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悪役で振り返る『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウの大航海!

コラム

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ジョニー・デップの代表的キャラクターとなった孤高の海賊ジャック・スパロウの活躍を描く『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が7月1日に公開されます。そのエキセントリックな性格ゆえに数多の敵を作り、これまでもあらゆる曲者たちと対峙してきたジャックですが、ここでは悪役に焦点を当てて、彼の航海を振り返ってみたいと思います。

ジャックを裏切った仇敵・バルボッサ船長

ジャックを語るうえで外せないのが宿敵・バルボッサ船長(ジェフリー・ラッシュ)です。肩にペットの小猿を乗せたこの男は、アステカの金貨を盗んだ呪いで月明かりに照らされると骸骨化する不死身の体を持ちます

実はジャックとバルボッサの間には10年にもわたる因縁がありました。10年前、ブラックパール号を指揮しアステカの金貨を捜索していたジャックを、同じ船の一等航海士だったバルボッサが裏切り、孤島に置き去りにします。その後、命からがら逃げ出したジャックは、バルボッサへの復讐を胸に海賊として再起。ついに彼を倒し、ブラックパール号を取り返したのです。

ヒゲはタコ!手足はカニ!衝撃ルックスの幽霊船長降臨!

バルボッサを倒したジャックですが平穏な日々は長くは続きません。 タコの足のようなひげに、左手はカニのはさみ、右手はカニの足という衝撃的なルックスの海賊デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)がジャックに襲い掛かります。幽霊船フライング・ダッチマン号の船長であり、海を支配する彼は、ジャックを13年間ブラックパール号の船長にする代わりに、その期間が終わったら自分の元で100年間働き続けるという“血の契約”をジャックと過去に交わしていました。

ジョーンズとの約束を守らなかったため彼から命を狙われるジャック。ジョーンズの弱点である“心臓”を収めた宝箱の鍵を手に入れようと、再び航海を始めます。

ジャックに怒り心頭!海賊滅亡に執念を燃やす男

ジャックの敵は海賊だけに限らず、東インド貿易会社の権力者ベケット卿もその一人です。その昔、ジャックの雇い主だったベケットは、奴隷を運搬することを拒んだジャックに怒り、彼の船を沈め、さらに海賊を意味する“P”の烙印を押すように命じた人物。海運業の邪魔となる海賊を駆逐しようと企てるベケットにより海賊たちは窮地に陥ります。そこで一度は倒したバルボッサとジャックは「昨日の敵は今日の友」的な展開で手を組み、2人の活躍によりベケットは海の藻屑となるのでした。

“かつての恋人”と“最恐の海賊”が登場!

ロンドンでひっそりと息をひそめていたジャックでしたが、彼の前にかつての恋人である女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)が現れます。ジャックにそそのかされ海賊としての道を選んだにも関わらず裏切られた経緯を持つ彼女は、ジャックへの愛や憎しみを露にしますが、そうはいっても元恋人。ジャックを殺そうなんて考えてはいません。本当に怖いのが彼女の父 であり、“最恐の海賊”と呼ばれる黒ひげなのです。

黒魔術の使い手として、巨大な装飾剣で船を操り、船に装備されたギリシャ火薬で敵船を焼き尽くすという冷酷で残虐なキャラクター。ジャックはそんな黒ひげや、海軍などが入り乱れた「生命の泉」をめぐる戦いに巻き込まれてしまうのです。

『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』では、『ノーカントリー』(2007年)や『007 スカイフォール』(2012年)など名悪役俳優ハビエル・バルデムが“海の死神”サラザールを演じています。異様にジャックに対する執念を燃やすサラザールですが、過去にジャックが怒らせるようなことをしてしまったのでしょうか。怒れる男に対して、いつものようにふざけた態度で挑発に出るジャック、その運命は果たして!?

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(文/スズキヒロシ・サンクレイオ翼)

記事制作 : サンクレイオ翼

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