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ウザいけど決定版!娘への”父の愛ダダ漏れ”映画3選

コラム

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162分という長尺をものともせず、スクリーン・インターナショナルやカイエ・デュ・シネマなど、各国の有力誌が2016年の映画ベスト1に選んだ『ありがとう、トニ・エルドマン』(6月24日公開)。なんと、本作を観て惚れ込んだジャック・ニコルソンが自ら名乗りを上げ、ハリウッド・リメイクも決定した話題作です。

謎の男”トニ・エルドマン”に扮し、頑張り過ぎの娘を見守るウザい父

いつでも胸ポケットに変装用の入れ歯を忍ばせ、周りの人たちを笑わせるのを生きがいにしている父・ヴィンフリートと、ルーマニアのコンサルタント会社で働くキャリアウーマンの娘・イネス。

たまに顔を合わせても仕事の話しかしない娘のことが心配になり、ある日父は娘の職場を突撃訪問。ギクシャクしながらもなんとか父娘水入らずの数日を過ごし、無事にドイツに帰国したかと思いきや、今度は胡散臭い謎の男“トニ・エルドマン”として再登場! そんな父親の言動にウンザリしながらも、表向きはなんとか取り繕っている娘が、突如予想の斜め上を行く衝撃的な行動をとり始め、物語はいよいよクライマックスへ。

本作を観ればきっと、ホイットニー・ヒューストンの「GREATEST LOVE OF ALL」を娘が熱唱する場面でむせび泣き、思わぬ展開を見せる誕生日パーティーにあっけに取られ、そしてなんといっても幸せを呼ぶ毛むくじゃらの精霊「クケリ」の登場シーンに度肝を抜かれるはず。

その理由は、残念ながらこの映画の性質上、「とにかく見てのお楽しみ!」としか言いようがありませんが、「ハリウッド・リメイク版ではジャック・ニコルソンがどんな風に父親を演じるのか?」「娘はいったいどの女優が演じるのか?」と、観ているそばからいろんな妄想が頭を駆け巡ること請け合いです。

時空を超えて娘との約束を守ろうと頑張る父の壮大な愛『インターステラ―』

そんな『ありがとう、トニ・エルドマン』の公開に合わせ、娘を思う父の愛がダダ漏れしている作品を2本ご紹介します。まず1本目は、クリストファー・ノーラン監督によるSF超作品『インターステラ―』。マシュー・マコノヒー演じる主人公が、劇的な環境の変化や世界規模の食糧難で滅亡の危機にさらされた人類を救うため、新たな惑星探しのミッションを課せられ、ただひたすらに娘との約束を果たすべく、時空を超えて健気に頑張る姿が壮大なスケールで描かれます。

娘のために全身全霊をかけて闘う元CIA工作員の父の執念『96時間』

続いてご紹介するのは、リュック・ベッソン製作のサスペンスアクション『96時間』です。リーアム・ニーソン演じる元CIA工作員の父親が、パリ旅行中に何者かに誘拐された娘を救うため、仕事で培ったあらゆる知識と行動力を総動員して犯人グループを突き止め、「これでもか!」といわんばかりの大迫力で、次々と敵を打ちのめしていきます。

「いくらなんでも、入れ歯で笑いをとろうとするウザい父親と、マシュー・マコノヒーや、リーアム・ニーソンじゃ大違いでは?」と思われるかもしれませんが、いやいや、『ありがとう、トニ・エルドマン』だって、SFやアクションの要素はなくとも、娘を思う父の思いは、決して負けちゃあいないんです。嘘だと思ったら、ぜひ劇場で確かめてみてくださいね。

文 / 渡部喜巴

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記事制作 : dmenu映画

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