映画『ひるなかの流星』は3月24日より全国公開

『ひるなかの流星』三浦翔平 インタビュー

インタビュー

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恋の三角関係、愛情より友情が鉄則

女子高生と同級生と教師の不器用な三角関係を描く、やまもり三香の人気少女漫画を実写化した映画『ひるなかの流星』で、オトナの男の包容力でヒロインの心を揺さぶる教師・獅子尾五月を演じた実力派俳優の三浦翔平が、恋愛観や同作について語った。

初恋のキラキラ、キュンキュン

Q:原作はティーン向けの初恋バイブルと称されていますが?

今だからこそ、キラキラな青春っていいなって思います。ヒロインのすずめを軸に物語が動くラブストーリーで、非常にキュンキュンするし男性目線でも楽しめる内容ですよね。原作にはコミカルさやシリアスさもあって、登場キャラクターの恋愛がきちんと描かれている。ただの少女漫画ではないと思いました。

Q:転校生すずめ、クラスメイトの馬村、担任教師の獅子尾の恋の三角関係をどう捉えましたか?

現実にあったとして、彼らのような堂々とした関係はないと思う。ただ、誰かを好きになる気持ちはどうしようもないことで、たまたま先生と生徒という関係だから問題視されるんですよね。

Q:ヒロインのピンチに駆けつける王子様のような獅子尾先生を演じてみていかがでしたか?

原作があって本当に良かったです。実際に若い男性教師は体育の教育実習の方くらいで、獅子尾のような若い担任教師はなかなかいないらしいですよ。これはキラキラとした青春と恋愛のファンタジー映画なんです(笑)。

表情やしぐさで好きを表現

Q:言葉だけではなく、表情やしぐさで好きという気持ちを表現していく難しさがあったと思います。

すずめが「先生、わたしのこと好き?」ってド直球で聞いてくるシーンがあって、それに対して獅子尾が「好きじゃない、ごめん」と答えるんです。でも、彼は好きだと伝えたいけど内心葛藤があって、自分の現状と置かれている立場、それに10代のすずめの未来への影響を天秤にかけたときに、彼女のためには自分の気持ちを偽らざるをえないと判断するんです。別れの言葉を聞いたすずめが部屋を飛び出して行った後に、1人残された獅子尾の感情をどう表すのかが難しかったです。

Q:どうされたんですか?

撮影の序盤に長野で撮影をしたんですけど、感情を逆算して臨んだんですが、どうしても気持ちがつながらなくて。その日の晩に新城(毅彦)監督と飲みに行く機会があったので、無理を承知で「あのシーンだけ、もう一度撮らせてもらえないでしょうか」とその理由を含めて相談したんです。実際に後日撮り直しまして、獅子尾が思っていることとやっていることは違うけど、観ている人には表情やしぐさでわかってもらえるように演じられたかなと。それに先日「別れのシーンはやっぱり撮り直して良かった」と監督が言ってくださって、うれしかったです。

恋愛観を赤裸々!恋愛極意

Q:もし今、恋の三角関係に落ちてしまったらどうしますか?

女・男・男の三角関係であれば、その相手によりますね。それほど親しくなければ気にせずアプローチするけど、親しい友人が相手なら絶対に自分が身を引きます。

Q:では身を引いて、2人が付き合いました、でも別れました。そのときまだ好きだったらアプローチする?

しないです! たとえ自分が彼女のことをまだ好きだとしても別れた友人とよりを戻してほしいから。もしも男側から別れを切り出したのであれば僕が身を引いたのに簡単に別れるの? って怒るし、女の子側が別れを切り出したのだとしたら、僕が2人の間に入ってフォローしますね。

Q:ご自身が好きな女性のしぐさは?

僕自身は女性の狙いが透けて見えちゃうので、完全に嘘だろうと思ってしまうんです。本当にピュアでそういうしぐさをしているのか考えたことがあって、友人とも飲み会で話題にしましたね。例えば女の子のビールジョッキの持ち方。持ち手を握るわけでなく、湯のみ茶碗を持つように両手で包むとか。しかも萌え袖(袖口をちょっと長くして手を覆うこと)で。好きな相手に自分をかわいいと思ってほしいのかもしれないけど、そういう子は絶対に無理! 仲間内での結論にたどりつきました。むしろ勇ましくジョッキをかかげるぐらいが好感を持てますね。男子会ネタですけど(笑)。

Q:10代の若い子たちに三浦流の恋愛の極意を教えるなら?

極意とは言えないけど、何事も経験に勝るものはないと思うので今できることを精一杯経験して、かな。ただ、すべてにおいて初めてのときは何をどうしていいのかわからないことだらけだろうけど、長い目で見たときに、フラれたり、別れたり、恋に傷ついて立ち直れないと思ったりしたとしても、それは今だけ。この人でなければ絶対に無理って感覚が10年間続くかといったら、9割の人は次の恋に進む。なぜならば先々で自分の存在の小ささに気付くし、それに自分自身も同じ経験をしてきたから(笑)。

取材・文:南樹里 写真:尾藤能暢

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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