AKB48卒業の鈴木まりや、「交際期間がもったいない!」恋愛解禁で目指すは“ビビビ婚”

インタビュー

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4月30日にAKB48からの卒業公演を控える、鈴木まりや。4月24日には自身初の妻役を演じた映画『いのちあるかぎり 木田俊之物語』が公開される。AKB48、SNH48で活躍した鈴木は、26歳の誕生日を節目として、約9年間所属したAKBの看板を下ろし、女優としてのソロ活動を本格化していく。今後の展望から、恋愛解禁となる自身の結婚願望を聞いた。

難病・筋ジストロフィーにも負けず、歌い続ける歌手・木田俊之の半生を描いた感動作。「撮影はちょうど1年前の桜が満開の時期でした。その時はAKB卒業なんてまだ考えていなくて」と時の流れの早さに目を細めながら「結婚した役は初めてだったので、貴重な経験だと思いました。しかも新婚という設定もあり、初々しい感じもちょうどよかったと思いますね。“聖子ちゃんカット”やハマトラファッションにも挑戦。昔っぽいレトロな雰囲気を表現できたと思います」と新妻役にまんざらではないよう。

AKB48に17歳で加入し、今年で9年目。「自分の中で一番長く続いたのが小学校6年間の義務教育とAKB48だけ。まさにAKBは生活の一部でした。楽屋も実家の部屋のような感覚で、メンバーとは家族以上に一緒にいた時間が長かった」と振り返る。そんな好環境にも世代交代の波。「周りは10代の若いメンバーばかりになり、26歳を迎えるにあたって次のステップに進むべきだと思いました。グループの一員でいれば、必ず誰かが見ていてくれるし、ステージにも立つことができるので、グループに所属していた方が安心だとも思いました。でも甘えてばかりではダメ」と奮起し、卒業を選択した。

グループを去ることに「寂しい気持ちはあるけれど、不安はありません」と言い切る。ソロになれば当然、浮き沈みはあるが「私は何でもポジティブ変換する性格。例えばこの先、5年間仕事がないという状況もあるかもしれない。でもその期間は自分自身を見つめ直す時間と捉えればいいと思っています」と前を向くことしか考えていない。

考えるだけではなく、実際に行動に移している。本作を通して「演技に対してまだまだ分からないことだらけ」と改めて痛感。映画出演は6作目だが、これまでの経験値をすべてリセットする気持ちで演技のワークショップに通い始めた。「ワークショップで相手役のキャラクターの履歴書を作る作業を出題された時は、夢中になり過ぎて気づいたら朝4時でした。以前出演した映画でショップ店員を演じた時は、ショップ店員の気持ちになって商品のプレゼン資料を作ったことも。私は感覚でわかるような天才肌ではなく、気になったことがあったら徹底的に夢中になってしまうオタク肌。努力あるのみです」。演技をする上で大切なのは、キャラクターに対する深い理解力。その点で鈴木のいう“オタク肌”は大いなる味方になりそうだ。

AKB48の“恋愛禁止”というルールからも解放される。「交際相手を作ったとしても、そこから色々と育んでいく時間がもったいないので、“この人だ!”と直感で思ったらすぐにでも結婚したいくらい」と“ビビビ婚”スタイルに憧れながら「優しい事を自分で意識せず、ニコニコしているような誠実な男性がいい。黒髪で高校球児みたいな爽やかさと清潔感が好み。野球好きならばなおさら!もちろん束縛はしませんよ」と妄想恋愛ノンストップだ。

妻役を演じたことで、家庭についても考えるようになった。「旦那さんと長くいると異性と見られなくなる倦怠期があるというけれど、私はそれも含めて夫を愛したいです。子供が生まれたら2人して一緒に協力し合いながら子育てをして、両親とも一緒に住みたい。そしてご褒美として女優の仕事もやっていきたい。山形での撮影中に熊野大社で縁結びのお守りを買いました。素敵な出会いがいつ訪れるのか楽しみ」と未来に思いを馳せている。

卒業公演後は「母親と2人で大阪旅行をします。AKBに入ってからは家族との時間もあまりとれなかったので、旅の工程もすべて自分で決めて、予約も初めて全部自分でしました。親孝行の旅になれば」とリフレッシュ期間に充てる。本格的なソロ活動スタートはそれからだ。「AKBでは“3時のおやつはまりやんぬ”と言われていたので、女優としては違う一面を見せていきたいですね。悪女役とか極端なキャラクターが面白そう」。“3時のおやつはまりやんぬ”の甘さは今後どう変化していくのか。

(文・石井隼人)

記事制作 : 石井隼人

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