女優の松居一代が、夫の俳優・船越英一郎との離婚問題で騒動を起こしています。船越英一郎の不倫疑惑を、YouTube動画やブログに次々と投稿。船越英一郎の事務所から、名誉毀損や業務妨害などを理由にした法的措置を発表された後も、攻撃の手を緩める気配はありません。

今やもっとも世間を騒がしている女優となった松居一代。しかし、これまでも芸能界には、いろいろなお騒がせ女優が登場してきました。今回は松居一代に負けずとも劣らない暴走っぷりを見せた、有名女優たちを紹介します。

恋愛相手に奥さんがいても平気です…葉月里緒奈

17歳でデビューし、アイドル女優としてテレビドラマやCMに引っ張りだこだった葉月里緒奈。当時は清純派のイメージが強く、透明感のある美少女といった雰囲気が魅力でした。

しかし、初主演した映画『写楽』が公開された1995年に、大スキャンダルが彼女を襲います。共演した真田広之と不倫交際していることが、週刊誌の取材で明らかになったのです。ここで驚きなのが、葉月里緒奈の対応でした。「私が家庭を壊したんじゃない、付き合い始めたときには家庭は壊れていた」、「恋愛相手に奥さんがいても平気です」などと、今ならネットで炎上しかねないような発言をあっけらかんと言ってのけたのです!

結局、真田広之は1997年に離婚に追い込まれます。その頃にはとうに交際に終止符が打たれていたようです。

その後もイチローとの交際、ナインティナインの岡村隆史への告白騒動など、恋の話題には事欠かなかった彼女。2002年にはかんしゃくを起こした末に、女性マネージャーに壺を投げつけて怪我を負わせたという疑惑が浮上します。これについて真相は不明なのですが、報道の直後に事務所を解雇されるに至っており、恋愛以外でもお騒がせキャラであることが浮き彫りになってしまいました。

現在は一般男性と二度の結婚と離婚を経て、セーブしてきた女優業を解禁して少しずつテレビ露出を増やしているところ。バラエティ番組進出の動きもあり、魔性の女が復活の兆しを見せています。

元祖プッツン女優の現在とは…石原真理子

80年代に活躍したお騒がせ女優といえば、人気ドラマ『ふぞろいの林檎たち』に出演して人気を博した石原真理子。玉置浩二との不倫を堂々と発表し、行方不明になり、宗教に入信し、芸名を何度も変え……。その数々の奇行により、“元祖プッツン女優”と呼ばれていました。

2006年には自伝『ふぞろいな秘密』を発表し、過去の男性関係を赤裸々に明かすなど、センセーショナルな内容で話題になりました。2007年には石原真理子自身がメガホンをとり、映画版まで公開。しかし、その後になって石原真理子は、「あの本は自分が書いたものではない」と言い出す始末です。近年はすっかり表舞台から姿を消しており、芸能界的には過去の人といった存在になっていました。

しかし、2017年7月、ここにきてまさかの大ニュースが飛び込んできました。なんと石原真理子が、コンビニでペットボトルのお茶と弁当を万引きしようとしたとの報道が流れたのです。ちなみに、コンビニ店員は、彼女が石原真理子であることに気づかなかったとか……。

男性関係の壮絶な過去を告白…遠野なぎこ

NHKの連続テレビ小説『すずらん』でヒロインを演じた遠野なぎこ。実力派女優として人気を博すも、その方向性は徐々にシフトチェンジしていきます。バラエティ番組に出演し始めたことをきっかけに、「不特定多数の男性と遊びたい」、「私、七股なんです」などと自由奔放なぶっちゃけ発言が相次いだことで、女優としての仕事が激減していきます。

さらに、2014年には結婚生活わずか55日のスピード離婚も発覚し、すっかりお騒がせ女優……というよりお騒がせバラエティタレントのイメージが定着してしまいました。

何より印象深いのは、2013年に発売された自伝的小説『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』での壮絶な過去の告白です。遠野なぎこは本書で、幼少期に実母から受けたネグレクトや虐待のリアルすぎるエピソードを綴っています

小学高学年になった遠野なぎこに、再婚相手と一緒にお風呂に入るように強要するその内容はあまりにも悲惨。今はその母親とは連絡をほとんどとっていないことを明かし、彼女の心傷の根深さを痛切に感じさせる一冊でした。

バラエティ番組では生き生きとした活躍を見せ、松居一代問題にも「絶対に許されることじゃない」と苦言を呈するなど、コメンテーターとしても頭角を現し始めた遠野なぎこ。そろそろ女優としても、もう一花咲かせてみて欲しいところですね。

“人じゃなかった時代”を経て人気女優から転落…沢尻エリカ

女優として人気絶頂だった2007年に、自らの言動が元でその座から一気に転落していった沢尻エリカ。ことの発端は、映画『クローズド・ノート』での舞台挨拶。終始不機嫌だった沢尻エリカは、コメントを求められても「別に……」の一言で返し、そのふてくされた態度や仏頂面に批判が殺到しました。これにより培ってきた清純なイメージが崩壊。“エリカ様”という女王様キャラのイメージが定着してしまいました。

2008年には、ハイパーメディアクリエイターの高城剛との結婚を発表しました。22歳差の年の差婚でしたが、結婚後わずか1年で離婚の意向を示しています。2012年5月の週刊文春の誌面では、高城剛から「沢尻エリカを脱がせてカネにしようとしている連中がいる」、「薬物依存である」などと衝撃的な発言が繰り返されるなど、お騒がせっぷりを披露しています。

2009年の事務所退所のタイミングも相まって、しばらくの間はスキャンダル女優のイメージが先行するハメになってしまいました。

しかし、2012年に蜷川実花監督作品『ヘルタースケルター』の主演で、彼女は堂々と映画界への返り咲きを果たしています。ヌードも厭わない体当たりの演技が好評を博し、再び女優としての評価が上がり始めたのです。

現在では母親役もこなす幅広い演技力を持った女優として、お騒がせの印象はほぼ消えた模様。“エリカ様”と呼ばれた当時の自分については、「当時約160件の取材やテレビ出演で精神的にピークだった」、「人じゃなかった時代」など、売れすぎて疲れ果てた結果の言動だったと語っています。今後は日本を代表する実力派女優として、名を馳せて欲しいものですね。

最近のお騒がせ予備軍として注目を集めているのは、NHK朝ドラ『純と愛』のヒロイン役を務めた夏菜。当時抱えていた心の闇や、プライベートの破天荒なエピソードを披露するようになり、ぶっちゃけ暴露キャラのイメージが定着しつつあります。このまま突っ走ると第二の遠野なぎこが生まれてしまう可能性大。今後も正統派女優としてやっていくのなら、ある程度のところでストップさせた方がいいように思うのですが……。

(文/もちづき千代子@H14)