めっちゃくちゃいい体をしているガッツ役は、映画『マイティ・ソー』でソー様を演じたクリス・ヘムズワースにぴったり! ガッツって、推定では大体2メートルくらいあるでっかい男なんですが、クリスの身長は190センチ! 日本人じゃ、ラグビー選手の五郎丸くらいしかできる人いないのでは? ってくらいゴッツくてカッコいいガッツ役にこれだけサイズ感ぴったりの人ってなかなかいないでしょう。あとは髪の毛黒くして、短髪にしてもらえばバッチリ。映画『マイティ・ソー』ではムジョルニアと呼ばれるハンマーを振り回していたクリスですが、今度はガッツの巨剣a.k.a.「ドラゴンころし」を振り回していただきましょうよ! 監督はテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で4章第8話「山と毒蛇」を手がけたアレックス・グレイヴス監督にお願いして、この際HBO出資で作ってもらっちゃったらどうかしら?

ブラッド・ピット×「あぶさん」

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あぶさん100巻/小学館/水島新司

ハリウッドであの伝説の「子連れ狼」がリメイクされるって情報が流れたのは2016年のこと。ということは、今流行りの漫画じゃなくて往年の名作もリメイクのチャンスはあるってことか! それならば、41年に渡った連載も終わり、多くの野球ファンから愛されている水島新司の「あぶさん」がいいのではないでしょうか? 超酒豪の強打者の「あぶさん」こと景浦安武の野球人生を描いたこの作品、映画『メジャーリーグ』『フィールド・オブ・ドリームス』などなど、野球大国アメリカならばきっとあぶさんの渋さも通用するはず! そしてあぶさん役には、私生活でもお酒が大好き! さらに野球映画『マネーボール』にも主演していたブラッド・ピットはいかが? 日本人じゃないけれど、お気に入りのお酒を「アブサン」ってことにして、ニックネームはそのままで。アメリカ人がよく持っている銀色のやつ持って、是非ともアブサンの酒しぶきを吹きかけていただきたいものです。親友のジョージ・クルーニーあたりにプロデューサーをお願いして、監督は『フィールド・オブ・ドリームス』で野球野郎を証明してくれたケヴィン・コスナーに頼んだら、野球場くらい作ってくれるっしょ!

ジョニー・デップ&デヴ・パテル×「聖☆おにいさん」

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ファンタジーものだったり、SFだったりとド派手な映画がお好きなハリウッド。でも案外地味なストーリーをド派手なキャスティングで調理しちゃうのもお得意なはず! ということで是非、リメイクしていただきたいのが、ブッダとイエスが下界での生活を満喫しまくる姿をシュールに描いた「聖☆おにいさん(セイント おにいさん)」。映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』や『宇宙人ポール』のグレッグ・モットーラ監督あたりが、リメイクしてくれないでしょうか? もしくはジーザス映画と言えばこの方! 『バッション』のメル・ギブソン監督もいいですねえ。キャスティングは、主役のイエス役を存在感も神々しいし長髪も抜群に似合うジョニー・デップにお願いして、アンバー・ハートとの離婚でついた呪いを消し去ってもらいましょう! そしてインドの王子様だったブッダ役には、第81回のアカデミー賞作品賞受賞作『スラムドッグ$ミリオネア』で主人公ジャマールを演じ、今年のオスカーでは助演男優賞にもノミネートされたデヴ・パテルにお願いしましょう!

マッツ・ミケルセン×「おじ恋」

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日本の女子たちが胸キュンしちゃう少女漫画もいいのでは!? とはいえ、日本の胸キュン少女漫画は、やっぱり制服着た男の子たちが多いからハリウッドのリメイクではちょっと不自然かも!? イギリスの寄宿学校あたりならいけるかもしれませんが、やっぱりハリウッドなので胸キュンにぴったりのおじさま俳優で何か映画が作れませんかね。そう考えてみたところ、現在36歳のあたくしがどハマりしているおじさま胸キュン漫画を思い出しましたよ! その名も堤翔の「おじ恋」。探偵事務所を舞台にくわえタバコのダメダメなボスの探偵(おじさま)と、男勝りな女子高生のバイトちゃんとの禁断の恋! 年下の女子にときめいちゃって、照れてあたふたするおじさんの姿がめっちゃ可愛いのです〜。キャスティングは無条件に今をときめきまくっているマッツ・ミケルセンに無条件で決定。その代わり、女子高生設定はハリウッドのコンプライアンスに引っかかりそうなのでちょっと年齢上げましょう。はあ、マッツのおじ恋が見た〜い〜! 監督はあのジャック・ニコルソンの見事なオジ恋っぷりを描いた「恋愛小説家」のジェームズ・L・ブルックス監督にお久しぶりにメガホンとってもらって、マッツのツンデレをがっつり出してもらいましょう!

文・構成:シネマトゥデイ編集部 森田真帆