小出恵介だけじゃない…不祥事によってお蔵入りした幻の作品たち

コラム

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6月にスキャンダルが発覚し、無期限活動停止を発表した俳優・小出恵介。この騒動によって、同月スタート予定だった主演ドラマ「神様からひと言〜なにわ お客様相談室物語〜」(NHK)が全編放送中止となり、関係者が対応に追われる事態となった。

クレームを解決するはずが、“クレームを生み出してしまった”小出

「神様からひと言〜なにわ お客様相談室物語〜」は、食品メーカーのお客様相談室に異動させられた小出演じる主人公がクレーム対応に奮闘する、というストーリー。直木賞作家・荻原浩の人気小説のドラマ化であり、小泉孝太郎や吉沢悠など実力派俳優が脇を固めるとあって、放送前から話題となっていたが、小出の活動休止騒動を経て、現在同時間帯では別番組が放送されている。

騒動を起こしたのが脇役であれば、代役を立てて撮り直せたかもしれないが、小出は主演であり、さらに放送開始日も芸能活動停止を発表した翌々日であったため、放送中止はやむを得なかったようだ。実は、このように出演俳優の不祥事によって放送延期やお蔵入りとなってしまった作品は少なくない。

高畑裕太スキャンダルでは元ハロプロ主演映画がお蔵入りに…

例えば、2016年の高畑裕太によるスキャンダルの被害は相当だった様子。高畑がスキャンダルを起こしたのは、映画『青の帰り道』の撮影で群馬に滞在していたときのことだ。同映画は、元ハロプロの真野恵里菜主演ということでファンからの期待は高かったが、残念ながら撮影は中断され、現在も白紙のままであるとのこと。いわゆる“お蔵入り”となってしまったようだ。

また、同じく高畑が出演予定だった24時間テレビ内のドラマ「盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜」(日本テレビ系)は、放送の1週間前にスキャンダルが起きてしまったため、すでに撮影は終了していたにもかかわらず、急遽、代役を立てての撮り直しを余儀なくされた。

代役や再編集で、なんとかピンチを乗り切った作品たち

最近では、俳優の橋爪遼が逮捕されてしまったことにより、5月より上映中だった映画『たたら侍』が上映中止に。出演シーンを再編集して再上映するという騒動があった。また、過去には米倉涼子主演のドラマ「かげろう絵図」(フジテレビ系)が、同事務所に所属していた高部あいの不祥事のために放送延期。こちらもすでに撮影は完了していたにもかかわらず、高部の出演シーンが多かったために再編集が必要となり、1年後にようやく放送された。

2006年に放送予定だった特別ドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン」(フジテレビ系)も、極楽とんぼ・山本圭一が出演する予定だったが、放送直前の不祥事によって延期せざるを得なくなった。ドランクドラゴン・塚地が山本の代役を務め撮り直し、4か月後に放送されたが、話題作とあってドラマ出演者がバラエティー番組などで積極的に番宣も行っていたため、関係各所への影響は甚大だったようだ。

7月スタートの「愛してたって、秘密はある」(日本テレビ)にも出演予定だった小出。こちらは小出の代役に賀来賢人を立てて放送するとのこと。人気俳優だったため話題のドラマへの出演も多かったのだが、今後はそれらのドラマを再放送することも難しくなりそうだ。作品のファンのためにも、これ以上、不祥事によってお蔵入りになってしまう作品が増えることのないよう願いたい。

(文/河村綾香)
記事制作 : エクスライト

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