『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』は4月15日より全国公開

『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』雨上がり決死隊(宮迫博之、蛍原徹)インタビュー

インタビュー

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いい意味でお互いに興味ない

永遠の5歳児しんちゃんが、謎の宇宙人と大冒険を繰り広げる25周年記念作品『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』。15年ぶりにコンビとして本シリーズのゲスト声優を務めた雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹が、本作に懸ける思い、さらにはお互いが抱くコンビ愛について本音で語った。

役に2人のキャラクターが生きている!?

Q:コンビで吹き替えを担当するのは『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』以来、15年ぶりですが、オファーを受けたときの率直な気持ちは?

宮迫博之(以下、宮迫):コンビでやらせていただけるのはすごく光栄なことなんですが、僕、声優の仕事がだいたい悪の親玉なんです(笑)。きっとそういうイメージがあるんでしょうね。

蛍原徹(以下、蛍原):前回は「わぁー」とか「あぁー」とか叫んでいるだけだったんですが、今回はやっとセリフが来たかー! って感じでしたね。素直にうれしかったです。

Q:久しぶりのアフレコ収録現場ですが、スムーズにいきましたか?

宮迫:前回(元足軽の野伏役)と違って、今回は悪い宇宙人役なので、なかなか比較はできないんですが、アフレコ自体は楽しかったです。悪の親玉なんですが、ちょっとコミカルなところもあって、キャラクターが面白かった。

蛍原:僕は標準語がしゃべれないんで、監督さんにすごく迷惑を掛けました。もう数え切れないくらいNGを出してしまって……OKをいただいたときも、いったい何がよかったのか、いまだにその違いがわからないです。

Q:宮迫さんは謎の宇宙人シリリの父・チチシリ役。どんなイメージで収録に臨まれたのでしょう?

宮迫:もっとコワモテなのかなと思っていたんですが、ユーモアに富んだシーンがたくさんあったので意外でしたね。ツッコミのシーンなんかは、自分なりのアプローチで表現しましたが、基本的にはアニメならではの演出があると思うので、監督さんにゆだねるというか、いろいろ教えていただきながら挑戦させていただきました。

Q:蛍原さんは、シリリと野原一家に近づく謎の男モルダダ役でしたが、いかがでしたか? ちょっと蛍原さんに顔が似ている気もしましたが。

蛍原:似てますかね? 全然違うような気がするんだけどなぁ。これ、オカッパじゃないし、モルダダは僕よりかなり細身。顔面力もあって怖そうな人やなぁというイメージですね。ただ、キャラクターがどうこういう次元じゃなかったです。とにかく標準語が……もう役以前の問題ですね(笑)。

「クレヨンしんちゃん」と自身の子供たち!?

Q:今回は宇宙人親子の物語が中心となっていますが、お二人とも子を持つ親として共感する部分、あるいは映画やテレビにまつわるお子さんとの思い出などありますか?

宮迫:15年前に参加した作品が公開された直後に息子が生まれたんですが、それが今や高校生ですからね。感慨深いものがあります。何作か劇場へ一緒に観に行ったこともありますし。今回の物語でいえば、僕は傲慢な父親役で、全てが自分の思い通りになると思っている。その父親に対してずっと従順だったシリリが、勇気を出して抵抗するシーンがあるんですが、「ああ、子供ってこうやって成長していくものなんだな」と息子に重ね合わせて観ていたら、グッときました。

蛍原:うちは娘なんですが、今、しんちゃんと同じ5歳。「今度、クレヨンしんちゃんの声のお仕事をやることになったよ」ってちょっと自慢すると、娘は大喜びで、「そこにはピコ太郎は出るの?」って聞くんです(笑)。たぶん、僕の仕事を少しずつ理解しているようなので、映画のお仕事=ピコ太郎に会える、みたいな、ゴッチャになりながらも興味津々みたいです。

一風変わったコンビ愛!?

Q.雨上がり決死隊は結成28周年ということですが、今、振り返ってみて、どんなことが胸に去来しますか? 若い頃は、お笑いユニット・吉本印天然素材でアイドル並みの人気を博したりもしましたが。

蛍原:血気盛んな20代前半の頃は、歌ったり、踊ったり、自分の思いに反することをやらされたりすると、「嫌なもんは嫌や!」みたいに反抗したこともありましたが、そういう経験があったからこそ、今があると最近、思えるようになりましたね。

宮迫:皆さんそうだと思いますが、生きていく中で、いろんな経験が全てつながっていくので、どれか1つでも欠けていたら、今の自分はないんだろうなと。28年を振り返ってみると、人生って積み重ねなんだと改めて思います。

Q:長きにわたり苦楽をともにしてきたお二人にとって、お互いはどういう存在なのでしょう? 

宮迫:そりゃまぁ、ねぇ、いないと困りますよね。僕の性格からしても、遅刻はするし、問題起こして迷惑を掛けたことも過去にはあったし、コンビを組めるのは、たぶんこの人しかいないでしょうね。ほかの人だったらとっくに解散していると思います。

蛍原:相方がいないと今がないのは当たり前の話なので、思いは同じです。ただ、ここまでコンビをやっていると、お互いに無関心というか、テレビに出ててもチェックしようという気は全く起こらない。コンビ愛がなくなったわけじゃないけれど、お互いに興味がないし無関心なんですよね。

宮迫:野球とかゴルフとか、蛍原さんが詳しい分野で何か聞きたいことがあるときは話しますよ。でも、普段はほとんど話さない。だから、一番無関心なコンビかもしれないですね。何をやっていても腹も立たへんし、気にもならない。でも、夫婦でこの程度の会話だったら、きっと離婚していますね(笑)。

蛍原:夫婦じゃなくて、コンビだからちょうどいいんでしょうね。

取材・文:坂田正樹 写真:高野広美

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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