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NHK番組や『夜は短し歩けよ乙女』も担当!大注目の劇団「ヨーロッパ企画」を今見ておくべき理由

コラム

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人気テレビ番組「水曜どうでしょう」の藤村ディレクターや、V6の井ノ原快彦など芸能界でもファンが多く、業界の注目度が年々増している劇団「ヨーロッパ企画」。京都を拠点に活動し、全国で1万人をも動員する実力と人気を誇りつつ、イベントや映画祭、DVDやテレビ番組制作、ラジオにWEB企画と多方面にわたってコンテンツ制作を行うなど、演劇の枠に囚われない活動を展開しています。
そんな「ヨーロッパ企画」の代表・上田誠が脚本を手がけているのが、現在公開のアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』。さらに、4月29日には、「ヨーロッパ企画」所属の俳優・本多力が主演を務める映画『食べられる男』も公開されるなど、映画界でも「ヨーロッパ企画」はその名を轟かせているのです。というわけで今回は、劇団「ヨーロッパ企画」を大フィーチャー。今後ますますの活躍を見せてくれるであろう彼らを「今見ておくべき理由」をお伝えしたいと思います。

理由その1・舞台作品が映画化!

1998年の結成以来、一貫してコメディにこだわった舞台を作り続けてきた「ヨーロッパ企画」。その作風は、日常会話を積み重ねてコメディへと昇華させるというもの。中には映画化されたものもあり、劇団結成2年目の2000年に上演された『冬のユリゲラー』は、2009年に『曲がれ!スプーン』のタイトルで公開されました。主演は長澤まさみ。エスパー集団が集う喫茶店に、エスパーを探す超常現象番組のADが現れることから巻き起こる騒動を描いています。また、2001年に上演された『サマータイムマシン・ブルース』は、2005年に映画化されました。とある大学の「SF研究会」のだらしない部員達が、目の前に現れたタイムマシンに翻弄される姿をコミカルに描いたストーリーで、瑛太が主人公を演じています。

理由その2・代表上田誠の多才さ

「ヨーロッパ企画」のすべての本公演の脚本・演出を担当しているのが、代表である上田誠。2016年に上演されたヨーロッパ企画の本公演「来てけつかるべき新世界」が岸田國士戯曲賞を受賞したまさに演劇界を席巻する才能の持ち主。手がけたアニメや映画作品もかなりの数に上り、2011年にはアニメ『四畳半神話体系』の脚本を担当。また、2012年には深夜ながら連続ドラマ『ドラゴン青年団』の脚本と第9回・最終回の監督を務めました。冒頭で紹介した通り、公開中のアニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』の脚本を担当、さらに『食べられる男』でも脚本協力に名を連ねるなど、この春からますます評価が高まること必至。バッファロー吾郎が主催する大喜利大会「ダイナマイト関西2010 third」で、お笑い芸人を抑えて優勝をさらうという笑いのセンスにも注目したいところです。

理由その3・頭に残る役者・本多力

新進気鋭の近藤啓介監督が第12回シネアスト・オーガニゼーション大阪に企画応募し、CO2助成企画として 制作した長編映画『食べられる男』。同作は、地球平和のために作られた条約「地球人被食制度」によって1週間後に宇宙人に食べられることを告げられた孤独な主人公が、宇宙人に食べられるまでの1週間、様々な出会いを経て過ごす様を描いた、斬新なストーリーです。この主役に抜擢されたのが、ヨーロッパ企画の看板役者である本多力です。
本多は、2016年のドラマ『闇金ウシジマくん Season3』でニート役として出演していたほか、ドラマ『家売るオンナ』にも営業マン役として出演。個性的なルックスと雰囲気から、ドラマや映画のチョイ役でも非常にインパクトの強い役者です。おそらく、その姿を見れば確実に「あ~どこかで見たことある」と思うはず。ちょっとクセのある頭に残る俳優として、これから需要が高まってくるのではないかと期待しています。


理由その4・NHK番組で企画制作担当中

ヨーロッパ企画はテレビ番組の企画・制作も行っているのですが、なんとNHK Eテレ(教育テレビ)でもいくつかの学校放送番組を手掛けています。小学校1~2年生を対象にした国語番組『ことばドリル』では、初歩の読み書きをテーマにしたコントを展開。コントの脚本を上田誠と伊勢村圭太が担当し、ヨーロッパ企画のメンバーが、言葉の読み書きで失敗する大人たちを演じています。また、道徳番組の『銀河銭湯パンタくん』もヨーロッパ企画が制作。宇宙人と地球人が共存する、今から300年後の地球を舞台に、銭湯の一人息子・パンタと宇宙人のパンキチが繰り広げる騒動を描いた人形劇です。脚本は角田貴志で、プロット監修が上田誠。パンキチの声を演じているのが本多力です。どちらも、一度見たら大人でもハマること間違いなし。これを日常的に見られる子どもたちがちょっと羨ましいです!

今後ますますの活躍が注目される「ヨーロッパ企画」。これまで知らなかったという人も、これを機に、要チェックですよ!

(文/もちづき千代子@H14)

『食べられる男』4月29日公開
キャスト:本多力 時光陸 吉本想一朗 ひと:みちゃん 中野陽日 石川ともみ 川口新五 杉山まひろ 申芳夫
監督:近藤啓介
脚本:小村昌士 ワインちゃん
脚本協力:上田誠(ヨーロッパ企画)
製作:YAMATON PRODUCTION ヨーロッパ企画/オポス
公式サイト:http://www.europe-kikaku.com/taberareruotoko/

記事制作 : H14

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