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キンコン西野のインタビュー退席騒動に芸能界の反応は…“失礼な取材”はあるある?

コラム

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お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣が、番組ディレクターの失礼な態度に不快感を覚えてインタビュー中に退席した騒動が話題になっています。芸能界からもさまざまな反応があり、テリー伊藤の「SNSで誰かに報告するのは西野の弱さ」発言はさらなる議論を巻き起こしました。ただ、芸能人からすると“失礼なインタビュアー”というのは、珍しくない存在の様子……?

テリー伊藤「報告するのは弱さ」

発端となったのは、西野が4月29日に更新したブログ。彼の展覧会に読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」の取材が来たのですが、番組ディレクターが「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」「なんで炎上させるんですかぁ? もしかして目立ちたいんすかぁ?」と次々と失礼な言葉をぶつけたため、インタビュー途中で帰ったという報告でした。西野は、「信頼関係のないイジリはイジメなので、読売テレビさんがそれを良しとしても僕は肯定できません」とつづっています。

この西野の姿勢に苦言を呈したのが、テリー伊藤です。5月7日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」で、「気に入らないから途中で帰るのはいいんじゃないか」と理解を示した上で、「でも俺ならSNSでは言わない。2人の問題であって、それを誰かに報告するのは、西野の弱さだよね」とコメントしました。

しかし、西野はテリーの意見に納得いかなかったらしく、5月7日にブログを更新。「『サンジャポ』で自分の意思を表明することがセーフで、『サンジャポ』が取り扱ったブログで自分の意思を表明することが『弱さ』になる理由が、僕には1ミリも理解できません」と反論し、インタビュー現場には子供もいたため発言できなかったが、「二度とあってはいけないことだと思った」ため、ブログで退席理由をあらためて説明するに至ったとつづりました。ネット上では、どちらの意見に賛同できるか議論が巻き起こりました。

他にもインタビュー途中で帰った芸能人は?

無礼なインタビュアーというのは、芸能人にとって珍しくない存在のようです。俳優の坂上忍は5月4日放送のフジテレビ系「バイキング」で、「キャラ付けしてくるディレクターさんって結構いると思います。(キャラ付けを行うのが)芸人さんやタレントさんなら、ちゃんとした距離感で空気を読んで、これ以上行ったらヤバいとか引いてくれるけど、ディレクターさんはしょせん裏方側だから」と語りました。さらに「僕は2回くらい帰ったことがある」ともぶっちゃけました。

お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之も、5月12日放送の「バイキング」で、過去に取材拒否したインタビューについて明かしています。イベントで「インタビューさせてください」と声をかけられてOKを出したら、「ピースさんをお呼びしたつもりだったんですけど」と返されてしまったそう。相手は冗談のつもりだったようですが、さすがに宮迫も「あなた方のインタビューはもう受けられへんわ」と席を立ったと語っています。

インタビューの最優先事項とは?

筆者もいちライターとして、楽しげな内容にしたり、場を盛り上げるために、インタビュー中のイジリが有効なことは知っています。しかし基本的には、インタビュー中の最優先課題は、“相手の警戒心を解く”こと(わざと怒るようなことを言って素の反応を引き出したい場面もありますが……)。「このインタビュアーは自分を尊重してくれるようだ」と思ってもらうことが大事です。

ただ、文字媒体のインタビューだと少なくとも30分程度の時間は用意されます。一方テレビでは、イベントでのちょっとしたコメント取りなどになると、その半分の時間も確保できたらいい方ではないでしょうか。短い収録時間で“撮れ高”を確保しないといけないとなると、相手にリラックスしてもらうために最初は世間話から……なんて言っていられない場面もあるでしょう。同じインタビューをする立場として筆者は、今回の西野の騒動には、テレビによくある“忙しなさ”も原因に関わっているような気がしてなりません。

(文/原田美紗@HEW)

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記事制作 : dmenu映画