(C)2017「東京喰種」製作委員会(C)石田スイ/集英社

原作者も絶賛!東京喰種からジョジョまで、ハマリキャストの実写作品4選

コラム

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人気コミックの実写化が決まると、キャストや再現度に注目が集まるもの。そんな中、原作者が“イメージにぴったり”だと、出演俳優を指名したり、絶賛したりする作品もいくつかみられます。

現実にいたら“窪田正孝のような感じ”…『東京喰種 トーキョーグール』

世界累計発行部数3000万部突破を誇る大ヒットコミックを実写化した『東京喰種 トーキョーグール』(7月29日公開)。人を食らう怪人“喰種(グール)”と普通の人間がまじって暮らす東京を舞台に、ごく普通の大学生・カネキが事故をきっかけに半喰種となり、苦悶していく姿を描いています。

原作者の石田スイたっての希望で、カネキ役には窪田正孝が起用されました。石田はかねてより彼の風貌や演技力に注目しており、“カネキが現実世界にいたら、こういう感じだと思っていた”と、映画の公式サイトでも語っています。確かに、鋭い眼差しとどこかミステリアスな雰囲気をもつ窪田は、普段は控えめで実は恐ろしい面を隠し持っている……そんなカネキ役にぴったりな気がします。

作者の指名でリリー・フランキーがドハマり!…「銀と金」

今年3月まで放送されたテレビ東京系ドラマ「銀と金」は、ギャンブル漫画『カイジ』シリーズで知られる福本伸行のコミックを実写化した作品。ギャンブルに明け暮れる青年・森田鉄雄(池松壮亮)が、大物フィクサーの平井銀二(リリー・フランキー)に出会い、裏社会のマネーゲームを展開していく物語です。

番組公式サイトでは、キャスト決定時にリリーがコメントを寄せ、「原作があるものを演じるのは、ファンの方もいるので難しいところもありますが、そこは福本先生のご指名、ということで温かい目で見守ってください」と、福本の意向で起用されたことを明かしました。

劇中では僅かな微笑み、静かな口調をベースに、闇のお金を動かす不気味な銀二役を見事に体現。ネット上にはリリーがいい味をだしている! といった視聴者の好評コメントが多く上がっていました。

荒木飛呂彦「山﨑賢人くんを見て描こうかな」…『ジョジョの奇妙な冒険』

『オオカミ少女と黒王子』、『四月は君の嘘』(ともに2016年)など、多くの実写作品に出演してきた山﨑賢人。そんな彼が次に出演するのが、連載開始から30年を迎える人気同名漫画を実写化した『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(8月4日公開)です。

三池崇史監督が手掛ける同作は、原作の第4部にあたるストーリーを描いたもの。スタンドとよばれる特殊能力をもつ高校生・東方仗助が、怪奇事件を起こす凶悪犯と闘いを繰り広げていきます。山﨑は特異なリーゼントと長ラン姿をキメ、凄みのある表情をきかせて仗助を演じています。

原作者の荒木飛呂彦は、3月11日放送のTBS系「王様のブランチ」でMCの谷原章介と対談した際、実写化の感想を語っていました。「俳優さんたちが原作に近づいているのは、びっくりしますね」と話したうえで、山﨑のなりきりぶりにも感心した様子で「逆に山﨑くんを見て(これから漫画を)描こうかな」と、にこやかにコメントしています。

実写づくしの山﨑賢人に「僕の不安は晴れました」…『斉木楠雄のΨ難』

実写作品への出演が相次ぐ山﨑ですが、10月21日公開予定の『斉木楠雄のΨ難』の予告動画では、「ご覧の皆様、いま『山﨑賢人、実写やり過ぎじゃね?』と思いましたね? あなたの考えることはお見通しです。なぜなら僕は、超能力者だから」と、まさかの自分ツッコミをまじえたキャラ紹介を展開しています。

同作は『週刊少年ジャンプ』で連載中の同名ギャグ漫画を、テレビ東京系「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督により実写化したもの。山﨑は超能力者である主人公の高校生を演じますが、ポーカーフェイスにピンク色の不思議なヘアースタイルという出で立ちは、まさに原作キャラと瓜二つです。

そんな再現ぶりに原作者の麻生周一も「違和感がない! 奇抜な格好に負けない素晴らしいキャスト達のおかげで、僕の不安は晴れました!」と、実写化への不安を払拭できたことを映画公式サイトにて語っていました。

二次元キャラの完全再現は難しいもの。しかし、原作者が配役を希望したり、容認するコメントを寄せた作品であれば、原作ファンも不安や迷いを払って観ることができるのではないでしょうか?

(文/藤岡千夏@H14)

記事制作 : H14

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