(c)2017 田辺・弁慶映画祭 第10回記念映画プロジェクト

山﨑賢人の大親友!注目の“個性派”若手俳優、岡山天音って?

コラム

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岡山天音。彼の名をご存知でしょうか? “それ誰”という人がいるかもしれませんが、彼は昨年の出演映画が『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ライチ☆光クラブ』など6本、今年もすでに3本を数える隠れた人気者。おそらく映画ファンなら写真を見れば、“あの彼か”と思う人も多いはずのちょっと気になる新進俳優です。

主役を喰いそうな個性派俳優として急成長

全てがそうではないですが、いい男=イケメンの俳優が人気を集め、主演を務めるのが映画やドラマの世界。これはいつの時代も変わらないといっていいでしょう。

でも、一方でそのイケメン主役を喰うような強烈な個性を発揮して、人気を得ていく個性派俳優も少なからず存在するのも確か。本人には失礼に当たりますが、彼は明らかにこちらの流れで頭角を現しそうなタイプ。実際、これまでモテ男のような役は皆無で、例えばどこにでもいそうな気弱そうな学生や真面目だけが取り柄の武士といった役柄で、脇役ながら独自の存在感を発揮してきました。そんな彼が5月20日公開の『ポエトリーエンジェル』では主演を務め、その役者としてのポテンシャルをいかんなく発揮しています。

イマドキのダメ男子役にぴたりとはまる

自主制作映画『独裁者、古賀。』が高い評価を得た飯塚俊光監督が手掛けた本作は、岡山の本領が発揮されているといって良い1作です。

作品は、ボクシングのリングに見立てたステージで、オリジナルの詩を戦わせる“詩のボクシング”に出場することになった22歳の青年、勤と、女子高生の杏を主軸にした人生の再生劇。今の嫌な自分を変えたいと願う彼らが詩のボクシングによって新たな一歩を踏み出す姿が描かれます。

ここで岡山が演じたのは梅農家である実家の手伝いをなんとなくしている勤。高校卒業して4年経ち、気づけば22歳になっていた彼だが、いまの仕事への情熱はまったく芽生えていない。ただ、これこそ天職で自分のやりたいと思えるようなこともまったくもって見つからず、先立つものもない。いわゆる夢も希望も抱けない典型的なイマドキの若者。そういったタイプの男性のダメさ、うじうじした性格、もどかしさをほんとうに見事に表現しています。特に秀逸なのがラストの詩を朗読するシーン。そこでの演技は、“今の自分を変えたい、俺だって輝けるかもしれない”、そんな勤の心の叫びと必死さが伝わってくるに十分。

ルックスはいけてなくて取柄もない。でも、自分なりに必死に生きていてがんばってもいる。その他大勢といっていい男子。岡山天音は今そういう役がもっともぴったりくる俳優といっていいかもしれません。

公私ともに大親友という山﨑賢人が友情出演

ちなみにこれはあるテレビ番組で紹介されて、ファンの間ではすでによく知られたことではありますが、彼は、いまもっとも売れっ子のイケメン俳優のひとりに挙げられる山﨑賢人と公私ともに大の仲良しとのこと。その友情の証か、本作には山﨑がワンシーン登場して、岡山と競演している。

憧れや夢を抱かせてくれるようなスターの存在も必要ですが、カッコよくはないけどどこか自身と重なって、自分の気持ちを代弁してくれるような俳優の存在もまた必要。そういう人物を輝かせてくれる個性派俳優たちの活躍がなければ映画もドラマも面白くならない。そんな俳優に飛躍していきそうな可能性を秘める岡山天音に注目してほしい。

(文/水上賢治)

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記事制作 : dmenu映画