若かりし頃のエリック・ストルツ。ちょっとマイケルに似てる!?(Getty Images)

あの大ヒット作の主演を“蹴って”大後悔!? 衝撃のスター降板&交代劇5選

コラム

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最近、出家騒動の渦中にいる女優が、撮影中だった関ジャニ∞の丸山隆平さん主演の『泥棒役者』(今年11月公開予定)を途中降板、代役に石橋杏奈さんが決定し、撮り直しが行なわれています。撮影中での途中降板はさすがにあまりないですが、ハリウッドでも役者がクランクイン前に降板することや、イメージと違うから交代させられた、またはせっかくのオファーを蹴ってしまったなどはよくあること。そういう作品をご紹介します。

世界的に話題のあの官能映画を手放した俳優

世界的ベストセラーを映画化した官能ムービー『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナン主演でヒット、続編も作られていますが、当初、ジェイミーが演じたグレイ役に決定していたのは『パシフィック・リム』のイギリス人俳優チャーリー・ハナム。クランクインまでリハーサルや本読みなどこなしていたものの、突如降板し、「役が気に入らなかった」だの「監督と揉めた」だのと報道されていました。しかし本人が後に、当時、父親が亡くなった時期と重なったこと、ドラマと別の作品への参加も控えており、準備が十分にできないことにプレッシャーを感じてしまい、精神的に耐えられなかったためとインタビューで答えています。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の有名降板劇

『BTTF』30周年イベントに登場したマイケル・J・フォックス(Getty Images)

ロバート・ゼメキス監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、80年代を代表する大ヒット作で、主人公のマーティを演じたマイケル・J・フォックスも一躍、映画界のトップスターになりました。けれど、最初、マーティ役にはエリック・ストルツ(『ザ・フライ2』など)が決まっていて、6週間も撮影していたのに降板させられてしまったのは有名な話。理由は「ユーモアが足りないから」。監督のゼメキスと製作のスティーヴン・スピルバーグがスタジオに掛け合って、もともとファーストチョイスだったマイケルを起用したのだそう。後にエリックバージョンで撮った映像も公開されています。エリックは真面目すぎるのがアダになったのかも。

メグ・ライアンは大ヒット作のオファーを蹴っていた

90年代、ラブコメの女王として大活躍だったメグ・ライアンですが、デミ・ムーアをトップスターにした『ゴースト/ニューヨークの幻』、ジュリア・ロバーツをブレイクさせた『プリティ・ウーマン』、ジョディ・フォスターにオスカーをもたらせた『羊たちの沈黙』のオファーを全て断っているという、作品選びについてはとことん不運(?)の人。『羊たちの沈黙』はメグのイメージではないけれど、『ゴースト』や『プリティ~』はメグお得意のジャンルだったのでは?と思ってしまいます。

『パニック・ルーム』のW交代劇

『パニック・ルーム』撮影中のジョディと子役時代のクリステン(Getty Images)

デヴィッド・フィンチャー監督のスリラー『パニック・ルーム』で、主人公メグを演じたのはジョディ・フォスターですが、当初はニコール・キッドマンが演じる予定でした。けれどニコールは『ムーラン・ルージュ』撮影中に痛めた足の具合が悪化してしまい、やむなく降板、ジョディが代役を務めることに。この交代のあおりを受けたのがメグの娘役サラ。ニコールの娘役として決まっていたのはドラマ『HEROES』のチアリーダー役で有名なヘイデン・パネッティーアだったのですが、ジョディとは親子に見えないということでヘイデンは降ろされてしまいます。代わりに決まったのは、後に『トワイライト』シリーズでブレイクするクリステン・スチュワート。確かにクールビューティーな雰囲気がジョディとクリステンは似ているかも!?

撮影中に主演俳優が事故死した『ワイルド・スピード』

『ワイルド・スピード』6作目のプレミアにて。ポールと相棒役ヴィン・ディーゼルと(Getty Images)

度肝を抜くカーアクションを連発する大人気シリーズ『ワイルド・スピード』。最新作の8作目は今年、公開予定ですが、2015年に公開された7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影中、大きな悲劇に見舞われてしまいます。3作目をのぞいてシリーズにずっと出演を続けていた主演のポール・ウォーカーが交通事故によって急死してしまったのです。約5か月間、撮影は中断、脚本はポール演じるブライアンが裏稼業から引退するように改稿され、ポールの代役を彼の弟ふたりが務め、声や顔をCGで合成することになりました。こんな交代劇は二度とあってほしくないですね。

メガヒット作『タイタニック』は、当初レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレットではなく、スタジオ側はマシュー・マコノヒーとグウィネス・パルトロウを推していたとか、ハリソン・フォードの当たり役『インディ・ジョーンズ』は、トム・セレックにファーストオファーがいっていたなど、あの役はあの人が演じていたかも!?なエピソードは盛りだくさん。その「もしかして」を想像してみるのも楽しいかもしれませんね。

文=安藤千晴

記事制作 : ISM

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