石原さとみに藤原竜也も!『劇場版ポケモン』の歴代ゲスト声優が豪華すぎる…

コラム

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7月15日より『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』が公開された。『劇場版ポケットモンスター』の第20作目となる本作は、主人公のサトシとピカチュウの出会いや、「本当のパートナー」になるまでの冒険を描くことで、『ポケモン』の原点回帰を目指した作品だ。

ゲスト声優には、人気上昇中の俳優・本郷奏多や、タレント・モデルとして目覚ましい活躍を見せる佐藤栞里を迎えるなど、声優陣のキャスティングも見どころだが、声優陣が豪華なのは本作だけではない。歴代の作品には意外な大物俳優が出演し、そしてその作品のストーリーにまで影響を与えた例もあるのだ。

記念すべき第1作目には、名ミュージカル俳優の市村正親が出演

劇場版第1作目となる『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(1998年)には、「名ミュージカル俳優」と呼ばれて久しい市村正親が声優として出演している。その市村が声を演じたのは、本作の主役ポケモンである「ミュウツー」だ。

同作を手掛けた脚本家・首藤剛志によると、『ミュウツーの逆襲』のテーマは、「自分とは何か?」だという。人間によって創られた最強のモンスター・ミュウツーが、自己の存在を肯定するために人間に戦いを挑む、というのが本作の大まかなストーリーで、ミュウツーは常に自問自答している屈折したキャラクターとして描かれている。

市村は、過去に「劇団四季」のミュージカル『オペラ座の怪人』で主役のファントムを演じているが、このファントムも、暗く屈折した内面をもつキャラクターだ。ファントムの心境を理解した上で役を演じきった市村ならば、ミュウツーの声を的確に演じることができるという監督の目算があり、キャスティングに至ったのかもしれない。

また、市村がミュウツーの声を演じることが決まった直後、同作のシナリオの一部に、「ここはどこ? 私はなんだ?」といった演劇調のセリフを登場させたり、市村自身が「ミュウツーの性格はオペラ座の怪人ですね?」と言ったように、作中に『オペラ座の怪人』のオマージュと思われるシーンが盛り込まれるなど、出演声優のキャラクターに寄り添うような形で作品が作られていくという異例の制作過程が見受けられた。

超人気俳優の参加も珍しくない、ポケモン映画

さらには、第2作目となる『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』(1999年)には、国民的お笑い芸人のダウンタウン・浜田雅功が参加。関西弁を話すポケモン「ヤドキング」の声を軽妙に演じている。このことがきっかけとなり、『ポケモンカードゲーム』では、浜田がイラストを担当した「ハマちゃんのヤドキング」が登場することに。さらにその得意技は「どつく」と、まさに「浜田のヤドキング」だ。

このほかにも、劇場版第18作目『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ』(2015年)には藤原竜也が、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『ビクティニと白き英雄 レシラム』(2011年)の両作品には石原さとみが参加するなど、意外なキャストを楽しむことができるのが劇場版ならではの魅力だ。

20年以上作り続けられていることはもとより、超人気俳優の参加も珍しくない『劇場版ポケモン』。現行のゲームを遊ぶ子どもから、初代『ポケモン』世代のアラサーまで、この機会に『劇場版ポケモン』ならではの“スゴさ”にぜひ触れていただきたい。

(文/おがたま)

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記事制作 : dmenu映画

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