刑事・牧村航(伊藤英明)[左]の部下・春日部信司を演じる竜星涼[右]-(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

ヒーロー→刑事に”転職”?戦隊ヒーロー出身俳優は刑事モノでステップアップ!!

コラム

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佐藤健、菅田将暉、松坂桃李……日本映画界で活躍する俳優に「仮面ライダー」「スーパー戦隊」などから、そのキャリアを本格スタートさせている若手が数多くいるのは周知の通りです。

その図式には、さらにある流れがプラスされる場合があるようです。それはヒーロー出身の俳優は、刑事モノ、サスペンスなどで主人公や周囲をフォローする(時にはお騒がせな?)若手刑事役で出演するケースが相次いでいること。実際に調べていくと“ヒーロー→刑事”への転職事例が結構あるんです。

【竜星涼】 キョウリュウレッド→『22年目の告白-私が殺人犯です-』で新米刑事に

“ヒーロー→刑事”の最も新しい例が、「獣電戦隊キョウリュウジャー」(2013〜2014年)で、キョウリュウレッド・桐生ダイゴを演じた竜星涼です。彼は『22年目の告白-私が殺人犯です-』(6月10日公開)で、警察署組織犯罪対策課の刑事・牧村航(伊藤英明)の部下で、これまた熱血刑事の春日部信司に扮しています。時効成立後に姿を現した元連続殺人犯(藤原竜也)と対峙する牧村に、時に叱咤されながらも彼に食らいついて捜査に励む姿を、熱演しています。

【竹内涼真】 仮面ライダードライブ→『ラストコップ』でも刑事続投!?

「仮面ライダードライブ」(2014年)で竹内涼真が演じた仮面ライダードライブ・泊進ノ介は、警視庁特殊状況下事件捜査課(特状課)に勤務する刑事という役でした。そんな竹内はTV&VODドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」の若き警部・若山省吾へ転身ならぬ“異動”をしています。

ところが、進ノ介のようなイケメンのエリート刑事かと思いきや、唐沢寿明が演じる熱血刑事・京極浩介との交流が災いし、回を重ねる毎にキャラクターがどんどん崩壊。そこが若山のユニークさを引き出しています。

鍛え抜かれた肉体を見せる一方、お尻をもまれたり、腹踊りをしたり、ついには仄かに想いを寄せる婦警・三島菜々子(桜井日奈子)から「キモ山」と呼ばれる始末。5月3日公開の『ラストコップ THE MOVIE』では、どこまでぶっ壊れたキャラクターになっているのか見ものですね。

【高橋光臣】 ボウケンレッド→「実験刑事トトリ」の安永刑事

「轟轟戦隊ボウケンジャー」(2006~2007年)で“頼れるチーフ”ボウケンレッド・明石尭を演じた高橋光臣。ラグビーで鍛えた屈強な肉体と男らしいマスクがおそらくピッタリだったのか、彼もその後NHKドラマ「実験刑事トトリ」(2012年)、「実験刑事トトリ2」(2013年)に出演。警視庁捜査一課の中年新米刑事・都鳥博士(三上博史)とコンビを組む若手刑事・安永哲平に扮しました。

高橋が演じるのは新米ではありませんが、年上の新米に振り回され、毎回なんらかの実験台にされる新米的な役回りで、視聴者を楽しませてくれました。

【青山草太】 ウルトラマンマックス→『デスノート』の松田刑事に

「ウルトラマンマックス」(2005-2006年)の主人公トウマ・カイトを演じた青山草太は、2006年公開の映画『デスノート』2部作で、夜神月(藤原竜也)にシンパシーを抱いてしまうL対策本部(後のデスノート対策本部)の捜査官・松田桃太を演じています。

カイトの真っすぐな性格の役柄を引き継ぐかのような松田刑事は2部作の終盤で重要な役割を果たし、10年ぶりの続編『デスノートLight up the NEW world』(2016年)にも同じ役で出演。ベテラン刑事になりましたが、変わらぬ正義感と熱血ぶりを見せていました。

この他、「星獣戦隊ギンガマン」(1998〜1999年)でギンガレッド・リョウマを演じた前原一輝、「特捜戦隊デカレンジャー」(2004〜2005年)でデカレッド・赤座伴番に扮した、さいねい龍二も、ヒーローから刑事への転職組。どうやら、ヒーローたちの次のステップとなる新たな活躍の場は、やはり悪者達に立ち向かう犯罪の現場がいちばんふさわしいようですね。

『22年目の告白-私が殺人犯です-』6月10日公開-(C)2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

文/イソガイマサト・サンクレイオ翼

記事制作 : サンクレイオ翼

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