(C) 2016 Project Anth LLC All Rights Reserved. 『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』は、8月12日(土)より新宿武蔵野館他全国順次公開

ヒトラーも真っ青!? ナチス打倒に燃える “連合国軍”の活躍がまぶしい映画5選

コラム

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第二次世界大戦のさなか、ナチス・ドイツに占領された絶望的状況下のヨーロッパで、市民に未来への希望を与えた勇ましいヒーローたちがいました。それは、イギリス、フランス、アメリカを中心に結成された連合国軍です。

巨大な敵にひるむことなく勇猛果敢に立ち向かう彼らの戦いぶりは、後世数々の映画に刻まれ、世界中の人々に大きな勇気を与えてきました。連合国軍をはじめとする反ナチ勢力の清々しい活躍は、現代の混迷する世の中に様々なメッセージを投げ掛けています。時代も国境も超越し、私たちの心を揺さぶり続ける、ナチスへ立ち向かう“連合国軍”の活躍がまぶしい映画をご紹介します。

思惑の交錯と痛快すぎる衝撃のラスト━━『イングロリアス・バスターズ』(2009年)

クエンティン・タランティーノ監督映画において最大のヒット作となった『イングロリアス・バスターズ』(2009年)。ナチス占領下のフランスを舞台に、ナチス・ドイツ指導者の暗殺を企てる二人の男女の奮闘を描いた、娯楽的性格の強い痛快な戦争映画です。

上映時間は153分に及ぶものの、バイオレンス、コメディ、ロマンスの要素がバランスよく配合され、スピーディーに物語が展開していくので、中弛みもせず、退屈もしません。5つの章からなる特殊な構成は、情報量の多い複雑なストーリーを時間軸の操作によって上手に語ることのできるタランティーノ監督ならではの試みといえます。

この映画の面白味は、人物相関図に奥行きを持たせたところにあるといえます。ナチス・ドイツ軍とその掃討に燃える「バスターズ」との敵対関係を描くにあたり、単純にこれらを二極化するのではなく、そこにユダヤ人女性の復讐心や、ドイツ人スパイの思惑を交錯させ、膨らみを持たせています。史実を超越した大胆不敵なクライマックスシーンには、きっと度肝を抜かれるはずです。

緻密な戦略と折れない心で手に入れる勝利━━『ナバロンの要塞』(1961年)と『ナバロンの嵐』(1978年)

史実に基づく物語ではないけれど、連合国軍やパルチザンの活躍に胸がときめく映画として推薦したいのが、『ナバロンの要塞』(1961年)とその続編である『ナバロンの嵐』(1978年)です。

本作は、イギリス人作家アリステア・マクリーンによって、1957年・1968年に発表された同タイトルの戦争小説を原作としています。『ナバロンの要塞』(1961年)は、第二次世界大戦下のエーゲ海域におけるイギリス軍とナチス・ドイツ軍の激戦を、『ナバロンの嵐』(1978年)は、ユーゴスラビアの最重要戦略地点をめぐって連合国軍とパルチザンがナチス・ドイツ軍相手に繰り広げる死闘を描いた戦争ドラマです。

どちらも古い映画ではありますが、スリルいっぱいの任務遂行シーンやリアリティと迫力に満ちた戦闘シーンは、CGを多用した現代映画の演出には感じられない鮮烈なインパクトをもって私たちの心に迫ります。特に、『ナバロンの要塞』(1961年)は圧巻。ギリシャ軍・イギリス軍の全面協力によって具現化できたという壮大な戦場風景や、ハリウッドの伝説的名優グレゴリー・ペック演じるマロリー大尉の凛々しさ溢れる勇姿は必見です。

記事制作 : YOSCA

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