木村佳乃さん-『映画プリキュアドリームスターズ!』が3月18日より公開

バラエティも“デキる”女優・木村佳乃、声優業もハマってる!?

コラム

  • twitter
  • facebook
  • はてなブログ
  • google+
  • LINEで送る

劇場版アニメにおいて欠かせない(?)のが、映画自体を、そして話題的にも盛り上げるゲスト声優の存在。3月18日(土)公開の『映画プリキュアドリームスターズ!』でその役割を担ったのがタレントの山里亮太さんと女優・木村佳乃さん。山里さんは不気味なキャラクター・鴉天狗を、木村さんはプリキュアたちが出会う不思議なキツネ・シズクを演じています。

「プリキュア」「アンパンマン」と子供向けアニメで活躍

『映画プリキュアドリームスターズ!』で共演の木村佳乃さんと山里亮太さんの公開アフレコ

特に5歳と3歳の姉妹のお母さんでもある木村さんは、「『ママすごい!』って、いますごく子どもたちに尊敬されています(笑)」とアフレコ会見でハイテンション。「私自身『プリキュア』が大好きで、思わず主題歌を口ずさんじゃうこともあります。放送も楽しみにしていて、こないだはマカロンが……」と会見中TVアニメの話題へ脱線するほどでした。

長女を出産された後、木村さんは映画『それいけ!アンパンマン よみがえれ バナナ島』(2012年)にも、バナナ島の女王バンナ役で出演。元気で活発な女の子を「彼女の気位の高さと成長をしっかり演じたい」という意気込みで熱演しています。

母親として子供向けのアニメに出演……というのが普通の印象だと思いますが、彼女のキャリアを振り返ると実はけっこうアニメーション映画への声優出演が多く、驚かされます。

ディズニー、ドリームワークス作品を早々と制覇

木村さんは2001年公開のディズニー・アニメーション『アトランティス 失われた帝国』で洋画の吹替えに初挑戦。海に沈んだアトランティスの王女、プリンセス・キーダの声を演じています。おてんばなキーダは、アクティブな存在感の木村さんにシンクロしていて、いま考えると『~よみがえれ バナナ島』のバンナにも通じるイメージがあるように思われます。

彼女のアクティブさは、「世界の果てまでイッテQ 」などのバラエティ番組でも発揮され、好評を博しています。そんな木村さんが「めざましテレビ」でアフリカの動物を観察する旅に出かけた後、オファーが舞い込んだのが『オープン・シーズン』(2006年)でした。

山間の町にある自然公園でショーを披露していた優しいクマのブーグが、人間嫌いのシカ・エリオットと、狩猟解禁された区域に迷い込んだことで起こる騒動を描いたフルCGアニメーションで、木村さんはブーグと一緒に暮らすパークレンジャーのベスを演じています。ハリウッド直々のオファーでベスを演じた木村さんは、まさに動物好きな彼女の印象をそのままキャラクターに投影し、こちらもハマリ役となりました。

その2年後には、ドリームワークス制作の『カンフー・パンダ』(2008年)で、マスター・タイガー役の日本語版声優に抜擢されています。ハリウッドではアンジェリーナ・ジョリーが演じていたこの役は、パワー&スピードに秀でたメスのトラの拳士で、主人公のパンダ、ポーに厳しく接するも絆を育みます。

木村さんのキャリアからすると意外なキャスティングのような気もしますが、よくよく考えるとカード会社のTVCMでも黒のホットパンツで飛び跳ねる大胆アクションを披露していて、これも木村さんのイメージに即しているのかなと納得できます。ちなみに同社のTVCMはサバンナを探検するバージョンもあり、ある意味『オープン・シーズン』的な雰囲気だったりします。

実写吹替え&歌唱でも活躍

アニメ以外でも『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010年)、『ジュラシック・ワールド』(2015年)などで洋画の日本語吹替えも担当しています。前者はユマ・サーマン演じるヘビを司る邪神メデューサとして、悪役もこなしています。

ちなみに今回の『映画プリキュアドリームスターズ!』では、エンディング・テーマ「君を呼ぶ場所」(3月15日発売)も歌唱。昨年公開の実写映画『星ガ丘ワンダーランド』(2016年)の主題歌に続くリリースですが、2001年ごろまでアーティスト活動にも精力的だった木村さんが再び音楽面でも精力的に活動し始めているように思えます。

女優としてのみならず、母親でありながら多面的に観客を、視聴者を楽しませてくれる木村さん、演技に歌に豊かな“声の力”で、そのキャリアを深めていくに違いありません。

『映画プリキュアドリームスターズ!』は2017年3月18日より公開-
(C)2017 映画プリキュアドリームスターズ!製作委員会

(文/狩野洋・サンクレイオ翼)

記事制作 : サンクレイオ翼