サミュエル・L・ジャクソン

キングコングとモスラがタッグを組めば、ゴジラに勝てる!? ―サミュエル・L・ジャクソン インタビュー

インタビュー

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文=増當竜也/Avanti Press

1973年のヴェトナム戦争末期に発見された未開の地、髑髏島。学者、カメラマン、軍人からなる調査隊が足を踏み入れたその地は守護神キングコングを筆頭に巨大生物の棲家だった……。あの有名な怪獣映画が『キングコング:髑髏島の巨神』として新たに生まれ変わった。さらに2020年には『ゴジラVSコング(原題)/Godzilla vs. Kong』の公開も予定しており、新コングへの期待は高まるばかりだ。今回、劇中で調査部隊を率いるプレストン・パッカード大佐を演じたサミュエル・L・ジャクソンに本作について聞く機会を得た。怪獣映画としてはもちろん、戦争映画としても楽しめる本作の魅力とともに、ゴジラについての話も出る貴重なインタビューとなった。

戦争映画的なことは意識しないようにしていたんだ

Q.歴代のキングコング映画では、何がお好きですか?

やはり1933年に製作された最初のものが好きだね。当時としては画期的な技術で作られている。今回のキングコングは髑髏島に1匹だけ、まるで末裔のように1匹だけ棲息しているわけだけど、まだ思春期も迎えていない少年のように僕は思えた。そして73年から月日を経て大人になり、やがてはある怪獣と対決するんじゃないかな?(笑)。

Q.あなたが演じたパッカード大佐は、アメリカ軍のことをよく知らない人には狂気の人物と捉えられる危険性もありますが、実はたとえ遺体であっても仲間は必ず祖国へ連れ帰るという米軍魂を忠実に体現しようとする模範的人物でもありますね。

そうだね。この映画の舞台はヴェトナム戦争末期の1973年を舞台にしているけど、必ず部下を連れ帰るという伝統は、今も米軍内にはちゃんと残されているんだ。また、パッカードも死んでいった部下たちの無念の想いをもってコングへの復讐を誓う。その鋼鉄の意思が実にうまく描出されているキャラクターだと思うし、そんな彼の復讐心は日本の文化とも共通するところがあるんじゃないかな。

Q.怪獣映画としても絶品ですが、戦争映画として捉えても実に面白い。

今回は軍事アドバイザーもなかなかの腕利きだったからね。そういったところも助かったよ。ただ、自分自身としては逆に戦争映画的なことは意識しないようにしていたんだ。もちろんあのヘリ部隊を見ていたら『地獄の黙示録』を思い起こすだろうけど(笑)。パッカードは常に何かに駆り立てられながら、己の信念を貫こうとしている。そんな男を演じることに専念したわけで、あとは見る人がどう捉えてくれてもいい。

記事制作 : Avanti Press(外部サイト)

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