激やせでイケメンぶりも復活!『プリズン・ブレイク』ウェントワース・ミラーが撮影秘話を告白!

インタビュー

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米FOXで2005年8月29日に放送を開始したタイムリミット・サスペンス『プリズン・ブレイク』。脱獄、逃亡、反撃の物語と、シーズンごとに大きな流れはあるが、シリーズを通した最大のテーマは愛。兄弟愛、家族愛、友人や恋人に対する愛といった普遍的なテーマが、『プリズン・ブレイク』がほかの脱獄モノと一線を画し、万人を魅了する理由なのだ。

シーズン4から約8年の時を経たシーズン5では、冒頭からマイケルとリンカーンのスコフィールド兄弟が固い絆を試される事態に陥る。やむを得ない理由で死を偽装したマイケルと、彼が死んだ喪失感で薬物を運ぶチンピラに成り下がっていたリンカーン。ふたりが再会し、協力し合うことで、次第に兄弟愛と正義感を取り戻していく。壮大な脱獄劇はもちろんのこと、個性豊かな登場人物たちが繰り広げる愛の物語にシビれること間違いなしだ。

筆者は、『プリズン・ブレイク』シーズン5の撮影が終了間近のカナダ、バンクーバーの撮影現場で、マイケル・スコフィールド役のウェントワース・ミラーを直撃。シーズン4の撮影前後はストレスに苦しみ、甘いものが手放せない彼だったが、現在は心の平安を取り戻し、シリーズ当初のスリムな体型を取り戻した。45歳を迎えて、一般的には中年と呼ばれる年齢となったが、全く老いを感じさせない。タイトな撮影スケジュールの合間を縫って、ブラックコーヒー片手に取材部屋へ立ち寄ってくれた彼にお話を伺った。

Q:シリーズ復活のいきさつについて教えてください。

僕自身もシリーズが復活するとは思っていなかったから、嬉しい驚きだったよ。でも起こるべくして起こった、という感じなんだ。リンカーン役のドミニク・パーセルと僕は、『プリズン・ブレイク』の最後の撮影が終わった後、5年ほど会っていなかった。そんな僕らが『The Flash/フラッシュ』の撮影現場で再会したんだ。もちろん、役どころは『プリズン・ブレイク』とは、全く違うものだったけどね。その再会を機に2人で話し合ったんだよ。語るべきストーリーがあるとしたら、どんなものになるだろう?って。そして、僕らの方から、FOXに話を持ちかけたんだ。すると、FOXも僕らと同じようなことを考えていたんだ。話は自然とまとまっていったよ。

Q:シーズン5で、もっとも心を揺さぶられたエピソードは?

それぞれのキャラクターとの再会シーンだ。リンカーン、サラやティーバッグらと久しぶりに会うシーンを撮影したときは、ぐっと来たよ。ファンにとっても印象的なシーンになっていると思う。

Q:マイケルへ戻るために工夫したことはありますか?

マイケルにはユニフォームのようなお決まりの衣装がある。例えば、シーズン1は囚人服、シーズン2は黄褐色のスーツだった。シーズン5の数シーンで、紺色のパーカーを着ているけど、それは過去のシーズンでマイケルが似たような服を着ていたからなんだ。ファンへのサプライズとして、僕が意識的に衣装に取り入れたんだよ。

Q:衣装だけでなく、体型もシリーズ当初の精悍さを取り戻していますね。身体的な役作りについて教えてください。

僕は長時間のウォーキングをしているんだ。それが健康の秘訣と言えるかな。撮影に入ると、週6日、1日14時間というハードなスケジュールをこなさなければならない。撮影現場は幼稚園と同じようなもので、ひとりが風邪を引くと、あっという間に全員に移ってしまう。健康管理は、本当に大切だよ。

Q:撮影中、健康管理として、行っていたことは?

ビタミンCはなるべく摂るようにしている。果物と野菜をいっぱい食べるんだ。同時に、粉末状のサプリも摂るよ。それと、時間がある時は朝のストレッチ。食生活とエクササイズのバランスに気を遣うことが大切だと思う。長い撮影中は特にね。

Q: モロッコで行った撮影で印象に残った出来ことはありますか?

モロッコでの撮影は素晴らしい体験だったよ。街中であれほどの大規模な海外ロケは、これまで経験したことがなくて、すごく臨場感があった。撮影クルーは現地のモロッコ人とイギリス人が半々で、バンクーバーで撮っているスタッフたちとは別チームなんだ。幸運にも全てがうまく行ったと思う。挑戦のしがいのある撮影だった。撮影時間は長かったし、スタント、ファイトやアクション・シーンのどれもが、時差ボケとの戦いだった。まだ全員がバンクーバー・タイムだったからね。ちなみに、シーズン5の予告編(アメリカ版)は、すべてバンクーバーで撮影したんだ。撮影と編集の技術によって、まるで本当にモロッコにいるみたいな映像に仕上がっている。『プリズン・ブレイク』の魅力のひとつはそこにあると思うよ。そこがどこであれ、そこだ、と思わせてしまうところがね。

Q:シリーズ当初は、4時間半をかけたタトゥーのメイクが話題になりました。シーズン5でも同じくらいの時間がかかりましたか?

シリーズ当初は、1エピソードを撮影するたびに全身タトゥーのメイクを施さねばならず、メイクに数時間、落とすのに1時間かかっていた。今も昔もメイク技術は変わっていないけど、シーズン5では、腕と手がメインだから、一旦メイクをすれば、長い間そのままでいられる。撮影の度に長時間メイクする手間は省けたけど、1日の撮影が始まると14時間もの間、きちんと手を洗えなくて大変だったよ。ゴシゴシ洗えば、手に施したタトゥーのメイクが落ちてしまうからね。

Q:『プリズン・ブレイク』は、あなたの人生をどう変えましたか?

『プリズン・ブレイク』は、僕にたくさんの扉を開けてくれた作品だ。世界中の国を訪れ、地球の裏側にいるファンたちと触れ合うなんて想像していなかったよ。どこに行ってもファンに気付かれてしまうので、普通の旅行者にはなれないけど、素晴らしい経験をしたよ。シーズン4の放送が終わった後も人気は衰えず、ファンは増え続けている。こうしてシリーズ復活の機会も与えられた。こういうドラマとは、滅多に巡り合えないと思うよ。

『プリズン・ブレイク』シーズン5
◆レンタル・セル
8月11日(金)より、リリース開始
ブルーレイ:3枚組 ¥9,000+税
DVD:6枚組(本編5枚+特典1枚) ¥7,200+税
◆デジタル
字幕版:先行デジタル配信中
吹替版:8月11日(金)より配信開始
発売元/20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
(C)2017 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

『プリズン・ブレイク』シーズン1~シーズン4
新規会員登録初回31日間無料の【dTV】にて配信中
http://pc.video.dmkt-sp.jp/

取材・文/田嶋真理

記事制作 : 田嶋真理