(C) 2016 Right Productions, LLC 

これが実話なんて怖すぎ!殺人者カップルたちの非日常すぎる映画3選

コラム

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もしも好きになった相手が“殺人犯”だったら? 理想の恋と衝撃の事実の間で、グラグラ揺れ動く女心。忘れたいのに想いは募るばかりで……。5月13日公開の『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』の主人公・マーサが選んだ道は、“自分も殺し屋になる”という選択でした。

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本作はフィクションということもあり、殺し屋といっても2人の間に悲壮感はありません。でも、もし殺人を犯したカップルがいたら、そこにはどんな人間ドラマが繰り広げられるのでしょうか? 今回はそんな実話を元に、映画化した作品を3本紹介したいと思います。

現実世界からの逃亡計画『ナチュラルボーンキラーズ』(1994年)

1950年代にアメリカで起きた連続殺人事件をモチーフにしたといわれる作品です。出会ってすぐに恋に落ちたミッキーとマロリー。彼らが最初に殺したのは、マロリーの父親でした。その後は気の向くままに車で旅をしては、楽しむかのように人を殺してまわります。やがて、テレビでとり上げられた2人の姿は、若者の間で「クールだ」と話題になって……。

主人公であるミッキーとマロリーは幼い頃、親からの暴力を受けて育ちました。その時のトラウマはきっと海よりも深かったのでしょう。二人は人の命を奪い逃げることで、恐怖をぬぐい去ろうとしていたのです。

作中では二人は世間の間でヒーローのような扱いを受けますが、上映後、このカップルに感化された若者が殺人を犯したことは有名な話です。

愛と依存は紙一重『ハネムーン・キラーズ』(1970年)

“キラーズ”というキーワードから連想できる映画といえばこの作品。1940年頃に実際に起きた事件をモデルに作られました。

看護婦のマーサは文通クラブをきっかけに、1人の男性と知り合いました。彼の名前はレイ。やがてマーサはレイを愛するようになりますが、そんな彼女にレイは言います、「自分は結婚詐欺師だ」と。

しかし、彼の正体を知っても、マーサの恋心は冷めることはありませんでした。結局マーサはレイの姉と偽って、彼のそばにいることを選びます。しかし、レイが結婚詐欺の相手と過ごす姿を見て、マーサは彼女を衝動的に殺してしまうのでした。

その後もレイへの独占欲から、結婚詐欺の被害者を次々と殺していくマーサ。きっかけは文通というなんとも純朴なものでした。しかし愛というのは、一歩間違うと依存に変わり、やがて人を嫉妬の怪物へと変えてしまうものです。

嫉妬心に狂う女とそれに快楽を感じる男。ラストシーンで獄中にいたマーサに手渡されたレイの手紙は、「親愛なるマーサへ。僕が愛した女性は、君だけだったんだよ」という内容。なぜもっと早く伝えなかったのか。いや、愛していたなら、なぜ幸せにしてあげようとしなかったのか……。

社会の闇が生みだした『モンスター』(2003年)

怪物を生んだ発端は親の離婚、そして虐待でした。幸せとよぶにはかけ離れていたアイリーンの生涯。流れの娼婦として、すさんだ毎日を送っていた彼女の前に現れたのは、セルビーという女性でした。男に愛想がついていたアイリーンは彼女と過ごすうちに、彼女を愛し、一緒に生きることを決意します。

しかし、悪い客につかまってしまった彼女は、自殺しようと持っていたピストルで、その男を撃ち殺してしまいます。……やがて、彼女は娼婦として客を取り、その相手を殺す“モンスター”へと変わっていくのでした。

彼女を殺人へと狂わせた原因はなんだったのでしょう? いや狂ったなんていうのは、少し間違っているのかも。この時代の社会が彼女の生きる術を奪い、狂わざるを得なかったようにも見えます。

終盤は生きていることに疲れ切り、裏切りを受けてもなお愛する人を庇うアイリーンの愛に、涙がこぼれました。彼女だけが処罰を受けることが果たして正しいのか? ぜひ、ご自身の目で見て判断してください。

惚れた相手は、常識はずれの殺し屋!

恋は盲目といわれるように、ときに人を狂わす薬物にもなりえます。しかし、一方で恋愛は人生に花を添えてくれる魔法のようなものでもあります。

5月13日公開の『バッド・バディ!私とカレの暗殺デート』は、ダメンズ量産型女のマーサが主役の物語。ある時、コンビニで出会ったフランシスと恋に落ちてしまいます。ところが、彼は依頼人を殺してしまう“逆殺し屋”で、世界中の殺し屋から狙われている身でした。彼女が選んだ道は好きな人とともに生きること。お互いを認め合うことで生まれた最強すぎる能力に、愛の力の強さを感じます!

マーサを演じるのはアナ・ケンドリック。12歳でミュージカルに出演して、その後、史上2番目の若さでトニー賞にノミネートされました。そんなアナが今回演じるのはダメ女から強い女に変わっていく姿。誰もが共感できる成長の過程を、初挑戦だというアクションとともにご覧あれ!

(文/渡部有未菜@H14)

記事制作 : H14

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