映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』山﨑賢人 インタビュー

インタビュー

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ジョジョは役者人生の大きな財産

累計発行部数1億部を超える人気漫画を実写化した『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』で主人公・東方仗助を演じた山﨑賢人。オファーを受けた当時の心境や、彼の俳優人生において絶対に忘れられない作品になったという『ジョジョ』について語った。

先輩たちに支えられた安心感

Q:本作のオファーが来た時の心境はいかがでしたか?

ずっと「ジョジョの奇妙な冒険」という作品は知っていて。しかも今年30周年を迎える、自分が生まれる前から人気があって愛され続けている作品なので、すごくプレッシャーでした。読むと本当に面白いですし、キャラクターもすごく魅力的な人たちが多くて、特に主人公の仗助は演じてみたいと強く思っていました。確かにいろんな声をいただきましたが、現場で自分ができることは、漫画とアニメを観てジョジョの世界観をリスペクトした上で、仗助の内面的な大事な部分を表現すること。彼には髪型や服装にポリシーがあって、頭もよくて、そしてすごく人間ができている。役づくりではそこを大事にしていこうと思いました。そして三池崇史監督とご一緒したかったという気持ちもありました。

Q:撮影前の準備にはどのようなことを?

ベンチプレスや腕立て、懸垂などできることは一通りしました。筋トレ自体はあまり好きではないのですが、役のために頑張ろうと思いました。できるだけ体を大きくしようとしていたのですが、新田真剣佑という存在がいたので……(笑)。あとは原作をひたすら読みました。

Q:先輩の役者さんも多く、その中で座長を務めることへのプレッシャーも大きかったのでは?

もちろんありましたが、これだけ先輩方に支えられて『ジョジョ』という作品を作ることができるんだという、安心感のほうが強かったです。山田(孝之)さんも伊勢谷(友介)さんも三池組に参加されてきた方ですし、心強かったです。それまで山田さんと岡田(将生)さんとは直接お会いしたことはなかったのですが、同じ事務所ということで気にかけてくださっていたみたいで、そういう話も聞けてうれしかったです。

Q:先輩方に相談することも?

山田さんにはすごくお芝居のことなど、アドバイスをいただきました。伊勢谷さんとは雑談に始まり、この仕事をやる上での生き方なども教わりました。仗助を導いてくれる承太郎さんを伊勢谷さんが演じられたということは、自分にとってすごくありがたかったです。

Q:特に印象的な出来事はありましたか?

山田さんは制作発表会見に臨んだ時に初めてお会いしたのですが、その時僕はすごく緊張していて……その時に山田さんが背中をたたいてくれたんです。「俺でいう『クローズZERO』のような作品になるから。頑張れ」と言ってくれて。もうかっこいいなと。撮影現場に入ってからも本当にかっこよかったです。

全てがジョジョの世界!

Q:完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

面白いし、かっこいいなと。テンポもいいですし、世界観もあって。何よりも撮影現場にはいなかったスタンドがすごくて! 想像で演じていた部分が形になっていて感動しました。

Q:映像でご覧になって、この撮影苦労したな……とあらためて思ったシーンはありましたか?

アンジェロと直接対峙(たいじ)するシーンですね。時間的にも暗い中での撮影で、力みすぎてしまっていたんです。その時に監督が「(仗助は)キレすぎて、一周回って血の気が下がった感じ」とおっしゃって。その時にもすごく納得していたのですが、映像で観てみて、「こういうことだったんだ!」とすごく腑(ふ)に落ちました。

Q:監督からの指示は多かったのでしょうか?

すごく自由にやらせていただきました。スタンドの動きなどについては、わかりやすく動いて説明していただくこともありました。あんまり言われすぎるとガチガチになってしまうのですが、監督は一言声をかけるような感じでした。役者のテンションを上げてくださる監督です。

“ジョジョ”の撮影を終えて

Q:劇中では仗助の成長も描かれますが、ご自身の中でこの作品を通して成長した部分はありますか?

全部ですね。アクションやCGもあるこんなにも大きな作品は初めてだったので、どう切り込み、どう向き合っていけばいいのかということを学びました。そして同世代で頑張っている方や先輩方とご一緒できて、本当に刺激をいただきました。海外で1か月もロケをする点でも学ぶことがありましたし、本当に全部です。

Q:俳優・山﨑賢人にとって、絶対に忘れられない作品ですね。

忘れられないです。本当に大きな作品で、今までの自分とは違うイメージを見せられた作品になったと思います。長年愛されている作品に関わることができて、自分も何かを残すことができる俳優になりたいと思いました。『ジョジョ』は誰が演じても、いろいろなことを言われる作品だと思います。自分も今まで原作モノの実写化作品でさまざまな声を頂戴していますが、こんなにも面白いことってないんじゃないかと思うんです。この作品が作れたのは、きっとこのタイミングでこのメンバーが集まることができたからだと思います。本当に自分の役者人生にとっても大きな財産になりました。

Q:今回は第一章とのことですが、続編へのお気持ちは?

撮影の予定はまだないのですが、ぜひやりたいです!「やりたいなー!」とうずうずしています。

Q:原作漫画も読破されているとのことですが、次の展開に思いをはせることも?

それは 隆(神木隆之介)たちとよく話しています! 噴上裕也のハイウェイ・スターも好きなので(映像で)観てみたいですし、トラサルディー(レストラン)のシーンは演じてみたい! コピー能力がある間田のサーフィスとか、ジャンケン小僧のシーンも観てみたいです。シンデレラのシーンもないと、吉良吉影が……とかも思いますしね。いろいろな考えを巡らせていますよ(笑)。

Q:すっかりジョジョの虜ですね!

本当にいろんな世代に愛されている作品なので。映画も男女関係なくいろんな方に観ていただきたいです。生身の人間が演じる良さというものがあると思いますし、本当に見ごたえがあると思います。ぜひ映画館でジョジョの世界観にひたってほしいです。

取材・文:井本早紀 写真:日吉永遠

記事制作 : シネマトゥデイ(外部サイト)

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